ウッドデッキの選び方や置くときの注意点

アバター画像

森野陽子

このライターの記事一覧

更新日 :

お庭の可能性を広げるウッドデッキ空間。バーベキューをしたり、子供の遊び場になったりたくさんの使い方ができます。そんなウッドデッキのメリットやメンテナンス方法などを簡単に紹介いたします。

目次

ウッドデッキとは

ウッドデッキの選び方

ウッドデッキを置くときの注意点

ウッドデッキがあるメリットとは

 

ウッドデッキとは

ウッドデッキとは、庭に面した室内との続きに敷かれた木製の甲板のことを言います。もともとデッキとは船の甲板の意味があり、床下の構造をもち、屋根のない場所のことを指すようです。屋外にいながら、椅子やテーブルをおいてプライベート空間が楽しめることもあって人気を集めています。庭と住まいの中間のようなイメージで、気軽にコンテナガーデンを楽しんだり、子供たちの遊び場になったりと使い方は様々で、遊び心を感じさせてくれるエクステリアです。また、戸建てに限らず、最近ではマンションのバルコニーなどに設置するウッドデッキパネルなども種類が豊富で、自然味あふれる空間を作りだすことができます。

ウッドデッキとは、庭に面した室内との続きに敷かれた木製の甲板のことを言います。もともとデッキとは船の甲板の意味があり、床下の構造をもち、屋根のない場所のことを指すようです。屋外にいながら、椅子やテーブルをおいてプライベート空間が楽しめることもあって人気を集めています。庭と住まいの中間のようなイメージで、気軽にコンテナガーデンを楽しんだり、子供たちの遊び場になったりと使い方は様々で、遊び心を感じさせてくれるエクステリアです。また、戸建てに限らず、最近ではマンションのベランダなどに設置するウッドデッキパネルなども種類が豊富で、自然味あふれる空間を作りだすことができます。

▼ベランダガーデニングについてはこちら

目次に戻る≫

ウッドデッキの選び方

ウッドデッキは雨風にさらされるので、塗装がはがれ腐食したり、日焼けしたりすることがあります。そのため、なるべく高耐久の素材を選ぶことが大切です。素材には天然木と人工木があります。

ウッドデッキは雨風にさらされるので、塗装がはがれ腐食したり、日焼けしたりすることがあります。そのため、なるべく高耐久の素材を選ぶことが大切です。素材には天然木と人工木があります。

 

天然木の素材 天然木は断熱性能が優れているので、冬暖かく夏涼しいという快適な環境を作り出します。木の香りもアロマ効果をもたらしてくれます。天然木にはソフトウッドとハードウッドがあり、レッドシダーなどのソフトウッドはDIYにもよく使われます。安価で加工もしやすいのですが、腐りやすく耐久性が低いので、ウッドデッキにはあまりおすすめできません。そのため、ハードウッド系の素材を使うことが多く、サイプレスやウリンなどがよく使われます。これらの木材は20年はもつと言われています。  人工木の素材 人工木は劣化しにくく、メンテナンスの必要はほとんどありません。水にも強いのでごしごし洗えます。清潔に保ちやすいのですが、夏は暑く冬は冷たくなりやすく、自然の風味が感じられないのが難点です。しかし最近では見た目も天然木に近づけた素材が開発されているので、自分に合った素材を探してみてもよいかもしれません。  「湿気の多い地域に住んでいる」「毎週末バーベキューをしたい」といった使用頻度や、子供やペットがいるなどといったそれぞれの環境・生活条件によって選ぶとよいでしょう。どちらの素材も経年変化による色あせは発生するので、定期的な塗装は必要となります。

天然木の素材

天然木は断熱性能が優れているので、冬暖かく夏涼しいという快適な環境を作り出します。木の香りもアロマ効果をもたらしてくれます。天然木にはソフトウッドとハードウッドがあり、レッドシダーなどのソフトウッドはDIYにもよく使われます。安価で加工もしやすいのですが、腐りやすく耐久性が低いので、ウッドデッキにはあまりおすすめできません。そのため、ハードウッド系の素材を使うことが多く、イペやウリンなどがよく使われます。これらの木材は20年はもつと言われています。

人工木の素材

人工木は劣化しにくく、メンテナンスの必要はほとんどありません。水にも強いのでごしごし洗えます。清潔に保ちやすいのですが、夏は暑く冬は冷たくなりやすく、自然の風味が感じられないのが難点です。しかし最近では見た目も天然木に近づけた素材が開発されているので、自分に合った素材を探してみてもよいかもしれません。

「湿気の多い地域に住んでいる」「毎週末バーベキューをしたい」といった使用頻度や、子供やペットがいるなどといったそれぞれの環境・生活条件によって選ぶとよいでしょう。どちらの素材も経年変化による色あせは発生するので、定期的な塗装は必要となります。

目次に戻る≫

ウッドデッキを設置するときの注意点

風通しがよく、日当たりのよい場所を選びましょう。ウッドデッキには基本的に屋根がないことから、道路や住居など周囲の視線が気になることがあります。設置するときにはその場所が周囲からどのように見られているかを確認します。どうしても視線が気になる場合はラチスやパラソルで目隠しするとよいでしょう。また、ウッドというだけあって燃えやすいので、バーベキューなどの後の火の始末にも注意が必要です。

風通しがよく、日当たりのよい場所を選びましょう。ウッドデッキには基本的に屋根がないことから、道路や住居など周囲の視線が気になることがあります。設置するときにはその場所が周囲からどのように見られているかを確認します。どうしても視線が気になる場合はラチスやパラソルで目隠しするとよいでしょう。また、ウッドというだけあって燃えやすいので、バーベキューなどの後の火の始末にも注意が必要です。

 

ウッドデッキのメンテナンス

デッキに天然木を使用した場合、経年劣化により床がささくれだち、とげが刺さることがあるので気を付ける必要があります。また木材の表面が退色したり腐食したり、コケが生えたりすることがあります。コケが生えた場合は高圧洗浄などで取り除くことができます。退色した部分には、はっ水効果のあるオイルステインを塗るとよいでしょう。腐食してしまった場合は倒壊の危険性があるので、腐食箇所を取り換えることをおすすめします。その時には自分でやろうと思わず、業者の人にお願いしましょう。木材は、塗装や防腐剤などを塗っておくことで寿命を延ばすことはできますが、どうしても劣化してしまいます。そのために3年おきごとの点検を。ニスや防腐剤を塗った時には、子供やペットが舐めてしまわないように気をつけましょう。

デッキに天然木を使用した場合、経年劣化により床がささくれだち、とげが刺さることがあるので気を付ける必要があります。また木材の表面が退色したり腐食したり、コケが生えたりすることがあります。コケが生えた場合は高圧洗浄などで取り除くことができます。退色した部分には、はっ水効果のあるオイルステインを塗るとよいでしょう。腐食してしまった場合は倒壊の危険性があるので、腐食箇所を取り換えることをおすすめします。その時には自分でやろうと思わず、業者の人にお願いしましょう。

木材は、塗装や防腐剤などを塗っておくことで寿命を延ばすことはできますが、どうしても劣化してしまいます。そのために3年おきごとの点検を。ニスや防腐剤を塗った時には、子供やペットが舐めてしまわないように気をつけましょう。

目次に戻る≫

ウッドデッキがあるメリットとは

ウッドデッキは室内と同じ高さで広がる空間なので、もうひとつのダイニングやリビング、または子供の遊び場などとして、もとの住居の空間を広げられるというメリットがあります。気持ちのよい青空のもとでの食事や読書、昼寝をしたり、くつろげる場所となるでしょう。外気が感じられる開放的な空間は、生活の中で非日常的な場所となり、毎日をより楽しくしてくれます。

ウッドデッキは室内と同じ高さで広がる空間なので、もうひとつのダイニングやリビング、または子供の遊び場などとして、もとの住居の空間を広げられるというメリットがあります。気持ちのよい青空のもとでの食事や読書、昼寝をしたり、くつろげる場所となるでしょう。外気が感じられる開放的な空間は、生活の中で非日常的な場所となり、毎日をより楽しくしてくれます。

▼お庭に関する記事をもっと読む

 

 

LOVEGREEN(ラブグリーン)メールマガジン会員募集中!

関連ワード

今月のおすすめコンテンツ

「ウッドデッキの選び方や置くときの注意点」の記事をみんなにも教えてあげよう♪

アバター画像
森野陽子

横浜市出身。動物と植物がいつも身近にいる家庭で育ち、自然と動植物好きに。環境保護について学ぼうと、東京農業大学造園学科に進学。日本庭園にはまるかたわら、里山の景観保護や動物園の生態展示について研究していました。大学卒業後は住宅雑誌の編集、フリーペーパーのライターなどを経験。花も好きですが、樹木も好きで、とくにマメ科の樹木が好きです。週末は家族で山登り、城廻り、海辺でキャンプ。子供が自然の中にいると、急に生き生きしだす様子が面白いなあと感じています。気軽に緑が楽しめる情報を発信できたらと思っています。

このライターの記事一覧

LOVEGREEN 公式アカウントをフォロー!

  • Instagram
  • Facebook
  • LINE
  • Twitter

関連サービス