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野菜|植物図鑑21-30件 / 全115件

野菜の一覧です。畑だけでなく、庭やベランダなど少しのスペースでも育てることができます。家庭で育てることにより、採れたてで新鮮な野菜を楽しむことができます。

野菜の代表植物:ブロッコリー、キャベツ、スイカ、トマト、パプリカなど

落花生(らっかせい・ラッカセイ)

  • 別名ピーナッツや南京豆とも呼ばれるラッカセイは、一年生の草本で、草丈25~50cmほどになり、夏に黄色い蝶のような形の花を咲かせます。

    昼に開いた花は夜にはしぼんでしまい、子房柄(しぼうへい)という茎を地面へ向かって数日かけて伸ばします。子房柄(しぼうへい)が地中に潜り込んで実をつけます。花が落ちて地中で実が生まれることから「落花生」と名付けられました。

    日本では千葉県で全体の75%程度を生産していますが、消費量の8割以上を中国やアメリカからの輸入に頼っています。食べ方は栄養が豊富で、日本では乾燥させて炒ったものを、おつまみとして食べることが多いです。

小豆(あずき・アズキ)

  • 小豆の原産地は東アジアで、古くから日本にとても親しみのある一年草です。寒さに弱く、温暖な気候を好みます。霜にも弱いため、種をまくときには地温が10℃を超える頃にならないと、上手に発芽しません。

    小豆は、地域の気象条件や栽培時期に適した品種を選ばなければ、実がしっかりつきません。そのため、地域の園芸店、ホームセンターなどで扱っている種子を選ぶと、間違わずに購入することができます。

    小豆の品種は、大きく分けると「夏小豆型品種」「秋小豆型品種」「中間型品種」の3つに分けられます。

    「夏小豆」は、栽培期間中の平均気温の累積が一定レベルに達すると、開花がはじまる性質です。沖縄を除き全国で栽培されます。

    「秋小豆」は、日の長さが一定時間なると開花する、短日植物の性質を持っています。主に、西日本で栽培されます。

    ※短日植物…日照時間が短くなると花が咲く植物のこと。

    「中間型小豆」は、字の通り夏小豆と秋小豆の中間の性質で、中部地方の山間部、東北地方で栽培されています。

    小豆の日本での産地は、北海道が80%を占めており、ほとんどが和菓子用のあんに用いられます。他には赤飯、ようかん、甘納豆、汁粉などに使用されています。

    小豆という名前の由来は、江戸時代の学者・貝原益軒が「あ」は「赤色」、「つき」「ずき」は「溶ける」という意味があったことから小豆になったなど、諸説存在します。小豆の歴史も古く、中国の世界最古の薬学書の中にも、小豆が登場します。日本でも、古来小豆は薬として使用されていました。

ハヤトウリ(はやとうり・隼人瓜)

  • 1917年に最初に鹿児島に持ち込まれたことから、「薩摩隼人の瓜」=ハヤトウリと呼ばれるようになりましたが、1株から50~100個以上も収穫できることから千成瓜ともいわれています。

    地中にサツマイモの形に似た塊根があるため、冬の間株周りを防寒して根が腐らなければ、つる性の多年草なので翌春に芽を出します。塊茎で増やす他にハヤトウリは種から育てることができます。この種の植え方は独特で、ハヤトウリの果実をそのまま植えて育苗します。家庭菜園で育てる際に、うっかり何株も植えてしまうと収穫量が大変なことになりますのでご注意ください。

マクワウリ(まくわうり・真桑瓜)

  • メロンの原産地は現在アフリカ大陸説とインド説が存在します。というのも、メロンが世界各国に様々な品種、変種が存在するためです。このマクワウリもメロンの一種で、つる性の1年草です。日本でも古くは縄文時代にマクワウリが食べられていたとされています。

    マクワウリという名前の由来は、現在の岐阜県の当時真桑村と呼ばれていた産地のマクワウリが良品だったことから、真桑瓜(マクワウリ)という名前が付けられ広まりました。

    マクワウリは様々な品種と呼び名があります。味瓜(アジウリ)、甘露(カンロ)、甘瓜(アマウリ)、甜瓜(テンカ)など地方によって呼ばれ方も違い、黄色や緑色、縞模様、丸形や俵型など姿形の異なるマクワウリがあります。

    現在はメロンの方が市場に多く出回っていますが、以前はマクワウリが主流で日本のお盆のお供えにも欠かせない果物の一つでした。

    「ネット」と呼ばれるメロンの皮に出来る模様のない「プリンスメロン」は、マクワウリとメロンをかけ合わせたものです。

アーティチョーク

  • 地中海原産のキク科の野菜としては大型で、アザミに似た多年草のハーブです。

    アーティチョークは日本では食材としてあまり普及しておらず、一部のレストランで提供されている食材といった印象が強い野菜です。

    アーティチョークは大きな蕾ごと店頭で売られているものの、そこから下ごしらえをして食用となる部分はごくわずかになります。初めて食べる方は、物足りなさを感じるかもしれません。

    しかし、一度食べたことがある方なら、その美味しさのために面倒な下ごしらえも進んでするほどの美味しさです。味はユリ根のようなお芋のようなデンプン質の甘みをもちます。

アサツキ(あさつき・浅葱)

  • 現在栽培されている野菜のほとんどは外国原産のもので、日本原産とされる野菜はわずかしか確認されていません。その貴重な日本原産の野菜の一つがアサツキです。アサツキは多年草で冬は浅い休眠期に入りますが、0℃近い低温でも停滞しながらも生育することができます。耐寒性に優れていたために、東北地方のような寒いところで栽培されていました。

    冬が過ぎ、春になると活発に生育しだし収穫時期になります。4月下旬にはだんだん生育が衰えだし、5月にかけて花茎が伸び、6月上旬頃にアサツキの花が開花します。開花後は地上部が枯れ、7月には種球(鱗茎)の状態で休眠期に入ります。家庭菜園で栽培するときは、休眠からあける8月中旬から9月上旬頃にアサツキの種球(鱗茎)を植え付けることで、10~11月、3~4月頃に収穫時期を迎えます。

サトイモ(さといも・里芋)

  • サトイモはとても古くから栽培されている野菜です。日本では稲作以前の縄文後期にはすでに存在していました。

    山の芋に対して、里で育てられるためサトイモといわれるようになりました。草丈、葉ともにとても大きく生長するサトイモは地下茎の部分を食用とします。株の中心に親株ができ、その周りに子株、孫株ができます。

    高温多湿を好むため、地上部は霜に当たると枯れてしまいます。そのため、寒冷地である北海道での収穫は困難だといわれています。病害虫に強く日陰でもある程度育ち、土質も選ばないためとても育てやすい野菜です。ただ、乾燥にはとても弱いので水切れには注意しましょう。

    サトイモは産地や栽培状況によって草丈の大きさも葉の大きさもかなり変わります。アニメの主人公のように大きくなったサトイモの葉を傘のように使ってみたい気持ちになります。

チンゲンサイ(青梗菜・チンゲン菜)

  • 1年のうち3/4以上の種まき期間があるチンゲンサイは、非常に育てやすい野菜のため家庭菜園でも定番の野菜です。夏の暑さにも強いですが、生育適温が20℃位なので秋に種をまいて育てたほうが大株に育ちます。

    種をまいてから収穫まで50日ほどで収穫できますが、チンゲンサイは株ごと収穫するだけでなく、外葉からも順次収穫できるので長い間収穫を楽しめる野菜です。

    原産地である中国では、結球しない菜類を「小白菜」といいます。チンゲンサイは「小白菜」の一種で、中でも葉柄部(軸)が緑色になっていることから「緑白菜」ともいわれ、「小白菜」と区別されています。

    アブラナ科の野菜のため、冬の寒さで春にとう立ちし黄色い花を咲かせます。花が咲くころには葉の筋が硬くなるため食味は落ちます。葉の柔らかいうちに収穫しましょう。

九条ネギ(九条ねぎ)

  • 九条ネギは数あるネギ属の中でも主に京都で栽培される伝統野菜で、全国的に京野菜の代表格として知られています。九条ネギは一般的な長ネギよりも青い葉の部分が多い青ネギで、他のねぎと比べてぬめりが多いことが特徴です。

    九条ネギの栽培の始まりは、平安時代にまでさかのぼります。「続日本後記」に九条村(現・京都市南区九条)での水ねぎの栽培記録が記されています。

    この九条村一帯は、ねぎを栽培するのに大変適した土壌だったこと、この地域の農家によって熱心に栽培されたことから九条ネギが広がったといわれています。

    九条ネギにまつわることはこのほかにも、弘法大師(空海)にまつわる話があります。「弘法大師(空海)が東寺の近くで大蛇に追われて逃げ場を失い、ねぎ畑に逃げて身を隠して難を逃れた」という言い伝えから、そのことから東寺の五重塔の上に「ねぎ坊主」が付けられたともいわれています。

    ねぎのつぼみは僧侶に似ていることから「ねぎ坊主」と例えられたり、匂いが強いことから邪気を払うとされていることから、ねぎの花は神聖なものとみなされていたようです。確かに、御神輿の屋根についている玉ねぎのような形の「擬宝珠(ぎぼし)」は、ねぎ坊主を模倣したものといわれています。

    昭和天皇の大葬の儀において、天皇の御霊柩にもねぎ坊主の形をした飾りが置かれていたことから考えてみても、とても気品ある高貴な野菜といえます。

エシャレット

  • エシャレットは多年草で、開花しますが種子は作らず鱗茎で繁殖します。

    エシャレットという名前に、とても似た名前の野菜で、エシャロットというものがあります。時々同じものとして扱われますが、全く別の野菜です。

    エシャレットとは、若採りのラッキョウのことをいいます。当初若採りラッキョウが「エシャロット」として市場に出回ったため、今でも混同してしまう原因となっています。両者を間違わないようにするために、エシャロットを「ベルギーエシャロット」と呼ぶことが多いようです。

    らっきょうの若採りであるエシャレットは、辛みを持つ代表的な五大野菜「五辛(ごしん)」の一つではありますが、一般的ならっきょうほど香りやクセが強くなく、生のまま食べられます。

    ちなみに、エシャロットは玉ねぎの仲間で、主にオランダやベルギーなどヨーロッパからの輸入品が多くを占めます。

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