インダストリアルインテリアの大切なポイント! おしゃれな実例集と一緒にご紹介♪
三原広美
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インダストリアルインテリアに欠かせないアイテム:ヴィンテージ家具
ヴィンテージ家具を配置すると、そのユーズド感のおかげでインダストリアルインテリアに温かみが加わります。リビングの主役と言えばソファですが、コーヒーテーブルや照明などもヴィンテージとして導入しやすいアイテムです。
インダストリアルインテリアに欠かせないアイテム:ペンダントランプなどの照明
インダストリアルインテリアの照明でよく使われているのが、「ペンダントランプ」と呼ばれる照明です。ランプは、昔の工場や倉庫で使用していたような懐かしいフォルム。横から見ると、とんがり帽子のようにも見えるかわいいシェードが特徴です。かわいく懐かしいフォルムを、あえて無機質で重厚感のあるスチールで仕上げたものは、渋さや格好良さという感じも加わっています。
スポットライト風にフロアスタンドタイプの照明を選ぶとお部屋のアクセントにもなります。渋くてクールなデザイン性のあるものを照明に取り入れれば、照らすという実用的な役割だけでなく、部屋の雰囲気を締める役割も担ってくれます。インテリアとして映える照明をうまく取り入れてみましょう!
照明としては、コードがむき出しになったような豆電球型の照明器具も素敵ですね。「インダストリアル ソケットランプ」で検索するとたくさんのデザインから選ぶことができます。
電気スイッチのカバー・プレートは簡単に取り替えられます。倉庫や工場で使われているような工業的デザインのスイッチカバーは、ネットショップでも購入できます。
もし、スイッチカバーだけでなく、スイッチ自体をトグルスイッチなどに変えたい場合には、電気屋さんにお願いすれば丸ごと交換可能です。毎日利用する場所なので、スイッチが変わるだけで気分もだいぶん変わります。自分ではできなくても、このようなプチリフォームも新鮮でいいですね♪
インダストリアルインテリアに欠かせないアイテム:金属素材の収納アイテム
収納アイテムにもインダストリアルテイストを意識してみましょう。道具箱や金属製の箱、スーツケースを収納に使うだけで、インダストリアルインテリアを簡単に演出できます。鉄だけでなく、スチール、ステンレス、アルミニウム、ブリキといったほかの金属素材も、インダストリアルデザインにぴったりです。
例えば、ブリキのボックスやバケツなどは小物を整理するには最適で、しかもおしゃれに見えるのでぜひ取り入れていただきたいアイテムです。注意したいのは、きらきら輝く新品の金属素材は控えること。あくまでマットに仕上げてあるものか、少し錆を加えてユーズド感を出している金属素材を選ぶことです。
インダストリアルインテリアに便利なアイテム:サブウェイタイル
壁だけではなく、床にもこだわりたい場合におすすめなのが「サブウェイタイル」。サブウェイタイルとはニューヨークの地下鉄で使われているタイルで、インダストリアルインテリアでもよく使われるタイル材です。貼るだけでもその雰囲気が簡単に味わえる優れもので、最近ではDIY専用のサブウェイタイルが販売されいるので簡単に取り入れることができます。
部分的なスペースだけプチリメイクしたい時には、100均のリメイクシートがおすすめ。汚れがふき取りやすいものまであり、キッチンやダイニングに重宝しそうです。ホワイトレンガ柄などを探すと見つかります。
じゅうたんなどはインダストリアルインテリアに取り入れるのは難しいので、シンプルなタイル、コンクリート、古い木材といったものを床材にするといいでしょう。
インダストリアルインテリアには植物がお似合い♪
無骨で無機質になりすぎたら、植物を取り入れて居心地よくバランスを調整してあげるといいですね。インダストリアルインテリアは工業的なデザインを多く取り入れているイメージですが、観葉植物などグリーンを取り入れることも、押さえておくべき重要なポイントなんです。
無機質なアイテムで揃えれば、おしゃれでモダンには仕上がったとしても、くつろげない冷たい空間になることも。。。そんな時、植物があればお部屋が明るくなり、癒され感もアップするでしょう。
クールな印象を出したければ濃いグリーン、柔らかめな印象を加えたければ淡いグリーン、というように植物の色で雰囲気を使い分けることもできます。
次に、インダストリアルインテリアにお似合いの植物をいくつかご紹介します。
エアプランツやコウモリラン
土を必要としない着生植物の「エアプランツ」や「コウモリラン」は壁飾りに最適です。インダストリアルインテリアには、金属素材でダークカラーやニュートラルカラーを使うことが基本ですが、ここに木材の暖かみをプラスすることがポイントでしたね。壁飾りの素材に木材を取り入れ、植物を飾れば、おしゃれなインダストリアルインテリアになること間違いなしです。壁飾りの実例をご紹介いたします。
エアプランツやコウモリランを木材に着生
ベースとなる木材に自由にコウモリランやエアプランツを着生させて、オリジナルの壁掛け植物を作りましょう。板材だけでなくコルク板、流木などもベースとして利用できます。アイデア次第でオリジナル作品が作れますし、植物が生長するほど存在感が増すため、長期にわたって楽しめるのが魅力的♪
▼インダストリアルインテリアにぴったりな「エアプランツを木材に着生する」記事はこちらをご覧ください。
多肉植物
寄せ植えにすると可愛くおしゃれな多肉植物。プランターにインダストリアルな素材を使えば、インダストリアルインテリアにもぴったり!
コンクリートやセメントのプランターに寄せ植え
セメントコンクリートのグレーカラーやマットな質感はインダストリアルインテリアにぴったり!
▼「おしゃれな多肉植物の寄せ植え」の記事はこちらをご覧ください。
ブリキトレイに寄せ植え
100均などで手軽に購入できるブリキトレイに多肉植物を寄せ植えしてみましょう。簡単でおしゃれなインテリア雑貨の出来上がりです。
▼インダストリアルインテリアにもお似合いの「不器用さんでもできる多肉植物の寄せ植え」についてはこちらをご覧ください。
流木に寄せ植え
とってもおしゃれな多肉植物の寄せ植えが流木でもアレンジできます。かっこよくてインダストリアルインテリアにもぴったり♪
▼「簡単かわいい流木に寄せ植え」を試してみませんか! 流木の寄せ植えについての記事はこちらをご覧ください。
板材に活着
水持ちがよく、挿し木で根が張りやすい、多肉植物は、壁飾りに最適です。ただし、多肉植物の壁掛けは、上級者向けで技術と手間を要します。また、鑑賞期間が過ぎると、形が崩れてくるため、定期的な挿し替えも必要です。それでも完成した多肉植物の壁飾りの魅力を考えると、技術を磨いて挑戦してみたくなりますね!
そのほかの植物のインダストリアルインテリアに似合う飾り方
アイアン雑貨と一緒に
鉄製のアイアン雑貨は、植物のグリーンカラーとも相性がよく、かっこよくお洒落にインドアグリーンを飾る時に取り入れやすいアイテムです。
セメントでDIYしたアイテム
セメントとガラス容器を使ったフラワーベースをDIYして、ちょっとしたグリーンを飾るのも素敵です♪
▼セメントを利用したDIY記事はこちらからご覧ください。インダストリアルインテリアにぴったりです!
インダストリアルインテリアに最適な植物の収納術
脚立、三脚やはしごを利用した植物専用の飾り棚
脚立、三脚やはしごを見つけたら、足置き部分のところに置いたり、または木材の板を通して、棚代わりに活用しましょう。
脚立、三脚やはしごの素材は金属製で、ダークカラーやニュートラルカラーのもの、そして古いものなら、より理想的! 植物を置いて、部屋の隅に緑あふれるグリーンスペースが実現します。限られたスペースでも、複数の植物を飾ることのできる優れもの。
小さな多肉植物などは鉄製カゴにひとまとめにし、ブリキやスチール素材の空き缶にサボテンやお気に入りの植物を入れて、並べてすっきりと飾り付けましょう。
金属製のオープンシェルフやラック
複数多数の植物を飾る棚には、オープンシェルフやラックを選ぶといいでしょう。特に大きなプランターは重たい印象を与えがちですが、オープンシェルフやラックを選べば、圧迫感のないインダストリアルなスタイルになります。
壁にかけたり、天井から吊り下げて
限られたスペースの一人暮らし用の住居であれば、壁や天井から吊り下げて、植物を飾ると空間スペースを有効に活用できます。プラントハンガーで上から吊るしたり、先ほどご紹介したような板付された植物を壁に設置したりすることで、フロア面積を気にせず、植物を飾ることができます。
▼ウォールグリーン、プラントハンガーなど、100均も利用したDIYのアイデアがたくさん♪ 関連記事はこちらからご覧ください。
植物専用の飾り棚
フロア面積に余裕がある場合には、錆びた感じのスチールラックを植物の飾り棚に利用するといいですね。無骨感のあるフォルムにエイジングしたシャビーな古いアンティークな感じを持つラックであれば、多肉植物、サボテン、エアプランツとも相性ぱっちり♪
収納スペースに余裕があるのなら、ラック全体が植物で満たされたグリーン専用の棚を置いてみたいですね♪
DIYとの相性もばっちり!
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