記事カテゴリ

LOVEGREEN便り

ブルースター(オキシペタラム)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • ブルースター 育て方 特徴
植物名
ブルースター(オキシペタラム)
学名

Tweedia caerulea

英名
southern star、tweedia
和名
瑠璃唐綿(ルリトウワタ)
別名・流通名
オキシペタラム
科名
キョウチクトウ科(ガガイモ科とされることもあります)
属名
ツィーディア属
原産地
南米

ブルースター(オキシペタラム)の特徴

ブルースターは、南米原産で暑さに強く、初夏から秋まで咲く丈夫な多年草。暖地では戸外で冬越しできます。

花径は3cmほどで、青色の5枚の花びらが星のように見えることからブルースターという名前がついています。咲き始めは水色、咲き終わりに近づくにつれて青が濃くなります。花束やアレンジメント、花壇用の苗、寄せ植えなどのアクセントに使われます。どちらかというと、苗ものより切り花の方が流通量が多い花です。西洋では男の子の誕生を祝うときにブルースターが贈られているそうですが、日本ではウェディングにもよく使われています。

葉は長い楕円形で、葉や茎に短くて白いうぶ毛がはえています。茎を切ると断面から白い乳液が出てきます。肌の弱い方はかぶれることがあるので、触れたらしっかり手を洗いましょう。

ブルースターという名前は一般的に園芸で呼ばれている名前であり、正式な和名は「瑠璃唐綿(ルリトウワタ)」といいます。英語では一般に「Tweedia」と呼ばれ、ブルースターと呼ばれることは稀です。

 

ブルースター(オキシペタラム)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 40cm~1m程度
耐寒性 普通
耐暑性 強い
花色 青、白、ピンク
開花時期 5月~10月

ブルースター(オキシペタラム)の種類

ピンクスター(ローズスター)

花がピンク色のタイプ

ホワイトスター

花が白色のタイプ

ブルースター(オキシペタラム)の花言葉

 

ブルースター(オキシペタラム)の寄せ植え

ブルースター 寄せ植え 花言葉

ブルースターを寄せ植えや花壇植えに使うときは、メインの花というよりは名脇役的な存在として用います。ブルースターの青色の小さな花を合わせることで、繊細な上品さと爽やかさがプラスされます。

 

ブルースター(オキシペタラム)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
植え替え
肥料
開花

ブルースター(オキシペタラム)の栽培環境

日当たり・置き場所

ブルースターは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

水はけと通気性が良く、適度に保水性のある土を好みます。

地植えの場合は、事前に植え付ける場所を耕して腐葉土や堆肥などを混ぜ込んでおきましょう。

鉢植えの場合は、市販の草花用の培養土で問題なく育ちます。

ブルースター(オキシペタラム)の育て方のポイント

水やり

地植えの場合は、根付いてからは特に水やりの必要はありません。乾燥が続くような時は、たっぷりと水を与えます。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいしっかりと水やりをします。

肥料

植え付け時に元肥を施し、1か月後くらいから緩効性肥料を追肥しましょう。

病害虫

特に目立った病害虫はありませんが、春先の新芽にアブラムシがつくことがあります。見つけたらすぐに対処しましょう。

ブルースター(オキシペタラム)の詳しい育て方

選び方

ブルースターは、全体的に徒長していない茎の根元がぐらぐらしていないものを選びましょう。また、病気にかかっていないか、害虫がいないかも確認します。

種まき

ブルースターの発芽適温は20~25℃。種まきから開花まで4~5か月かかるため、なるべく早く種まきをしたいところですが、気温が低い時期に種をまく場合は室内やビニールハウスで育てるなど加温する必要があります。

また、直根性で移植を嫌うので根が回る前に早めに鉢上げをして定植しましょう。草丈が小さいうちに摘心を繰り返して枝数を増やすとしっかりした株に生長します。こぼれ種でもよく育ちます。

植え付け

遅霜の心配がなくなった頃に植え付けます。ブルースターは直根性なので、できるだけ根を崩さないようにして植えましょう。

剪定・切り戻し

ブルースターは、花が終わったら切り戻します。切り戻すと脇芽が伸びて次の花が咲きます。

植え替え・鉢替え

ブルースターの植え替えは、遅霜の心配が無くなった頃が適期です。植え替え後はたっぷりと水を与えましょう。

ブルースターの花は、春から秋まで長い期間咲きます。真夏は少し休むことがあります。

冬越し

ブルースターは、寒さにそれほど強くないので霜に当たると枯れてしまいます。寒さが厳しい地方では、霜除け対策を行ったり室内に取り込むなど対処が必要です。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ブルースターは、挿し木と種まきで増やすことができます。挿し木の適期は5月~7月頃です。

 

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。
監修している植物一覧を見る
植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

人気の植物ランキング

TOP