植物の徒長を予防するにはサーキュレーターで風を当てるのが効果的

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観葉植物を室内で育てるときに重要な3つのポイント「日当たり・風通し・水やり」。日当たりと水やりはイメージしやすいですが、風通しって本当に必要なの? と思う方もいらっしゃるでしょう。

今回は風通しを良くする意味と、編集部おすすめのサーキュレーターをご紹介します。

目次

風通しの役割

観葉植物を育てるときに風通しを良くする理由は主に「蒸れの予防」と「徒長の予防」です。まずは蒸れの予防ですが、風通しが悪いと根腐れや葉が傷む原因となります。水やりをした後に、日が当たり温度が上昇したりすると蒸れやすくなりますが、空気が流れていればそれをある程度防ぐことができます。強い風は必要なく、あくまでも空気が循環しているというイメージです。

次に徒長の予防ですが、植物に風が当たることでエチレンが分泌されます。エチレンは開花促進や果実の追熟に使われる植物ホルモンですが、風の刺激による分泌では茎の伸長抑制(徒長)の効果があります。実際に屋外の風が強く吹く場所に生えている植物は茎が太く、倒れにくくなっているかと思います。

このように観葉植物を育てる上で、風通しというのは想像以上に重要なものなのです。ではそんな風通しを良くするのに便利なサーキュレーターをご紹介させて頂きます。

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おすすめのサーキュレーター5選

マカロンのようにコロンとしたフォルムが可愛らしいサーキュレーターです。上下の首振り角度は手動ですが360°調整可能です。自動首振りがあった方が便利ですが、その分価格が抑えられているため、とりあえず部屋の空気を循環させたいという人におすすめです。

左右首振り機能がついた機種です。上下は手動ですが左右に動いてくれる分、部屋の空気をよりかき混ぜることができます。風量を弱くして風が観葉植物に少し触れるくらいの場所に設置するとよいでしょう。

USB給電方式のサーキュレーターで、PCやモバイルバッテリーに接続して使用することができます。重量は600gとなっており、一般的なサーキュレーターに比べ小型です。底面にフック穴があるので卓上だけでなく壁掛けにすることが可能です。

無印良品 サーキュレーター(低騒音ファン)・ホワイト 型番:MJ-CF18JP-W 02438111

シンプルなデザインのサーキュレーター。羽根に波状の凹凸があり、風の渦を細分化して空気抵抗を最小限に抑えています。風量を上げても音が静かで、消費電力も少なくなっています。前面のカバーが外せるので、掃除がしやすいのもポイントです。

上下左右の首振り機能が付いたサーキュレーターです。立体的に動くことで効率的に空気を循環させることができます。付属しているリモコンを使用すれば遠隔で操作することもでき、Swichbotなどと連携させればさらに便利になります。

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番外編

サーキュレーターはちょっと邪魔かも、という方には小型のUSBクリップファンもおすすめです。弱い風を植物に当てるようにするだけでだいぶ変わります。

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