外の光を室内に!キラキラ「サンキャッチャー」の作り方
小野寺葉月
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夏の間あんなに強かった日差しもあっという間に柔らかくなってきましたね。冬に向けて日も短くなってきましたね。外のあたたかな光を取り入れて、キラキラしたお部屋にしましょう!
目次
サンキャッチャーって知ってる?
サンキャッチャーとは、外の光を室内へ、クリスタルの屈折を利用してプリズムで取り入れる窓辺の飾りです。ネイティブアメリカンが起源という説と、日照時間の少ない北欧でインテリアとして使われたことが起源という説があります。最近はインテリアとして人気のアイテムですが、買おうと手に取ってみると意外と高価だったりして。。。そんなサンキャッチャー、手作りすることも出来ます。今回は100均でパーツを揃えたバージョンと、パーツショップで購入したバージョンの2つを作ってみたいと思います。
材料~100均編~
・カーテンタッセル(アクリルのモチーフが付いているもの)
・ビーズ2種類(直径3cm程度あるとバランスがとりやすい)
・カニカン (カーテンレールのパーツに吊るす用)
・テグス(2号より太めの物)
・ラジオペンチ
すべて100均で揃えられます!
今回は¥500かかりましたが、お家にあるもので代用もできますのでもっとコストダウンすることも出来ます。
カニカンは使わず、細めのS字フックなどでも大丈夫ですよ。
サンキャッチャーの作り方
出来上がりのイメージを作ります。
カーテンタッセルを分解します。
ビーズとパーツを等間隔で配置し、テグスを結んで固定します。
材料~パーツショップ編~
パーツショップにはサンキャッチャー用のパーツが販売されています。今回はスワロフスキークリスタルのパーツを使いました。
スワロフスキークリスタル30mm直径 1個
スワロフスキークリスタルパーツ(六角形)片穴 14mm直径 4個
スワロフスキークリスタルパーツ(六角形)片穴 16mm直径 2個
スワロフスキークリスタルパーツ 8mm直径 2個
つぶし玉 ゴールド 2mm直径 20個
※金属でできた小さいビーズで、平ヤットコなどでつぶして使用します。今回は平ヤットコがないのでラジオペンチで代用です。
テグス8号
カニカン ゴールド 1個
ラジオペンチ(100均のもの)
今回はスワロフスキークリスタルでパーツをそろえたので、合計¥3000ほどでした。
サンキャッチャーの作り方
パーツを並べて、出来上がりのイメージを作ります。
①サンキャッチャーの長さを決める
作りたい長さの倍の長さより少し長いくらいでカットします。今回、出来上がりを60cmくらいにしたいので、130cm程度にテグスをカットしました。
②机の上でパーツだけを置いて、配置を決める
③テグスに配置の通りにパーツを通す
まずメインのクリスタルがテグスの真ん中にくるようにし、そのすぐ上につぶし玉を通します。10cmほど感覚をあけて、つぶし玉、パーツ、つぶし球の順で通るようにしましょう。
テグスの端はセロテープやマスキングテープなどで固定すると作業しやすいです。
④配置通りにテグスにパーツを通したら、クリスタルのすぐ上のつぶし玉からラジオペンチでつぶしていきます。
⑤つぶし玉をつぶすときに、緩んでしまわないように注意。テグスの遊びがないようにしましょう。
⑥等間隔になるように固定していきます。上下つぶし玉を使ってテグスに固定します。
⑦最後はカニカンのところはつぶし玉でつぶし、テグスを固定します。
サンキャッチャーを作るときの注意
サンキャッチャーを手作りする際に大切なのは、パーツ選びです。何に気をつけるかというと、「凸型レンズ仕様のパーツ」「球形のパーツ」を使わないようにすること。それらのパーツを使用したサンキャッチャーを窓際に置くと太陽の光を集め、収れん火災がおこる可能性があります。
「サンキャッチャー用」と表記のあるパーツではその心配はありませんが、手作りするときは十分に注意をしましょう。
収れん火災とは
虫メガネを用いて黒い画用紙に太陽光を当て続けると、煙が出て紙が燃えてしまうことがあります。凸型レンズや球形のパーツでは、同じ効果が出てしまうことがあるため、そういったパーツは使用しないでください。
光を比べてみました
その差は歴然。クリスタルはやはり綺麗。
100円ショップで作ったサンキャッチャーも、クリスタルと比較すると不均一ですがゆらりとした光があり、いくつか作って並べて飾るとかわいいです。
パーツをいくつか組み合わせて、メインパーツだけクリスタルを使うなど、お好みのサンキャッチャーを作ってみて下さいね!
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