北海道でよく見られる!オオバナノエンレイソウ【開花までに10年かかる花】

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戸松敦子

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オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)

トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)」

オオバナノエンレイソウは、東アジア~ヒマラヤなどに分布するユリ科・エンレイソウ属の多年草。湿り気のある森や林の中に自生し、日本では北海道と東北の一部に生育しています。

撮影協力/六花の森、太四郎の森

オオバナノエンレイソウ

太四郎の森

草丈は20~40cmほどで、葉には葉柄がなく、茎から直接葉が生えて広がっています。

エンレイソウ(延齢草)の仲間は、葉が3枚、ガクが3枚、花弁が3枚になっている特徴があります。学名のTrillium(トリリウム)は、「tri(3つ)」と「lilium(ユリ)」という意味をもつ言葉が合わさっていて、葉やガク、花弁がそれぞれ3枚であることから付けられています。

▼エンレイソウの育て方はこちら

 

他記事使用不可 北海道六花の森 オオバナノ延齢草

六花の森

北海道の旅行中に、何か所かでオオバナノエンレイソウが群生している姿を見ることができました。この写真は六花の森です。(5月16日撮影)

六花の森は、北海道を代表するお菓子メーカーである六花亭さんが、あの有名な包装紙の絵に描かれている「十勝六花」の花が実際に咲く庭としてオープンされたお庭です。

 

他記事使用不可 北海道六花の森

六花の森 花柄包装紙館

この包装紙の絵をご存知の方も多いのではないでしょうか。

描かれている花の中で、カタクリ、エゾノリュウキンカ、オオバナノエンレイソウ、ハマナシ、シラネアオイ、エゾリンドウが「十勝六花」と名付けられ、オオバナノエンレイソウもその一つです。

 

使用不可 太四郎の森 オオバナノエンレイソウ

太四郎の森

北海道では、太四郎の森にもオオバナノエンレイソウが群生していました。(5月16日撮影)

太四郎の森は、植物を植えるという庭づくりではなく、もともと自生していた植物をよみがえらせた、清流が巡り野の花が咲く美しい森です。(見学するには園主の泉さんに電話予約が必要です。電話番号090-1305-9558 8時30分~17時30分まで)

 

使用不可 太四郎の森 オオバナノエンレイソウ

オオバナノエンレイソウは白い可憐な花を咲かせるところが魅力的ですが、その花が咲くまでには約10年もかかると言われています。

種をまくと1~2年後の春に発芽して、最初の数年間は雑草と間違えてしまいそうな緑の小さな細い葉が1枚出て枯れます。数年すると親と同じ丸い形の葉が出て、また数年すると3枚の葉を出すようになり、約10年すると花が咲き、花が咲き始めると何年も繰り返し花を咲かせるそうです。

▼エンレイソウの花言葉・誕生花はこちら

 

オオバナノエンレイソウ

六花の森 オオバナノエンレイソウとニリンソウ

オオバナノエンレイソウは、スプリングエフェメラル(spring ephemeral)と呼ばれることもあります。スプリングエフェメラルは、英語で「春の儚いもの」という意味。「春の妖精」とも言われます。

そんな神秘的で儚い花でありながら、辛抱強く10年もかけて花を咲かせ、その後は何年も花を咲かせ続けるという芯の強さに心がノックアウトされました。

▼スプリングエフェメラルについてはこちら

 

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戸松敦子

グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定2級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。

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