ハヤトウリ(はやとうり・隼人瓜)の育て方・栽培|植物図鑑

植物名
ハヤトウリ(はやとうり・隼人瓜)
学名

Sechium edule

英名
chayote、christophene、mirliton、vegetable pear
別名・流通名
千成瓜
科名
ウリ科
属名
ハヤトウリ属
原産地
中央アメリカ

ハヤトウリ(はやとうり・隼人瓜)の特徴

1917年に最初に鹿児島に持ち込まれたことから、「薩摩隼人の瓜」=ハヤトウリと呼ばれるようになりましたが、1株から50~100個以上も収穫できることから千成瓜ともいわれています。

地中にサツマイモの形に似た塊根があるため、冬の間株周りを防寒して根が腐らなければ、つる性の多年草なので翌春に芽を出します。塊茎で増やす他にハヤトウリは種から育てることができます。この種の植え方は独特で、ハヤトウリの果実をそのまま植えて育苗します。家庭菜園で育てる際に、うっかり何株も植えてしまうと収穫量が大変なことになりますのでご注意ください。

ハヤトウリ(はやとうり・隼人瓜)の詳細情報

園芸分類 野菜
耐寒性 弱い
耐暑性 やや強い
耐陰性 やや弱い
花色 クリーム色
開花時期 9~10月

ハヤトウリ(はやとうり・隼人瓜)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
収穫

ハヤトウリ(はやとうり・隼人瓜)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりを好みます。風通しの良い場所で育てましょう。

温度

生育適温は20~23℃以上です。

用土

プランター栽培の場合は、野菜用の培養土で育てましょう。
畑栽培の場合は、堆肥や元肥を入れる2週間前位には石灰を入れ耕しましょう。その後堆肥と元肥を入れ土になじませましょう。

ハヤトウリ(はやとうり・隼人瓜)の育て方のポイント

水やり

土が乾いたら、たっぷり水を与えることが大切です。
特に真夏のプランター栽培は、土の乾燥に気を付けましょう。

肥料

ハヤトウリの追肥は1か月に1度の割合で与えます。

病害虫

病気はウリ科がよくかかるうどんこ病になりやすく、害虫はアブラムシハダニなどに注意が必要です。

ハヤトウリ(はやとうり・隼人瓜)の詳しい育て方

選び方

ハヤトウリはあまり苗の出回らない野菜です。種は昨年収穫したハヤトウリを発芽させないように低温で貯蔵したものを使用します。

種まき

昨年収穫したハヤトウリの果実を新聞紙などにくるみ、12℃以下の場所で貯蔵していたものを使用します。
ハヤトウリの果実のお尻の部分から芽が出てくるので、芽が出てくる方を上向きにして土面から少し出し、反対側は土に埋めましょう。この時、深く植えすぎることのないように気を付けましょう。
種が実に包まれているので、水を与えすぎて果実を腐らせないように気を付けましょう。
種は畑に直にまいてもいいですが、大きめの育苗ポットで育苗してから植え付けることが多いようです。

植え付け

高温を好む南国生まれの野菜なので、関東では5月の連休中以降が最適です。とても旺盛につるが生長しますので、十分な株間をとりましょう。
育苗ポットで育苗したハヤトウリの芽が、10cm位に伸びた頃植え付けます。
種まきと同じようにハヤトウリの芽を上にして、半分土に埋まった状態にします。
プランターで育てる場合は、根の生長もプランターの大きさまでしか育たないので、収穫量は落ちるようです。

摘芯(摘心)・摘果

ハヤトウリの果実は孫づるに多くつきます。そのため、ハヤトウリが本葉5~6枚のころ親づるを摘芯して、子づるを伸ばします。その子づるが1m以上伸びた頃、子づるを摘芯し孫づるを伸ばします。

ハヤトウリは短日植物なので、日が短くなる8月下旬以降にクリーム色の花をつけます。

収穫

花が咲いたら2週間から3週間ほどで収穫時期になります。未熟な状態で収穫するので、ハヤトウリの実が膨らんだら食べごろです。
反対に翌年の種用にするハヤトウリは、開花後50~60日位まで完熟させましょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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