芝生を張る前に考える3つのこと。
LOVEGREEN編集部
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▼芝生を張る時期
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暖地型芝生 | ||||||||||||
寒地型芝生 |
しっかりと手の行き届いている芝生って素敵ですね。一軒家に住んだなら誰もが一度は憧れる芝生生活。そんな芝生をご家庭でも植えてみたい!よし、芝生を張ろう!と決意した方へ、芝生を張る前に考えたい「3つのこと」や土壌改良を含めた様々な芝生の張り方についてご紹介します。
目次
芝生を張る前に考える3つのこと
じつは、芝生はどんな場所でも生育するというわけではありません。生育に合わない場所では、芝生だって枯れてしまうんです。
皆さんが芝生を張りたい場所は、芝生の生育環境に適していますか?
芝生が望む生育環境
1 日当たりが良いこと。
2 風通しが良いこと。
3 水はけが良いこと。
この3つのことが揃ってはじめて芝生が健康に育ちます。
日当たりと風通しについては建物上の問題になりますが、水はけについては土壌改良を行えば改善することが出来ます。
芝生を張る時期
次に、芝生を張るのに適した時期というものがあります。
関東~西日本は芝が目覚めだす春3月中旬から6月が適しています。
東北~高冷地では4月上旬以降から6月が適期です。
芝を張った後は根が活着するまで頻繁に水をやる必要がありますが、梅雨の前に芝を張ることでその後の芝生の水やりがとても楽になります。
真夏を避けた9月頃にも芝生を張ることはできますが、冬に休眠期を迎えるため出来れば春に張ることをおすすめします。
芝生の張る前の土壌改良
まずは、皆さんのお庭の土質は何ですか?地面は平らになっていますか?
粘土質
赤土で酸度も4~5と水も空気も通さないため、日本芝、西洋芝ともに芝生が生育しません。
改善方法
深さ10~30㎝土を掘りだして川砂等や元肥などの有機物を入れ、有機石灰も100g/㎡ほどの割合で投入します。その際、必ず雑草や石ころを取り除きましょう。
砂土
日本芝には大変適している土壌ですのでそのまま使用しましょう。
西洋芝は乾燥に弱いので適しません。
改善方法
西洋芝には畑土や田土、ピートモスやバークなどを入れて土壌改良して下さい。
水はけが悪い
日本芝、西洋芝ともに根が腐りやすく、コケやキノコが生えるため芝生が育ちません。
改善方法
暗渠(あんきょ)排水を作り土壌の水はけの改善を行いましょう。または、地面に勾配をつけて排水管で外に流しましょう。
※暗渠(あんきょ)排水…地中に溝を掘って透水管を埋め込み砂利や砕石を敷いて、地下の浸透水を外へ流すようにする。
地面が凸凹、石ころゴロゴロ
凸凹な面に芝生を張ってはくぼんだ場所が水たまりになる恐れがありますまた、石ころがゴロゴロある場所では芝生も生育しづらくなります。
改善方法
ふるいなどを使い石ころを取り除きましょう。表面をレーキなどで凸凹にならないようによくならしましょう。
雑草が生えている
芝生の生育を阻害します。
改善方法
既に生えている雑草については、しっかりと除草してください。
\色々ある!?芝生の張り方/
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