世界の植物紀行 – 四代目金岡又右衛門 -「シンガポール~ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」日本の植物&みどりのまちづくり編
LOVEGREEN編集部
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前回のシンガポール記では世界的に著名な植物園、テーマパーク「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」の各施設の見どころや新施設の紹介等を書かせていただいた。そして今回は実際にチーム又右衛門が国内外からガーデンズ・バイ・ザ・ベイに送り届けた植物が活躍している姿や開催されたイベントについて、シンガポールのもうひとつの代表的な植物園「シンガポール・ボタニック・ガーデン」、そしてその他の緑が素敵な施設をご紹介させていただきたい。
目次
- 日本産花きが活躍するイベント
- 桜「SAKURA MATSURI」
- 菊「春節祭」
- アジサイ、ツツジ、藤など「Floral Fantasy」
- 植物園シンガポール・ボタニック・ガーデン
- ホテル「PARK ROYAL」で活躍するみどり
- 「チャンギ空港」で活躍するみどりたち
日本産花きが活躍するイベント
まずはガーデンズ・バイ・ザ・ベイにおける日本の花きは重要な位置づけができるようになってきている。その理由には世界的に高い水準の日本産花きを生産者、流通、提案者がしっかりしたチームワークによって実現しているからであると言える。それではどのような日本産花きが世界の舞台「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」で活躍しているかをお届けしたいと思う。
桜「SAKURA MATSURI」
日本の代表的な花きといえば何といっても「桜」である。そしてガーデンズ・バイ・ザ・ベイのイベント「SAKURA MATSURI」は、日本の文化とともに提案され、年間を通じた中でもとても人気の高いイベントとなっている。
このイベントでは、日本各地から素敵な桜が届けられ、世界から集まった花きとの共演が素晴らしい。
桜と鳥居で和な空間に。
日本風のデザインのもと桜を中心に、木蓮なども素敵に咲き誇っている。
レンタル浴衣を着た旅行者が桜をバックに記念撮影を行う姿が印象的である。
イベント会場には日本の屋台も多く出店し、各国の訪問者が日本を堪能していた。
菊「春節祭」
日本の代表的な花きの一つとして菊が挙げられる。当然、菊は世界各国で生産され流通しているが、芸術的な技術は日本が卓越していると言える。
まずは春節祭のイベントにて飾られた福島県二本松農協からの菊の大作り「千輪咲」はその技術力の高さに、驚きの声が上がっていた。
菊人形の前でも多くの人が写真を撮っていたのが印象的である。生産技術もだが、文化にも多くの興味を持っていたことが伺えた。
\アジサイやツツジ、藤などの展示/
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