【冬も屋外で楽しめる】シクラメン プラチナリーフ ‘アフロディーテ’

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戸松敦子

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シクラメン プラチナリーフ ‘アフロディーテ’

トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「シクラメン プラチナリーフ ‘アフロディーテ’」。半耐寒性があり、東京以西では霜にあたらなければ冬も外で楽しめるシクラメンです。

シクラメン プラチナリーフ アフロディーテ ガーデンシクラメン 育て方

シクラメン プラチナリーフ ‘アフロディーテ’は、サクラソウ科の球根植物。シクラメンと言えば、お歳暮や贈答用にも使われる冬に室内で楽しむ鉢花をイメージするかもしれませんが、シクラメン プラチナリーフ ‘アフロディーテ’は、ある程度耐寒性があり、冬も屋外で育てられるシクラメンです。私が買ったときに付いていたタグには特にガーデンシクラメンという記載はなかったのですが、半耐寒性がある、その他のガーデンシクラメンと同じように、周年ベランダで育てています。寒くなるにつれて少しずつ開花する品種なので、秋はシルバーの美しい葉をメインに楽しみます。(強い霜が降りる地域では軒下に置いたり、霜よけが必要です。)

植え付け適期は秋。暑くても、寒すぎても根や葉の生長が見込めないため、涼しいと感じるくらいの気温になった頃が植え時です。球根植物なので、あまり根の部分はいじらないで植えた方がその後の育ちが良いです。

 

シクラメン プラチナリーフ アフロディーテ ガーデンシクラメン 育て方

シクラメン プラチナリーフ ‘アフロディーテ’は過湿を好みません。表面の土が乾いたら、花や葉に水がかからないように株元に水やりしましょう。また、土が乾ききると花が倒れてくたっとすることがありますが、そんな時はすぐに根元にしっかり水やりをして、鉢植えであれば直射日光の当たらない場所で休ませましょう。乾ききってからそれほど日数が経っていなければすぐに回復します。

枯れた花をそのままにしておくと種ができ、次に咲く花よりも種に養分がまわってしまうので、咲き終わった花は取り除きます。花が咲き終わったら茎の根元からひねるようにして抜き取りましょう。茎が途中で切れてしまうと、そこから病気にかかることがあるため、茎は根元から取り除くことがポイントです。

 

ガーデンシクラメン 夏越し

春になると花も葉も少なくなり、5月頃になると花が咲かなくなります。夏に弱いので一年草扱いされていることも多いと思いますが、本来は球根植物なので上手に夏越しすると毎年花を咲かせることができます。

写真は、夏を越えて少し涼しくなって秋を感じて芽を出したガーデンシクラメンとシクラメン プラチナリーフ ‘アフロディーテ’です。毎年ベランダの日の当たらない場所で夏越しさせています。

▼ガーデンシクラメンの夏越しの方法はこちら

 

シクラメン プラチナリーフ アフロディーテ ガーデンシクラメン 夏越し 育て方

3~4年目になり先祖帰りなのか、気のせいか葉色が少しグリーンがかってきたような気がします。今年も夏越しが成功したようで葉が出てきました。葉が増え、花が咲くのが楽しみです。

シクラメン プラチナリーフ ‘アフロディーテ’は、花もシルバーの葉色も美しい、屋外で育てられるシクラメン。少し珍しいので、見つけたときにはぜひ迷わず育ててみてくださいね。

 

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グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定2級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。

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