おしゃれな多肉植物の寄せ植えアイデアと作り方・管理

アバター画像

LOVEGREEN編集部

このライターの記事一覧

公開日 :

人気の多肉植物。多肉植物は北アフリカや、南アフリカ、その付近の島々など世界の様々な場所に分布しています。日本へやってきたのが1760年代と歴史もとっても深く、種類も豊富です!

色、形、サイズも様々あり、アレンジも楽しめます。素敵なアレンジアイデアから、基本的な寄せ植えの作り方までご紹介します。

目次

多肉植物の寄せ植えアイデア

寄せ植えも、植えるものや植え方、サイズなどでがらりと雰囲気が変わります。ある程度の深さがあればいろいろチャレンジできそうですね。

お皿に寄せ植え

ケーキの焼き型を使用しました。穴が開いていない場合は、寄せ植えをする前に釘などを使って底部分に穴を数カ所開けておくと水やりが楽にります。

ケーキの焼き型を使用しました。

穴が開いていない場合は、寄せ植えをする前に釘などを使って底部分に穴を数カ所開けておくと水やりが楽にります。

ペイントした鉢に

好きな色や模様などを素焼鉢にアクリル絵具や塗料でペイントして寄せ植えすれば、世界にひとつだけの寄せ植えが出来上がりです!

好きな色や模様などを素焼鉢にアクリル絵具や塗料でペイントして寄せ植えすれば、世界にひとつだけの寄せ植えが出来上がりです!

同じ品種で寄せ植え

育てる上で、管理のことを考えると、多肉植物の生長期を合わせたり、同じ属で植えることもよいですね。

リトープスの寄せ植え

まるで宝石箱のような寄せ植えですね!  多肉植物には、夏の時期に成長する「夏型種」と、冬の時期に成長する「冬型種」があります。  リトープスは冬型の多肉植物です。休眠・脱皮・分頭を繰りかえす植物で、暑い季節は休眠します。  そのため、他の多肉植物との寄せ植えは避けたほうがよいでしょう。

まるで宝石箱のような寄せ植えですね!

多肉植物には、夏の時期に生長する「夏型種」と、冬の時期に生長する「冬型種」があります。リトープスは冬型の多肉植物です。休眠・脱皮・分頭を繰りかえす植物で、暑い季節は休眠します。そのため、他の多肉植物との寄せ植えは避けたほうがよいでしょう。

リメ缶に寄せ植え

空き缶は好きな色でペイントして、あらかじめ穴を開けておくと水やりが楽になります。

空き缶は好きな色でペイントして、あらかじめ穴を開けておくと水やりが楽になります。

 

ぎゅっと缶に寄せ植え。最後にグリーンネックレスを挿して完成。

ぎゅっと缶に寄せ植え。最後にグリーンネックレスを挿して完成です。

使った多肉植物はこちら

左からセダム・パリダム、エケベリア・レズリー、グリーンネックレス、セダム・乙女心、セダム・新玉綴り、セダム・グリーンペットです。

左からセダム・パリダム、エケベリア・レズリー、グリーンネックレス、セダム・乙女心、セダム・新玉綴り、セダム・グリーンペットです。

目次に戻る≫

多肉植物の寄せ植えをしてみよう

ここからは簡単な寄せ植えの方法をご紹介します。

多肉植物の寄せ植えに必要なもの

初めての方や管理が楽なほうがよい方は穴の開いている鉢をおすすめ
マグカップや穴の開いていないものに植えることも可能ですが、水やりが楽なのは穴の開いた鉢です。
初めての方や管理が楽なほうがよい方は穴の開いている鉢をおすすめします。

多肉植物用の土

水はけのよいものを使いましょう。市販の多肉植物用の土でOKです。

鉢底石

鉢底石にも大きさがあります。鉢のサイズに合わせて変えてもよいです。ない場合は砂利や、炭などでも代用は可能です。

鉢底石にも大きさがあります。鉢のサイズに合わせて変えてもよいです。ない場合は砂利や、炭などでも代用は可能です。

鉢底ネット

鉢底から土が流れ出ないように使います。

筒型スコップ

ない場合はペットボトルをカットしてつくることができます。

ピンセット

細かい作業をするときや、葉の間に土が入ってしまった時などにも使えるので、あると便利です。

割りばしなどの棒

土を入れる際に使います。整えたりするときにもあると便利です。

多肉植物・サボテン

 

お好みの植物を選びましょう。今回はちょっとアクセントにミニサボテンを入れてみます。  色合いも濃い色や赤っぽいものなどいろいろあるとポイントになりそうですね。育てていて徒長してしまった苗をカットして使うのもよいです。  カット苗だけでもホームセンターや園芸店で取り扱いがあるところもあります。また、100均にも小さい苗があることもあります。

お好みの植物を選びましょう。今回はちょっとアクセントにミニサボテンを入れてみます。

色合いも濃い色や赤っぽいものなどいろいろあるとポイントになりそうですね。育てていて徒長してしまった苗をカットして使うのもよいです。

カット苗だけでもホームセンターや園芸店で取り扱いがあるところもあります。また、100均にも小さい苗があることもあります。

寄せ植え前は水やりをひかえよう!

土の状態をチェック!

土が湿った状態での作業は避けたほうがよいので、その場合は土が乾くまで数日間置いてから寄せ植えしましょう。ポットに入っている状態より、抜いておくほうが乾きやすいです。これは寄せ植えだけの時だけではなく、植え替えの時も同じです。土が湿ったままだと、苗を鉢やポットから抜いたときに土がほぐれにくこともあります。

①鉢に鉢底ネットをいれて、軽石をいれます。

鉢に鉢底ネットをいれて、軽石をいれます。

 

②次に鉢の1/3くらい土を入れます。

次に鉢の1/3くらい土を入れます。

 

③メインの多肉植物を決めよう  寄せ植えもただ寄せて植えるのではなく、メインの苗を決めて植えるとスムーズにまとまりやすくなると思います。  植えつける前にいろいろ配置をしてみるとよいです。メインになる苗を持って、土を流し入れます。高低差をつけたほうがまとまりが良くなりますので、ちょっと高さのあるものを先に植えても。

メインの多肉植物を決めよう。寄せ植えもただ寄せて植えるのではなく、メインの苗を決めて植えるとスムーズにまとまりやすくなると思います。

植えつける前にいろいろ配置をしてみるとよいです。メインになる苗を持って、土を流し入れます。高低差をつけたほうがまとまりが良くなりますので、ちょっと高さのあるものを先に植えてもOKです。

 

割りばしなどを使って隙間を埋めて、土を馴染ませます。

割りばしなどを使って隙間を埋めて、土を馴染ませます。

 

ここから、細かい多肉植物を植えていきます。  小さい多肉植物をメインの隙間に入れていきます。

ここから、細かい多肉植物を植えていきます。小さい多肉植物をメインの隙間に入れていきます。

 

④ピンセットを使って空いている部分に寄せていきます。

ピンセットを使って空いている部分に寄せていきます。

 

セダムなど葉が取れやすいものは慎重に扱いましょう。ちょっと力を入れるとぽろっと取れてしまうこともあります。  土に挿す前に、ピンセットで軽く穴を作ってから優しく挿すとやりやすいです。葉が取れて落ちてしまったら、ピンセットで拾いましょう。

セダムなど葉が取れやすいものは慎重に扱いましょう。ちょっと力を入れるとぽろっと取れてしまうこともあります。土に挿す前に、ピンセットで軽く穴を作ってから優しく挿すとやりやすいです。葉が取れて落ちてしまったら、ピンセットで拾いましょう。

 

完成です!完成後はすぐにお水を与えずに、1週間後くらいにお水をたっぷりと与えましょう。

完成です!完成後はすぐに水を与えずに、1週間後くらいに水をたっぷりと与えましょう。

目次に戻る≫

多肉植物の寄せ植えの管理方法

置き場所

直射日光を避けた日当りのよい風通しのよい場所で管理しましょう。素敵に作った多肉植物の寄せ植えをお部屋で楽しみたい場合は、1日の数時間でもいいので軽く日に当てたほうがひょろひょろ対策にもなります。日が足りな過ぎても間延びして徒長してしまい形がくずれる原因になります。午前中の柔らかい日に当てるなどの工夫をしてもよいですね。株が密接しているので、高温多湿は避けた場所で管理しましょう。

水やり

土が乾いたら鉢底穴から水が流たっぷりと

土が乾いたら鉢底穴から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。水のやりすぎは根腐れやひょろひょろになる原因になります。ぎゅっと寄せているから土があまり見えない場合は、重さで確認することもできます。水を与えた後の重さを覚えておいて、それよりも軽くなっていたら土の水分が乾いていますので目安にしてもよいでしょう。

鉢底に穴がない器の場合

鉢底に穴がないものでも植えることは可能ですが、水やりに気をつけましょう。水を与えた後、底に余分な水分を残さないように、すぐ傾けてしっかり水を切ります。水を溜まったままにしておくと、根腐れの原因にもなりますのでしっかりと水は切りましょう。

目次に戻る≫

こんなときどうする?多肉植物の葉が取れた!葉挿ししてみよう

葉が取れて落ちてしまったら、ピンセットで拾いましょう。捨てずに葉挿ししてみませんか。ひとつ葉挿し用のトレーなどを作っておけば、取れた葉っぱを並べておけます。  葉挿しの葉を土に置きます。土は大粒ではなく小粒のもののほうが向いてます。写真上くらいに葉挿しする葉を付け根が軽く土に埋まるように置きます。  写真下は埋めすぎの場合の例です。すぐにはお水は与えないで、根がでるまではこのままにしてください。  いつ出るのか気になるとは思いますが、気長に待つのが一番です。様子を見て、お水を与えます。  葉には水分があるのでたっぷり与えなくても大丈夫です。

葉が取れて落ちてしまったら、ピンセットで拾いましょう。捨てずに葉挿ししてみませんか。ひとつ葉挿し用のトレーなどを作っておけば、取れた葉っぱを並べておけます。

葉挿しの葉を土に置きます。土は大粒ではなく小粒のもののほうが向いてます。写真上くらいに葉挿しする葉を付け根が軽く土に埋まるように置きます。

写真下は埋めすぎの場合の例です。すぐには水は与えないで、根がでるまではこのままにしてください。いつ出るのか気になるとは思いますが、気長に待つのが一番です。様子を見て、水を与えます。葉には水分があるのでたっぷり与えなくても大丈夫です。

葉挿しで増える多肉植物の種類

葉挿しができる多肉植物の種類をいくつかご紹介します。

エケベリア

ラセモサ/ルンヨニー/ローラ /桃太郎 など  画像はエケベリア・花うららです。

葉挿し出来るのはラセモサ・ルンヨニー・ローラ・桃太郎などです。

画像はエケベリア・花うららです。

 

セダム

葉挿し出来るのは  パープルヘイズ・虹の玉・銘月などです。

葉挿し出来るのはパープルヘイズ・虹の玉・銘月などです。

カランコエ

葉挿しできるのは  月兎耳・ロンボピロサ・福兎耳・ミロッティーなどです。

葉挿しできるのは月兎耳・ロンボピロサ・福兎耳・ミロッティーなどです。

画像は月兎耳(つきとじ)です。

 

画像はロンボピロサです。

画像はロンボピロサです。

クラッスラ

金のなる木・ゴーラム・火祭りなどがあります。星乙女・南十字星などは葉挿しではなく、挿し芽で増やしましょう。

金のなる木・ゴーラム・火祭りなどがあります。星乙女・南十字星などは葉挿しではなく、挿し芽で増やしましょう。

 

パキフィツム

星美人・月美人・フーケリーなどがあります。

葉挿し出来るものは星美人・月美人・フーケリーなどがあります。

目次に戻る≫

こんなときどうする?寄せ植えの多肉植物があちこちに伸びてしまった…

気が付いたら…あちらこちらにに伸びてしまったことなんてありませんか。寄せ植えしている多肉植物は生長を続けているのでいつかは綺麗だった姿もくずれます。

形が崩れてしまった多肉植物の寄せ植えの対処法

伸びた多肉植物はひとつひとつの鉢に植えて楽しむこともおすすめ。または伸びた部分をカットして、また寄せ植えをしてもOK。その際はカットした多肉植物は3、4日、切り口をお乾かします。植えなしてから、1週間後くらいに水を与えましょう。または挿し穂として、増やすこともできます。

伸びた多肉植物はひとつひとつの鉢に植えて楽しむこともおすすめ。または伸びた部分をカットして、また寄せ植えをしてもOK。その際はカットした多肉植物は3、4日、切り口をお乾かします。植えなしてから、1週間後くらいに水を与えましょう。または挿し穂として、増やすこともできます。

目次に戻る≫

これを機に皆さんもお気に入りの多肉たちを寄せ植えにしてみませんか?

▼関連記事

 

 

 

LOVEGREEN(ラブグリーン)メールマガジン会員募集中!

関連ワード

今月のおすすめコンテンツ

「おしゃれな多肉植物の寄せ植えアイデアと作り方・管理」の記事をみんなにも教えてあげよう♪

アバター画像
LOVEGREEN編集部

LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。育て方の記事や、編集部としての取材記事やオフィシャル情報などを配信。

このライターの記事一覧

デイリーアクセスランキング

LOVEGREEN 公式アカウントをフォロー!

  • Instagram
  • Facebook
  • LINE
  • Twitter

関連サービス

LOVEGREEN(ラブグリーン)メールマガジン会員募集中!

植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

ミドラス