【季節の庭仕事】レモングラスの冬越し対策や使い方。

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金子三保子

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レモングラスってご存知ですか?イネ科の多年草のハーブで、レモンの香りより少し甘い香りのするハーブです。私はこのハーブが大好きで、フレッシュハーブやドライハーブとして生活に取り入れたり、アロマオイルでも愛用しています。

見た目は地味なのですが、とってもいい香り!地植えにすると、草丈が1メートル以上になって、大株になると見事です。我が家では、こんな鉢植えで育てています。
レモングラス

 

レモングラスは、暑い地域原産の植物

このレモングラス、常緑の多年草ですが暑い地域が原産の植物なので、寒いのはとっても苦手。

目安としては冬場の気温が5度以上ないと越冬できないので、東京でも露地での冬越しは厳しいです。そのため、1年草と割り切って、毎年苗を購入するという方も多いかもしれません。

冬越しさせたい場合は、今回ご紹介する「剪定」をして、温室で管理するか、夜のみ室内に取り込むという作業をして越冬させます。

私の場合の冬越しは・・・

冬越しさせたいけれど、温室はない、毎日取り込むのは無理・・・なので、剪定をしたあとは、日当たりのよい軒下において管理しています。このやり方で勝率7割くらい。今年もこのやり方でやってみました。

冬越しの方法は簡単!

根本で短くカットします。写真より、もっと短くても大丈夫です。切ったら上から落ち葉などをかけて寒さよけ。鉢植えなので、水やりは忘れずに!
冬越しの方法は簡単! 根本で短くカットします。写真より、もっと短くても大丈夫です。切ったら上から落ち葉などをかけて寒さよけ。鉢植えなので、水やりは忘れずに!

 

剪定した葉は・・・

長いままならスワッグの材料に♪私は、すぐさま細かく切って天日干し。お茶などに利用します。ちなみに横の葉っぱは、ローリエです。
長いままならスワッグの材料に♪私は、すぐさま細かく切って天日干し。お茶などに利用します。ちなみに横の葉っぱは、ローリエです。

 

フレッシュとドライでは香りも違います

どのハーブでも言えることですが、フレッシュのハーブとドライにした時の香りは別物です。例えば、バジルも生とドライでは、まったく違いますよね。私はレモングラスのフレッシュの香りがとても好きなので、生で使えるうちは生で、冬場のみドライで使っています。(香りの好みは、個人差があるので嗅ぎ比べてみてくださいね)今回剪定した茎も、何本かはボトルに生けておいて生で使います。
どのハーブでも言えることですが、フレッシュのハーブとドライにした時の香りは別物です。例えば、バジルも生とドライでは、まったく違いますよね。私はレモングラスのフレッシュの香りがとても好きなので、生で使えるうちは生で、冬場のみドライで使っています。(香りの好みは、個人差があるので嗅ぎ比べてみてくださいね)今回剪定した茎も、何本かはボトルに生けておいて生で使います。

 

おすすめなお茶の組み合わせ

ハーブティーで利用する場合、レモングラス単体でも美味しいですが、ミントやレモンバームのミックスもおすすめ。ハーブ初心者さんは、最初は青臭く感じるかもしれません。その場合は、市販の紅茶とミックスするのもおすすめです。私は、アールグレイとレモングラスの組み合わせがとても好きです。レモン系の香りなので、さわやか系の紅茶と相性がよいです。

 

いかがでしたでしょうか?さて。無事新芽が出てくるでしょうか。出てくることを願って。

苗の出回り時期は、5月~です。是非、素敵な香りを体験してみてください!

 

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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