フロックス・ディバリカタとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • 宿根フロックス・ホワイトパヒューム
  • 宿根フロックス・ホワイトパヒューム
植物名
フロックス・ディバリカタ
学名

Phlox divaricata

英名
Wild blue phlox
別名・流通名
フロックス・ディバリカータ、這性フロックス、宿根フロックス
科名
ハナシノブ科
属名
フロックス属
原産地
北アメリカ

フロックス・ディバリカタの特徴

フロックス・ディバリカタは這性フロックスの一種で、春から初夏に白や薄紫の花が開花する宿根草です。開花時になると株元から花茎を伸ばし、茎先に複数の花が開花します。花は石鹸に似たほのかな香りがあります。横に広がるように生長しますが、這性フロックスのストロニフェラ種のようには広がらず、生長は比較的穏やかです。

透明感のある白や薄紫色の楚々とした花は、さまざまな色の花となじみやすく、野草的な雰囲気もあります。花期はさほど長くはありませんが、花付きが良く、春から初夏の庭を素敵に演出してくれます。

フロックス・ディバリカタの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 30~40cm
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 白、薄紫
開花時期 3月~5月

フロックス・ディバリカタの種類

フロックス・ホワイトパフューム

白花で、花の中心と花びらの裏は青みを帯びる。

フロックス・ブルーパフューム

薄紫色。咲き進むにしたがって、淡い色に変化する。

フロックス・ディバリカタの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花

フロックス・ディバリカタの栽培環境

日当たり・置き場所

春から初夏と秋から冬は日当たりが良く、真夏は半日陰程度になる風通しの良い環境が適しています。

用土

水はけの良い土が適しています。

鉢植えは、草花用の培養土で栽培可能です。

フロックス・ディバリカタの育て方のポイント

水やり

地植えは、根付いてからの水やりは必要なく、降雨に任せます。

鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。

肥料

春と秋に緩効性肥料を株元に与えます。

ただし、自然の循環ができていて、周囲の草花が問題なく開花している土なら、与えなくても栽培可能です。

病害虫

目立った病害虫の害はありません。

フロックス・ディバリカタの詳しい育て方

選び方

株元の葉がきれいな苗を選びましょう。

植え付け

春か秋が地植えの植え付け適時です。這うように広がるので、隣の植物との間隔は余裕をもって植え付けます。

春から初夏に開花します。終わった花茎は、株元でカットします。

冬越し

フロックス・ディバリカタは、温暖地では株が確認できる場合がありますが、寒冷地では葉が少なくなります。冬の間は生長が止まりますが、春になると株元が芽吹きます。

鉢植えは、冬の間も断水せず、鉢の表面の土が乾いたら水やりをしましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

株分けで増やすことができます。環境があうと、こぼれ種で増えることもあります。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。
監修している植物一覧を見る
植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

人気の植物ランキング