室内で多肉植物を育てるときに知っておきたいことって?
LOVEGREEN編集部
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多肉植物は種類も豊富で人気ですよね。大好きだからずっと見ていたいという方もいらっしゃると思います。
また、冬は寒いから室内に取り込むという方も多いのではないでしょうか。もちろん室内で育てることはできますが気を付けたいこととはなんでしょうか?
そこで今回は多肉植物を室内で育てるときに気をつけていることをまとめました。
目次
大事なのは「風」
どの季節、植物も共通して大事なのは「風」です。風通しが悪い室内での管理は害虫の発生や、徒長の原因になります。室内だから虫は大丈夫なのでは?ということはありません。
多肉植物の害虫!?
多肉植物にも害虫はつきます。コナカイガラムシ、ハダニは乾燥した場所を好み、風通しが悪いと発生しやすいです。
カイガラムシは葉と葉、茎の隙間など暗い場所に発生することもあります。新芽にはアブラムシがつくこともあります。どちらも見つけ次第捕殺しましょう。
家にいるのは朝と夜だけ。
そんな場合は朝と夜に換気をしましょう。出掛ける時にサーキュレーターを回しておくのもよいでしょう。その場合は風があたりずぎないように気をつけます。
冬場以外はベランダやお庭に出して出掛けても良いでしょう。その場合は半日陰に置いたほうが葉焼けを予防できます。
急に長時間日光に当てることは葉焼けの原因になります。冬場は優しい日光があたる場所で管理しましょう。暖房の風には当たらないようにしてください。
外と室内のローテーション
植物にとってずーっと室内はあまり望ましくはありません。できることならば、2日おきに外の風と日光に当ててあげましょう。
日の間隔は環境によって異なりますので自分でいろいろ試してみることも大事です。
置き場は季節によって変えよう
植物を置いたら置きっぱなしということはありませんか?
季節によって日の入り方や、日照時間は異なります。置き場は日の当たる場所がよいですが、その場所も季節によって置き場所を変えましょう。
春・秋
明るい窓辺で管理しましょう。春秋型の多肉植物は成長期です。この時期に日光が不足すると徒長(とちょう)します。
徒長するとひょっろっとしたり葉と葉の間が開き、間延びし形の崩れる原因になります。
日がよく当たる窓辺はレースカーテン越しにするなどしましょう。強すぎる日光は葉焼けの原因になります。ゴールデンウィーク前後の日光は強いので気を付けたほうがよいでしょう。
春秋型の多肉植物
エケベリア/ セダム / グラプトぺタルム /セネキオ/アドロミスクス /ハオルチア/コチレドン(熊童子)/センペルビウム など
夏
夏の窓辺は日光で温度も上がります。多肉植物は極端な暑さが苦手です。そのため、レースカーテン越しの涼しい場所がよいです。
空調が直撃する場所は避けましょう。水やりする場合も蒸れないようにするため朝ではなく、夕方以降の涼しい時間に与えるようにしています。
夏型の多肉植物
ユーフォルビア/ アガベ / アロエ /カランコエ/クラッスラ(カネのなる木・ゴーラムなど一部) / オロスタキス / ガステリア / パキフィツムなど
冬
冬場の窓辺は外気温と同じくらい冷えています。特に朝晩は冷え込みます。
暖かい昼間は窓辺で日光に当てて、冷え込む夜には暖かい場所に移動するか、簡易温室などを使って管理しましょう。
簡易温室がなくても発泡スチロールの箱・段ボールに入れて気温の低下から守ることもできます。
その場合密閉はしないようにしてください。
冬型の多肉植物
アエオニウム(黒法師など) / コノフィツム / リトープス /クラッスラ /チレコドン/フォーカリア など
\育て方のコツに続きます!/
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