春から秋まで咲き誇る!ペチュニアの魅力と次々咲かせる育て方・寄せ植えテクニック
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春から秋にかけて次々と花を咲かせ、庭やベランダを華やかに彩る「ペチュニア」。豊富なカラーバリエーションと育てやすさから、ガーデニングの定番として愛されているナス科ペチュニア属(ツクバネアサガオ属)の花です。この記事では、ペチュニアの特徴や基本の育て方、株いっぱいに花を咲かせる「摘心(ピンチ)」のコツ、寄せ植えの組み合わせ方などをわかりやすく解説します。
目次
長期間咲くペチュニアの特徴と魅力

ペチュニアの魅力といえば、まず、春から秋(3月~11月)までの長期間花を咲かせることでしょう。タイミング良く剪定すると、枝分かれして次々と豪華に花を咲かせます。寄せ植えやハンギングバスケット、コンテナ栽培などを通して、長い間花を楽しめます。
本来は多年草ですが、寒さに弱いため日本では一年草扱いされていることが多いです。暖地では、霜に当たらなければ屋外で冬越しさせることもできます。寒さが厳しい地域で来年も花を咲かせたい場合は、室内に取り込むなどの対策を行いましょう。
ペチュニアの花は「タバコの花」に似ていることから、その名前はブラジル先住民のPetun(タバコ)に由来すると言われています。

ペチュニア「ベルチャーム・アンジェラ」
そしてもう一つの魅力は、色幅が豊富で、一重咲きや八重咲きなど咲き方も様々で、花の大きさも大輪から小輪まで選べることです。

ペチュニア「バイプレイヤー」
ペチュニアの花色は、赤、ピンク、白、黄、紫、黒、ベージュ、ワイン、複色などがあり、毎年新品種が発売されるほど品種もたくさんあります。
一方、ペチュニアの弱点は梅雨や夏の高温多湿です。蒸れないように風通し良く育てることがポイントになります。

ペチュニア「さくらさくら」
杉井明美さん作出のペチュニア「さくらさくら」は、花付きが良く、病害虫や雨にも強いペチュニアです。花色は高温期に濃くなる特徴があります。東京2020オリンピック競技大会の際、沿岸エリアの大規模ガーデンにも植栽されました。
ペチュニアとサフィニアの違い

サフィニア ナス科ペチュニア属(ツクバネアサガオ属)
サフィニアは、ペチュニアをより育てやすく品種改良した花です。ペチュニアの長期間咲き続ける良さをそのまま引き継ぎ、雨に強く丈夫に改良されているので、梅雨や長雨の時期も気にせずに育てられます。横に広がって育ち、波打つように花を咲かせることから、英語のSurfing(サーフィン)とPetunia(ペチュニア)を合わせて「サフィニア」と名付けられたそうです。
ペチュニアとカリブラコアの違い

カリブラコア(ナス科カリブラコア属)
カリブラコアは、ペチュニアの近縁種です。花の形はペチュニアによく似ていますが、花や葉が小さくて繊細なイメージです。 ペチュニアより多年草の傾向が強く、低木のように育つ品種もあります。
たくさん咲かせたい!ペチュニアの育て方

日当たり
日当たりと風通しの良い場所を好みます。高温多湿に弱いため、梅雨時期などで長雨が続くと株が蒸れてカビが発生したり腐って枯れることがあります。屋根のある場所や軒下などで、風通し良く管理すると長く楽しめます。
土と肥料
市販の草花用の培養土で問題なく育ちます。ハンギングバスケットを作るときは、専用の軽い土を使うと管理しやすいのでおすすめです。
半年以上も花が咲き続けるので、元肥と追肥が必要です。肥料を好みますが、与えすぎると逆効果になるので、肥料の説明書き通りに頻度や量を守って施肥しましょう。
水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。土が乾いていないときは水やりを控えます。水やりをする際は、なるべく花に水がかからないように、株元に注ぎましょう。常に葉が濡れていたり、土が湿っていると病気の原因になります。真夏は、朝夕の涼しい時間帯に水やりを行いましょう。
摘心(ピンチ)・切り戻し
芽先を摘む「摘心(ピンチ)」を繰り返すと脇芽が増え、こんもりとした見ごたえのある株に育ちます。こまめに剪定して枝分かれさせることで、たくさんの花を楽しめます。特に梅雨に入る前、株を半分くらいに「切り戻し」して追肥をしておくと、蒸れを予防できて再び美しく開花します。
「摘心」や「切り戻し」をしないと、株元の葉がなくなって寂しい姿になったり、茎があちこちに伸びて風通しも悪くなるので定期的に剪定しましょう。茎が伸びきってから切り戻しをしても新しい枝が出にくくなってしまうので、剪定の時期がとても大切です。
一鉢で華やかに演出できるペチュニアの寄せ植え
ペチュニアは花色が豊富なため、組み合わせる色合いによって「可愛い」「上品」「アンティーク」などあらゆるイメージを演出できるので、寄せ植えを作るときに使うととても重宝します。ペチュニアの寄せ植えは、春から秋まで長く楽しめますし、一鉢あるとその場がぱっと華やかになります。
寄せ植えやハンギングバスケットは、雨が続きそうときは移動できるので、長雨による蒸れや傷みを防ぐことができます。
色違いのペチュニアで作る寄せ植え

色違いのペチュニアを組み合わせて鉢に植え付けるだけで、素敵な寄せ植えができます。そこに、繊細な小花や斑入りのカラーリーフなどをプラスすると、ペチュニアの華やかな美しさがさらに引き立ちます。
ペチュニアをメインに3ポットで作る寄せ植え

ペチュニアをメインに、異なる花形や草姿の植物を組み合わせます。ふんわり垂れ下がるカラーリーフで動きを出すと、わずか3ポットで動きのある素敵な寄せ植えが完成します。
ペチュニアのリース

一重咲きと八重咲きのペチュニアを合わせると、メリハリが出てぐっと華やかになります。
ハンギングバスケット

こまめに「摘心」をすると、こんもりと丸く育ち、美しいフォルムのハンギングバスケットができます。また、白のペチュニアは万能で、どんな色の組み合わせも美しくまとめてくれるのでとても使いやすいです。
ペチュニアを暮らしに取り入れよう

ペチュニアは色幅が豊富で、咲き方も様々あり、花の大きさも大輪から小輪まであるので、きっとお気に入りの一鉢を見つけることができます。価格帯も100円未満の手軽なものから、1,000円以上するプレミアムな品種まで幅が広いため「広い場所に植えるとき」「遠くから見たときの華やかさを重視するとき」「こだわりの一鉢を育てたいとき」など、用途に応じて苗を選ぶのがおすすめです。
ペチュニアの花言葉
「ペチュニア」の花言葉は、「あなたと一緒なら心が和らぐ」「心の安らぎ」。ペチュニアがタバコのように、人の心を癒やす力があることからイメージして付けられたとされています。ふんわりと優美に咲くその姿は、まさに見る人の心に安らぎを与えてくれます。ぜひ、一鉢育てることから始めてみてはいかがでしょうか。






































