また行きたくなるイベント。東京植物イベント『BOTTA』vol.3 をレポート
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
3月24日(土)・25日(日)に都内で開催された植物のイベント「BOTTA」。
そこに植物があるだけで、空間が変わる。
そこに植物があるだけで、癒しが生まれる。
そんな魅力的な世界各地の植物が、東京小石川に集まりました。
今回で第3回目となるイベントは多肉植物、塊根植物、ビカクシダなどの人気植物や、植物画や植物をモチーフにしたインテリア、アクセサリーなどジャンルにとらわれず、植物が楽しめるイベントです。
様々な種類のランがお出迎え
@moku_store
Plants Coordinate Store
エントランス入ってすぐはPlants Coordinate Store mokuさんのブース。ランをメインに販売していました。
デンドロビウムのサンデレーver.メジャーの花姿は、どの角度から見ても美しく、じっと見惚れてしまうほど。ランの明るい葉色と、華やかな花がエントランスの空間を彩っていました。
ついつい目移りしちゃう植物
今日はあの植物が欲しい!と心に決めて現場につくと、お目当ての植物もだけど、やっぱり……となってしまいそうなくらいな植物の数。同じ種類の植物でも、樹形や葉の一枚一枚、じっくり吟味したくなるもの。
@ishiiplantsnursery
多肉植物や塊根植物などを扱っています。イベント出店や、web販売を中心に活動。
こちらはISHII PLANTS NURSERYさんのブース。
存在感のある大きい株だけではなく、じっくりゆっくりと時間をかけて育てて楽しみたいパキポディウム・デンシフローラムや、ロスラーツムの小さい株も並んでいました。こんなに小さくても、それぞれに表情があります。そこもまた植物の面白いところです。
人気商品の書籍はドイツ語です。中のイラストや写真だけでも見る価値ありの1冊です。
@manas.green
塊根植物などを扱っています。
人気の多肉植物といえば、アガベ。こちらは吉祥寺にお店を構えるmana‘s greenさんのブース。
,公園やテーマパークでも見かけるアガベ。最近ではドライガーデンの植栽でも人気があります。チタノタをはじめ、ずらっと並ぶと迫力も満点。鋭くワイルドな印象もありますが、美しいグリーンや葉のラインは魅力のひとつです。
塊根植物も種類が豊富なので、ぜひ吉祥寺の店舗もチェックしてみて。
圧倒的な存在感。
@copiapoa8
サボテン・多肉植物の育成・販売。他店では扱っていないような商品も、豊富に取り揃えています。
ドンっと構える姿に釘つけになるサボテンたち。離れた場所から見ても重みが伝わってくるほどです。ひとつひとつ丁寧に株の状態やストーリー、特徴を話してくれました。
変わり疣青磁花牡丹やゴジラに、珍しいウチワサボテンなど。たくさんの時間を経てきたサボテンの姿は強く、たくましく生命力が溢れています。
ディッキアが半端ない
@machi_yocto
ディッキアを販売しているのはmachi_yoctoさん。
ディッキアは南米に自生しているグラウンドブロメリア(岩や土に生えているブロメリアのこと)で、多肉質な葉と葉の縁に生えているノギが特徴です。ブロメリアなので、パイナップルの仲間なのです。
もう、とにかくすごい。これだけディッキアが並ぶと、すごい。すごいを何回出せば気が済むのかと思われそうですが、本当にすごいんです。ただ、かっこいいという一言では終わらない造形美。ディッキアというと鋭いノギが強く、触ったら痛そうという印象がある人も多いのでは。でも、オレンジ色の可愛い花が咲いて、そのギャップがまたグッときます。今回はディスプレイやパッケージにもこだわったそう。
こちらは展示されていた「ワサビ」という品種。無骨なイメージをぶっ飛ばすくらい、美しいディッキアたちに見惚れてしまいました。
あれもこれも気になる
@necomoss
ミニ盆栽、
手のひらサイズの盆栽と、ビカクシダ、チランジアが並ぶのはnecomossさんのブース。
チランジアは流木につけられているため、このまま吊るして育てられて、見た目もかっこいいという、うれしい仕立て。
ビカクシダは鮮やかな緑色が目立ってました。
ミニ盆栽はこちら。綺麗に仕立てられたミニ盆栽はいくつも集めたくなります。どの植物を見ても、細かく仕立てられているので飯田さんの植物愛を感じました。
飾って、身につけて楽しむ植物たち
SNSでも大人気の陶植
@studio_zok
インテリアとして自由に飾れる陶製の植物オブジェ「陶植」。
人気インテリアショップやセレクトショップでのポップアップイベントなども開催され、注目のSTUDIO.ZOKさん。
人気のグラキリスがバージョンアップしたことを教えてくれました。
なんと、葉が落ちる仕組みに。葉の部分は特に繊細な作りのため破損から守るためということ、そして季節に合わせ休眠できるようになりました。
他にもオリジナルのピアスも。モダンなデザインのピアスはTシャツなどのカジュアルスタイルとも相性抜群。着物に合わせても良さそうです。
近くで見つめてしまう植物画
@saori_ohwada
サボテン、多肉植物、塊根植物等をモチーフにした植物画を描いています。
Botapiiの創刊1周年記念号の表紙を飾ったガジュマルの絵を描いてくれたSaori ohwadaさん。会場ではサボテン、タンクブロメリア、食虫植物などの植物画が展示販売されていました。
毎回BOTTAなどのイベントで人気のポストカードや、ポスターの他に今回はTシャツとサコッシュが仲間入り。普段使いしやすいデザインはヘビロテアイテムになりそうです。
THE食虫植物 ウツボカズラのプリントTシャツは、使いやすいようにとワンポイントのデザインにしたそう。
ウツボカズラTシャツ、早速着てみました。necomossさんのキセログラフィカと。着用サイズはMサイズです。ゆったりと着たい女性にはMサイズもおすすめです。
BOTTAならでは。ビカクシダマーケットへようこそ
@driftwood.smokeywood
東大阪で爬虫類とビカクシダを販売。イベントでは様々な種類のビカクシダが並びます。
>>driftwood.smokeywoodさんの記事を読む
最新号のBotapiiでリドレイの板付けを紹介してくれているDriftWood&SmokeyWoodさん。
常に人が絶えないブースの前。
コンテナひとつひとつにリドレイが入っている姿はまるでマーケット。ここから好みのリドレイを選んだら野本さんことBOSSが選んだリドレイをその場でコルクにつけるということが行われていました。
ひとりひとり、話しをしながら丁寧に対応をしているBOSS。その姿から、真剣に植物と向き合う志が伝わってきます。
会場は常に賑やかでしたが、適度な広さでブースが作られているためゆっくりと植物を見れました。ただ買うだけではなく、植物を通して人との繋がりも生まれるイベントでした。
▼会場の様子は動画でもご覧いただけます!
▼前回の東京植物イベントBOTTAの記事をもっと読む
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「また行きたくなるイベント。東京植物イベント『BOTTA』vol.3 をレポート」の記事をみんなにも教えてあげよう♪