種から芽がすくすく育つ「ケレベラ」室内での楽しみ方をチェック!
持永久美子
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ころんとした茶色の丸い種から緑の芽がひょっこり出てくる姿がかわいらしく、ヤシの実のような南国感が楽しめる植物、ケレベラ。水と光が大好きで環境が良ければすくすく大きく育ってくれます。基本情報や育て方、楽しみ方などのご紹介します。
目次
ケレベラの基本情報
*学名 Cerbera
*別名 ケルベラ
*キョウチクトウ科・ケルベラ属
*原産地 熱帯アジア
原産地では海岸付近に生息し、海に種が落ち漂流しながら繁殖する常緑高木です。大きくなると花も咲きます。茶色の木のような筋が入った大きな種が特徴です。
葉は濃い緑で新芽は艶がありかわいいですね。
ケレベラの育て方
置き場所
日光が大好きな植物なので日当たりの良い所で管理します。耐陰性もあるので明るい日陰でも育ちますが間延びしたり葉色が悪くなります。南国生まれの植物なので寒さには弱く、秋口になったら室内に取り込み10℃以上で管理します。
水やり
水が大好きなケレベラ。土植えの場合は生育期の春から秋は土が乾いたらたっぷりの水やりを。冬場は寒さに弱いので水が多すぎると根腐れの原因になります。土が乾いてから2~3日後の水やりで乾燥気味に管理します。海にぷかぷか浮いて育つ位水が好きなケレベラはハイドロカルチャー(水耕栽培)にも適しています。
剪定や植え替えなど
ケレベラは成長が早く、現地では20~30mにも大きくなる植物です。切り戻しをして樹形を整えると脇芽も出て枝数も増えバランスの良い姿になります。適期は4月~6月です。その時期に根の状態も観察し鉢穴から根が出てきていたり回ってるようであれば植え替えもしましょう。寒さには弱いので地植えではなく鉢植えにします。
ケレベラの楽しみ方
種部分が土に埋まってない状態で販売されている事も多いケレベラ。しばらくの間はお皿やトレーにポンと置いて飾ることも出来ます。
漂流していた時のように水に浮かべて管理することも可能です。夏の思い出の貝殻やサンゴとも相性抜群◎
アジアンテイストのインテリアにもぴったりです!
背丈が伸び大きく成長してきたら安定感もなくなり倒れやすいので種部分を土に1/4位埋めると根が張りやすく生育が良くなります。
ケレベラのまとめ
水と日光が大好きなケレベラ。暖かい南国をイメージしながら水やりや置き場所の管理をしましょう。環境が合えばすくすくと大きく立派に成長していきます。
種からひょっこり芽が出るユニークな見た目はプレゼントやインテリアにポイントにもおすすめです。
※ケレベラはキョウチクトウ科の植物で種・樹液・葉などにはキョウチクトウと同じようにアルカロイド系の生薬成分が含まれています。剪定した時などに出る白い樹液には触れないように、ケレベラを触った後はきちんと手を洗いましょう。また小さい子供やペットのいるご家庭は手が届かない所で管理するなど注意が必要です。
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