戸外で楽しむシクラメン/ガーデンシクラメンの寄せ植え

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秋から春にかけて花を咲かせるシクラメンを、寒さに強く改良した品種をガーデンシクラメンといいます。花持ちが良く、長く楽しめるので初心者の寄せ植え作りにも最適です。今回はガーデンシクラメンを使った寄せ植えを、ガーデンセンターさにべる間室みどりさんに教えてもらいました。

目次

ガーデンシクラメンの寄せ植えにおすすめな植物5種

ガーデンシクラメンを主役に、ワインレッドの花たちを引き立て、柔らかい雰囲気になるよう植物を選びました。

ガーデンシクラメン~サクラソウ科 半耐寒性球根~

ガーデンシクラメン~サクラソウ科 半耐寒性球根~

ガーデンシクラメン

  • ガーデンシクラメンとは名前からもわかるように、シクラメンを品種改良した品種です。シクラメンは冬に室内で楽しむ鉢花の代表ですが、ガーデンシクラメンは、耐寒性があり寒い冬も屋外で楽しむことができます。寄せ植えなどに使う冬のガーデニング植物の定番として良く用いられます。

    寒さに弱いシクラメンのウィークポイントを克服するため、ミニシクラメンの中から特に耐寒性の強い系統を選抜し、冬に屋外でも育てられるように改良されたものがガーデンシクラメンです。冬から春にかけて次々に花を咲かせ、花の少ない時期のお庭を明るく盛り上げてくれます。花の色はシクラメンとほぼ変わらず赤や白、ピンクなどがあります。花形もバリエーションが豊富で、選ぶ楽しみが広がっています。

斑入り葉キンギョソウ~ゴマノハグサ科 耐寒性多年草~

斑入り葉キンギョソウ~ゴマノハグサ科 耐寒性多年草~

キンギョソウ(金魚草)

  • キンギョソウ(金魚草)は旧分類ではゴマノハグサ科でしたが、オオバコ科に分類されるようになりました。キンギョソウ(金魚草)は地中海原産の宿根草ですが、夏の暑さに弱いため日本では半耐寒性の一年草として扱います。草丈は20cm~1m程まで品種によって異なり、花穂を大きく伸ばして金魚に似た色鮮やかな花を咲かせることから名前がつきました。

    キンギョソウ(金魚草)は古くからヨーロッパで品種改良が進み、最近ではペンステモン咲きや八重咲きの品種も人気があります。キンギョソウ(金魚草)の花色は白、黄、桃、赤、紅紫、橙、複色など豊富にあります。キンギョソウ(金魚草)は花丈のバリエーションも豊富です。また、花の色だけでなく、最近ではダークカラーの葉のキンギョソウ(金魚草)もできて、カラーリーフとして楽しめるキンギョソウ(金魚草)も登場しています。

    切り花用の高性種や、後方に配置すれば奥行き感のある花壇を演出できる中高性種、草丈20cmほどで寄せ植えや花壇の手前に向く矮性種(わいせいしゅ)など用途に応じて使い分けます。

コロキア~ミズキ科 耐寒性低木~

コロキア~ミズキ科 耐寒性低木~

 

ポリゴナム(ヒメツルソバ)~タデ科 耐寒性多年草~

ポリゴナム(ヒメツルソバ)~タデ科 耐寒性多年草~

ヒメツルソバ

  • ヒメツルソバはヒマラヤからロックガーデン用に日本に導入された多年草です。ピンクや白色のお花が金平糖のように丸く愛らしく、地面を覆うように成長するのでグランドカバーにも最適な植物です。繁殖力がすごいので野生化して至る所に自生しています。植えてない人にとっては厄介な雑草扱いの場合もありますが、その逆にほったらかしても育つ丈夫さと繁殖力、花姿の愛らしさにも需要があり、園芸店でもポット苗で販売されています。暑さ、寒さ、乾燥に強く手入れを忘れてしまってもすくすく育つ草花です。

アジュガ~シソ科 耐寒性多年草~

アジュガ~シソ科 耐寒性多年草~

アジュガ

  • アジュガはシソ科の植物で、暑さ寒さに強く、子株のついたランナーを旺盛に伸ばし、日当たりのよくない場所でもよく増えます。アジュガは地面を覆うように生長する「匍匐(ほふく)性」なのでグランドカバーにうってつけです。春になると低く茂った葉の間から花茎を直立させ、紫やピンクの小花をいっせいに咲かせます。日本では「ジュウニヒトエ(十二単)」が自生しています。丈夫な反面、意図しないところまでアジュガで覆われてしまった…ということも。庭植えの場合、どこまでアジュガを使うのかイメージし、伸びてくるランナーを適宜誘導しながら調整していくと美しく仕上がります。

    アジュガは耐陰性のある常緑多年草なので、シェードガーデン(日陰の庭)のグランドカバーに利用できます。花の色、葉の色など多品種があるので、花の咲く時期と花がない葉っぱのみの時期の色を考えた場所に植え付けると、見栄えのする植栽となります。

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ガーデンシクラメンの寄せ植えを教えてくれた間室みどりさん

間室みどりさんプロフィール 園芸家、㈲サニベルグリーンハウス主任。グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、パーソナルカラリスト。寄せ植えやハンギングバスケットの講座を開催したり、出張の講習会、テレビや雑誌の撮影、執筆などで活躍しています。

間室みどりさんプロフィール

園芸家、㈲サニベルグリーンハウス主任。グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、パーソナルカラリスト。寄せ植えやハンギングバスケットの講座を開催したり、出張の講習会、テレビや雑誌の撮影、執筆などで活躍しています。

▼間室みどりさんにインタビューした記事はこちら

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ガーデンシクラメンの寄せ植えの作り方

深みのある赤色のガーデンシクラメンとキンギョソウの花に合わせて、今回はシックで落ち着いた色の鉢を使いました。先生が正面をこちら側に向けて作る工程を教えてくれたので、ぜひ、自分で作っているイメージでご覧になってみてください。

今回準備したものはこちら。左上から時計回りに紹介します。鉢(直径約24㎝)、草花用培養土、土入れ、鉢底用ネット、草花用肥料、崩した土やごみを入れる器です。

 

鉢に鉢底用ネットを敷いて土を入れた後に、花つきをよくするためリン酸が入った草花用肥料を3つまみ入れてまんべんなく混ぜます。

鉢に鉢底用ネットを敷いて土を入れた後に、花つきをよくするためリン酸が入った草花用肥料を3つまみ入れてまんべんなく混ぜます。

 

メインのガーデンシクラメンをポットから抜き、株元の枯葉などを取り除きます。

 

ガーデンシクラメンは球根なので、土の部分は崩さずにそのまま植えていきます。植わっていたポットの形にもよりますが、底の土がデコボコしてしまっている場合は優しく平らにならしましょう。

 

ガーデンシクラメンを2株、斜めにずらして配置します。寄せ植え全体のまとまり感を出すため、同じ色を選んでいます。

ガーデンシクラメンを2株、斜めにずらして配置します。寄せ植え全体のまとまり感を出すため、同じ色を選んでいます。

 

コロキアをポットから抜き、株元のコケや枯葉を取り除いて根を崩していきます。

 

コロキアの枝が密集している場合は、枝を少し広げて植えましょう。

 

コロキアをガーデンシクラメンの背景になるように配置します。

コロキアをガーデンシクラメンの背景になるように配置します。

 

斑入り葉キンギョソウは、根を軽く崩してガーデンシクラメンとコロキアの間に植えます。

斑入り葉キンギョソウは、根を軽く崩してガーデンシクラメンとコロキアの間に植えます。

 

アジュガとポリゴナムは真正面を向きすぎると動きがなくなるので、コロキアとポリゴナムが上下対照的な位置関係になるように配置しましょう。

アジュガとポリゴナムは真正面を向きすぎると動きがなくなるので、コロキアとポリゴナムが上下対照的な位置関係になるように配置しましょう。

 

蒸れ防止のため、他の植物と比べてガーデンシクラメンの株を少し浮かせるイメージで高めに植えます。隙間にしっかりと土を入れて完成です。長い棒を使って隙間をつっついていくと、土が入っていない場所がわかるのでおすすめです。太めの菜箸を使ってもいいそうですよ。 次は、間室みどりさんに教わった作り方の細かいポイントと長く楽しむための管理方法を紹介します!

蒸れ防止のため、他の植物と比べてガーデンシクラメンの株を少し浮かせるイメージで高めに植えます。隙間にしっかりと土を入れて完成です。長い棒を使って隙間をつっついていくと、土が入っていない場所がわかるのでおすすめです。太めの菜箸を使ってもいいそうですよ。

次は、間室みどりさんに教わった作り方の細かいポイントと長く楽しむための管理方法を紹介します!

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\作り方のもっと詳しいポイントと管理方法を紹介します!/

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