【初夏から秋まで咲く青い花】爽やかなブルースター
とまつあつこ
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ブルースター
寄せ植えを素敵に仕上げる名脇役プランツ、今回ご紹介するのは「ブルースター」。初夏から秋に咲くキョウチクトウ科の半耐寒性多年草です。
ブルースターは爽やかで愛らしく、小さいけれども存在感のある花を咲かせます。青い5枚の花びらが星のように見えることから、ブルースターという名前がついています。咲き始めは水色、咲き終わりに近づくにつれて青が濃くなり、紫色に近い色なります。花色はブルーが主流ですが、他に白やピンク色の花が咲く種類もあります。キョウチクトウ科ではなくガガイモ科に分類されることもあります。和名では瑠璃唐綿(ルリトウワタ)と呼ばれます。
ブルースターは、南米原産で暑さに強く、初夏から秋まで咲き続け、強い霜に当たらなければ屋外で冬越し出来るほど比較的丈夫な植物です。葉は長い楕円形で、葉や茎に短くて白いうぶ毛がはえています。触るとふわふわした質感です。茎を切ると断面から白い乳液が出てきます。肌の弱い方はかぶれることがあるので、触れたらしっかり手を洗いましょう。
写真はブルースターを使った寄せ植えです。一見、他の花やカラーリーフにうもれてあまり目立たないように見えますが、よく見ると中心部分でブルースターの水色の小さな小花がしっかりとアクセントになっています。
寄せ植えに使った草花
寄せ植えの写真をもう少しアップで見てみましょう。ブルースターが入ることで、爽やかで可愛らしい雰囲気がプラスされていることがわかります。
ブルースターは切り花でも人気があり、西洋では男の子が誕生したときのお祝いのプレゼントに使われたり、ウェディングの際にサムシングブルーとしてブーケに用いられます。ブルースターは花苗よりも、切り花の流通量の方が多いと言われているので、もしかしたら花苗を見る機会が少ないかもしれません。私は見かけたときには「ラッキー!」と思ってつい買ってしまいます。皆さんも苗売り場で見つけたらぜひ育ててみてくださいね。
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