ムクゲと芙蓉の違い|見分け方や花の特徴を解説
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夏の間、華やかな大輪の花を咲かせる、ムクゲと芙蓉。見た目がとても似ている2つの花の違いと見分け方をご紹介します。散歩で出会った花がムクゲか芙蓉かが一目でわかるようになりますよ。
目次
ムクゲと芙蓉の違い|開花時期
ムクゲ
・ムクゲの開花期間 6月後半~10月
・芙蓉の開花期間 7月下旬~10月
ムクゲは、6月後半から開花が始まります。それに対して芙蓉は7月後半、主に8月から開花します。梅雨の頃に咲いていたら、それはムクゲです。
桜のように花の開花期間が1週間という短い花木も多い中で、ムクゲや芙蓉は夏の間、長くたくさんの花が開花します。
ムクゲと芙蓉の違い|花
ムクゲ
芙蓉
ムクゲと芙蓉の花の違い
花の見分け方は、雌しべをご注目ください。
雌しべが5つに分かれてカーブするように上に曲がっているのが芙蓉、まっすに伸びているのがムクゲです。
ムクゲと芙蓉の違い|葉
ムクゲ
芙蓉
ムクゲと芙蓉の葉の違い
ムクゲの葉の大きさは小さめで、形は鋸歯で切れ込みが入っています。一方、芙蓉は大きな葉で手のひらのような形をしています。
葉の色はムクゲは深緑、芙蓉は明るい緑色です。木全体としての樹形は、ムクゲが直線的、芙蓉は放射状に広がるように伸びるので柔らかな雰囲気があります。
ムクゲと芙蓉の違いをお分かりいただけましたでしょうか。夏のお散歩の時の参考にしてみてくださいね。
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