水菜(みずな・ミズナ)の育て方・栽培|植物図鑑

植物名
水菜(みずな・ミズナ)
学名

Brassica rapa

英名
Mizuna、Mibuna
和名
ミズナ
別名・流通名
京菜
科名
アブラナ科
属名
アブラナ属

水菜(みずな・ミズナ)の特徴

水菜の名前の由来は、畝間に水を溜めて栽培されたことから「水入り菜」と呼ばれ、そこから水菜と呼ばれるようになりました。水菜は昔から主に京都を中心に栽培されてきたので、関西以外では「京菜」と呼ばれることがあります。同じ水菜でも品種によって、株の形が横に広がる広茎の水菜や上に伸びる縦長の水菜があります。

水菜はアブラナ科特有の黄色い十字の形の花を咲かせます。花が咲いた後、水菜が種を作る時、自分以外の花粉を付けることによって受粉します。そのため、他の植物や他の品種と交雑しやすい性質があります。種を採取するときは、他の種類と交雑しないように、隔離して栽培する必要があります。

これだけ親しまれている水菜の歴史は、いつどの時代にどこから伝わってきたのか判明していません。この一つの要因として、水菜の交雑する特性のため、記録文書と照らし合わせ、同じ植物と特定できないことが考えられます。

水菜にとても似ている野菜として、同じく京都の伝統野菜「壬生菜(みぶな)」があります。違いは葉がギザギザしているか、していないかの違いです。ギザギザしている葉が「水菜」で、丸みのある葉が「壬生菜(みぶな)」です。

水菜(みずな・ミズナ)の詳細情報

園芸分類 野菜
草丈・樹高 15~50cm
耐寒性 やや強い
耐暑性 やや弱い
耐陰性 やや弱い
花色 黄色

水菜の保存方法

水菜は京都の冬野菜として親しまれて鍋や漬物の食材として使われてきました。有名な京都、大阪の「はりはり鍋」には欠かせない野菜です。関西では昔から食べられていた水菜ですが、全国的に広まり食べられるようになったのは平成以降です。今では日本の食卓に欠かせない葉物野菜の一つです。品種改良などにより、癖のなさとシャキシャキした食感で、苦味もあまりないため、サラダとして食べることも多くなりました。

冷蔵保存

湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包み、乾燥しないようにビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。

冷凍保存

水菜を軽く茹でた後、しっかりと水気を絞り、小分けにしてラップにくるみます。その後、密封袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。

水菜(みずな・ミズナ)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
収穫

水菜(みずな・ミズナ)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりを好みます。風通しの良い場所で育てましょう。

温度

生育適温は15~25℃ですが、耐寒性に優れているので、真冬でもゆっくりですが生育します。

用土

水菜をプランターで栽培する場合は、野菜用の培養土で育てましょう。
畑栽培の場合は、堆肥や元肥を入れる2週間程前には石灰を入れ耕しましょう。その後堆肥と元肥を入れ土になじませましょう。

水菜(みずな・ミズナ)の育て方のポイント

水やり

発芽時や生育初期に乾燥すると生育が悪くなるので、水やりはこまめに行いましょう。生育後期は、加湿に注意しましょう。

肥料

本葉が3~4枚になった2回目の間引きの頃に、1度追肥をしてください。その後は、生育状態を観察しながら、適宜追肥をしますが、肥料の施しすぎはアブラムシなどの病害虫が発生しやすいので注意しましょう。

病害虫

アブラムシ等が発生する事があります。日頃からニーム木酢液などの忌避剤を使用したり、寒冷紗などでアブラムシの被害を防ぎましょう。
比較的病気には強いですが、土壌が加湿すると立ち枯れ病が発生しやすく、低温多湿の時には白さび病が発生しやすいので注意しましょう。

水菜(みずな・ミズナ)の詳しい育て方

種まき

1cm間隔ほどにすじまきにして、種が隠れる程度にかるく土をかぶせます。

間引き

葉の生長に合わせて順次間引いていきましょう。
本葉1~2枚の頃に3~4cm間隔。
本葉3~4枚の頃に5~6cm間隔。

アブラナ科特有の黄色い十字の形の花を咲かせます。

収穫

水菜の収穫時期は、品種にもよりますがいろいろ選べます。
小株採り…草丈25~30cm、大株採り…草丈40~50cm。
水菜は外葉から順次収穫することで、長い間収穫することができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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