【春夏秋冬の寄せ植えにおすすめのカラーリーフ】ワイヤープランツ・スポットライト

戸松敦子
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ワイヤープランツ・スポットライト
寄せ植えを素敵に仕上げる名脇役プランツ、今回ご紹介するのは「ワイヤープランツ・スポットライト」。タデ科の半耐寒性ほふく性常緑低木です。
ワイヤープランツは、小さな丸い葉がふんわりと広がる可愛いカラーリーフ。ワイヤープランツという名前の通り、細いワイヤー(針金)の様な赤茶色の茎が特徴的です。中でもスポットライトという品種は、葉に白、クリーム色、ピンク色の斑がマーブル状に入ったニュアンスカラーのワイヤープランツです。周年葉色が美しいですが、特に新芽の葉色がカラフルで明るい色合いになります。刈り込みを繰り返すことで、新しい芽が次々と出て密に茂り、葉色の美しさも保てます。
ワイヤープランツ・スポットライトは、日なたから半日陰を好みます。乾燥に弱いので水切れに注意が必要です。冬に霜に当たると葉が落ちることがありますが、根が生きていれば短く刈り込んでおくと春にまた芽吹きます。華奢なワイヤーのような茎はツル性ではなく、這うように広がっていきます。
剪定の時に切った枝は水に挿しておくと発根するので、水耕栽培で楽しむことができます。
ワイヤープランツ・スポットライトは、寄せ植えを作るときに株分けして何ヵ所かにちりばめるのもおすすすめです。のびやかに横に広がる細やかな丸い葉が、メインの花をふんわり優しく引き立てます。
初夏~夏は、半日陰で美しく咲く「ベゴニア」や「インパチェンス」などと寄せ植えにすると、しっとりと美しく仕上がります。ワイヤープランツ・スポットライトは一年中寄せ植えに使うことができ、どんな草花とも合い、おしゃれな明るい雰囲気をつくってくれます。春夏は、風が通るような涼し気な雰囲気で、秋は紅葉にも合う葉色、冬は「ハボタン」などに合わせて落ち着いたイメージにもできる万能なカラーリーフです。
▼ワイヤープランツの詳しい育て方はこちら
- ワイヤープランツは小さなグリーンの葉が可愛らしい、匍匐性常緑小低木です。ワイヤープランツという名前の通り、細いワイヤー(針金)の様な茎が特徴的です。ある程度耐寒性があり、地域によって差はありますが冬でもグリーンの葉を絶やしません。生育旺盛で、露地植えにするとどんどん広がっていきます。華奢なワイヤーのような茎はツルのように見えますが、ツル性ではありません。 環境が合えば、春から夏にかけて小さな花とその後に種子ができます。とても小さく見つけにくい花と実ですが、光沢のあるグリーンの葉よりも明るい黄緑色の花が咲くので、注意深く観察してみましょう。 ワイヤープランツは霜に当たると葉が落ちてしまうことがありますが、根が生きていれば春の暖かくなったころにまた新芽を出し始めます。葉が落ちたら短く刈り込んで軒下に移動するなどの寒さ対策を行いましょう。また、剪定のときに切った枝は水に挿しておくことで発根するので、水耕栽培で楽しむことができます。
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