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もう迷わない!多肉植物の水やりのタイミング

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大曽根百代

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多肉植物やサボテンは水やりの回数が少なくて済む分、タイミングが分かりにくいという方もいらっしゃるのでは?

普通の草花などは水切れを起こすとクタっと萎れるのでわかりやすいですよね。しかし多肉は萎れずにじっと水を与えられているのを待っています。

ではどんな状態になった時がサインなのでしょうか、一部の多肉植物を例に見てみましょう。

目次

葉っぱが教えてくれる、多肉植物の水やりのサイン

一週間に1度、2,3週間に1度と言われても管理している環境で差がでます。一番は植物の状態を見てあげること。簡単に説明すると葉っぱにシワがより色も悪くなります。  例えば3週間くらい水をやらずにいた【虹の玉】、まだシワはよっていませんが、以前と比べると色が悪くなっています。

1週間に1度、2~3週間に1度と言われても管理している環境で差がでます。一番よいのは多肉植物の状態を見てやること。多肉植物が水を欲している時は、簡単に説明すると葉っぱにシワがより、色も悪くなります。

例えば3週間くらい水をやらずにいた虹の玉、まだシワはよっていませんが、以前と比べると色が悪くなっています。

 

本来の虹の玉はプリっとした鮮やかなグリーンをしています。元の状態を覚えておくと水やりのタイミングがわかりますね。

本来の虹の玉はプリっとした鮮やかなグリーンをしています。元の状態を覚えておくと水やりのタイミングがわかりますね。

 

紅葉した状態です。鮮やかな赤になるので分かり易い時期かもしれません。水切れの状態ですとくすんだ色にみえます。

紅葉した状態です。鮮やかな赤になるので分かりやすい時期かもしれません。水切れの状態だと、くすんだ色にみえます。

 

【ルビーネックレス】の場合は、シワがより葉っぱも一回り小さくなります。画像は極端な状態なのでここまでならないうちに与えるのが理想です。

ルビーネックレスの場合は、シワがよって、葉っぱも一回り小さくなります。画像は極端な状態なのでここまでならないうちに与えるのが理想です。

 

正常な状態はこのようにシワもなくぷっくりとしています。葉っぱも一回り大きくなりますね。

正常なルビーネックレスの状態は、このようにシワもなくぷっくりとしています。葉っぱも一回り大きくなりますね。

 

たくさん水を含むとパンパンになることも。

たくさん水を含むとパンパンになることも。

 

【ロゲルシー】は葉っぱの厚みも薄くなり、色も悪くなっています。

ロゲルシーは葉っぱの厚みも薄くなり、色も悪くなっています。

 

通常はこのような状態です。葉っぱの厚みもあり色つやもいいですね。

通常はこのような状態です。葉っぱの厚みもあり色つやもよいですね。

このように見てみると葉っぱの状態で水やりのタイミングが確認できると思います。ただし毎日水をやるのは避けてくださいね。

多肉植物は水を与えなかったからといって、すぐに枯れることは少ないので安心してください。

土が湿っているのに状態が悪いときは…

根腐れの可能性がありますので、水やりの頻度を減らしましょう。必ず土が乾いてから与えるのが基本です。

多肉植物の水やりの仕方

お水は鉢の底穴からお水が出るくらいたっぷりあげてください。霧吹では十分にお水が行き渡らないのでジョーロなどでしっかり与えてください。  土が乾ききるまでしっかり乾かす、与えるときはたっぷり与える、とメリハリをつけることを心掛けるとうまく育てられます。  常に土が湿っている状態にしないよう気を付けましょう。

水は鉢の底穴から水が出るくらいたっぷり与えてください。霧吹では十分に水が行き渡らないのでジョーロなどでしっかり与えましょう。

土が乾ききるまでしっかり乾かす、与えるときはたっぷり与える、とメリハリをつけることを心掛けるとうまく育てられます。

常に土が湿っている状態にしないよう気を付けましょう。

特に生長期には水を欲しがるので、色が悪くなったなと感じたら土の湿り具合を確認して水を与えましょう。

葉っぱの状態が分かりづらい多肉植物に関しては土の状態を見て判断するといいでしょう。

葉っぱにシワがよる

色が悪くなる

土がカラカラに乾いている

この3点を参考にして、育ててみてください!

 

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大曽根百代

千葉大学園芸学部を卒業後、園芸店に勤め、販売だけなく植物をきちんと理解したいと思い、千葉大の苗生産部にて植物の生産業(花苗)に従事。その後、多肉植物の生産を経験。現在は多肉植物の販売サポートやバラの管理業務をしています。多肉だけでなく植物全般好きで、宿根草なども育てています。最近はマイクロ胡蝶蘭とバンダにも挑戦中。より植物の魅力を感じ、皆様にもその魅力と生産者情報を記事としてこれからも発信していきます。

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