葉の色が悪い!多肉植物の葉焼けの原因や対処法
大曽根百代
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お日様が好きなイメージの多肉植物ですが、どんなにお日様が好きといっても室内のあまり日の当たらない場所で管理してる多肉をいきなりカンカン照りの場所に置いてしまったり、梅雨明け後の急激な日差しなどで「葉焼け」を起こしてしまいます。
どんどん日差しが強くなるこれからの季節、どのように対処するのがよいのでしょうか?
葉焼けした様子や原因、対処法をまとめましたのでぜひ参考にしてみて下さい。
目次
多肉植物の葉焼けとは?
「葉焼け」とは、簡単に説明すると人間でいう日焼けと同じ現象。植物も日焼けを起こします。太陽の光でヤケドを起こし変色したり最悪の場合枯れてしまいます。日当たり大好きと説明されたからしっかり当てたのに、どうも色が悪くなっている気がする…と感じたことはありませんか?それはもしかしたら「葉焼け」を起こしているかもしれません。
では実際にどのようになるのか見てみましょう。
いくつかの多肉植物の葉焼けの様子や原因
焼けた部分が茶色く変色してしまっています。写真は葉焼けした多肉植物の「黄麗」です。
コチラは5カ月ほど室内で管理をしていた「虹の玉」です。日陰で管理をしていたため徒長していました。
お日様大好きな虹の玉でさえ、日陰からいきなり日なたに置いてしまうとこうなってしまうかもしれません。
苗がしっかりしていればここまでなる可能性は低いでしょう。
虹の玉は、茎まで焼けて痛々しい状態に…
多肉植物の葉焼けの対処法
上でご紹介した、「黄麗」と「虹の玉」の2品種とも葉焼けした時期は真夏ではなく、5月上旬にこのようになってしまいました。
とはいっても、ずっと室内に置いていたら徒長するばかりでどうすればいいのでしょうか。
それは、徐々に慣らしていく、ということが大事になります。日当たりの良いレースカーテン越しの窓辺などに移動させたり、日光に当てる時間を徐々に長くするなどすると良いでしょう。
葉焼けのその他の原因と対処法~水やりのタイミング
葉焼けを起こすのは日差しだけでなく、水やりも関係します。朝方や夕方の涼しい時間帯に行うと良いでしょう。カンカン照りの真昼に水やりを行った場合、水滴が葉に残っているとそこがレンズのようになり光を直接通してしまうので傷んでしまいます。
日差しが強くなる前に自然に乾かなければ拭き取ったり、息で飛ばしましょう。
エケベリアや背丈の低いロゼット状の多肉は真ん中にお水が溜まりやすいので、上記同様、息で水滴を飛ばしたりティッシュで拭き取ると良いでしょう。
真夏の日差しは要注意!
真夏の日差しは特に要注意です!光量があまりにも強すぎて状態が悪くなりがちなので、昼間は移動させたり明るい日陰で管理される方が無難です。
日なたに置いてるのに真夏から急に状態が悪くなった、葉色が悪くなったなど状態が悪くなっていたら暑さでダメージを受けている可能性がありますので、少し涼しい場所に移動させるなどして対処しましょう。
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