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パフィオペディラムとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • パフィオペディルム
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植物名
パフィオペディラム
学名

Paphiopedilum

英名
Lady's slipper
別名・流通名
パフィオ
科名
ラン科
属名
パフィオペディラム属
原産地
東南アジア

パフィオペディラムの特徴

パフィオペディラムは、ラン科パフィオペディラム属のランです。袋状になった大きなリップが特徴で、食虫植物のような独特なフォルムが印象的です。原産地は東南アジア一帯で、品種により花の大きさや咲く時期が異なります。

パフィオペディラムは、年間を通して室内で栽培します。耐寒温度は品種により差がありますが、5~10℃で越冬が可能です。大きく厚みのある葉の間から花茎を伸ばし、印象的な花を咲かせます。花色はグリーン、こげ茶、白、黄、ピンクなど。1本の花茎に1個の花を咲かせる品種から複数個の花を咲かせる品種まであります。開花期は品種によって差がありますが、冬から春に咲くものや、初夏に咲くものがあります。

パフィオペディラムは、流通量が少なく、生花店や園芸店で常に取り扱いがあるランではありません。ラン専門店などに行けば様々な品種を購入することができます。切り花でも流通しており、花もちが良く、オブジェのような独特の雰囲気が美しいことから人気があります。

パフィオペディラムの詳細情報

園芸分類 ラン
草丈・樹高 15~60cm
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
花色 グリーン、黄、茶、ピンク
開花時期 12月~3月、5月~7月(品種による)

パフィオペディラムの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花(品種により異なる)
植え付け
植え替え

パフィオペディラムの栽培環境

日当たり・置き場所

年間を通して、直射日光を避けた室内の明るい窓辺で育てましょう。夏は戸外で育てられますが、強い直射日光は葉焼けの心配があるので、明るい半日陰で管理しましょう。

温度

耐寒温度は5~10℃ですが、品種によって差があります。購入時に確認しましょう。

用土

バークや水苔で育てられます。水はけが悪いと根腐れを起こす心配があるので、鉢底石を入れるなどして、排水性も考慮しましょう。

パフィオペディラムの育て方のポイント

水やり

多湿気味を好むので、やや湿っているくらいの状態を保つようにします。春から夏の生育期は、完全に乾ききる前に水やりしましょう。秋から冬は少し控えめに管理します。

肥料

春から秋に薄めた液肥を与えるようにします。開花中は施肥は控えましょう。

病害虫

特に目立った病害虫の被害はありません。

パフィオペディラムの詳しい育て方

選び方

葉が黄色くなっていないもの、やや上向きにしっかりと伸びている株を選びましょう。

植え付け

植え付け適期は3月~4月です。根を傷つけないように、古い植え込み材や傷んだ根を取り除いて植え付けます。

仕立て方

花茎が伸びてきたら、折れないように支柱を立てましょう。

剪定・切り戻し

花が終わったら、花茎を根元から切り取ります。

植え替え・鉢替え

植え替え適期は3月~4月です。根を傷つけないように古い植え込み材や傷んだ根を取り除いて、植え付けます。

パフィオペディルム

パフィオペディラムの花が咲く時期は、12月~3月と5月~7月、品種により異なります。

パフィオペディラムの花は、大きな袋状のリップが特徴です。英名の Lady’s slipper(女性用スリッパ)は、この花のフォルムから名付けられました。

冬越し

パフィオペディラムの耐寒温度は品種によって差がありますが、5~10℃です。冬は室内の明るい窓辺で管理しましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

株分けで増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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