100均のアスパラガスを購入!来年収穫を目指す方法
LOVEGREEN編集部
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100円ショップの園芸グッズの品揃えは素晴らしいですね。いつも種類の多さに感動します。そんな100円ショップ園芸コーナーからまた一つ試してみたいものがありましたので購入してみました。
2月以降に販売されている、アスパラ・みょうが・フキノトウ・たらの芽の株4種類です。
今回は年々収穫が楽しみになるアスパラガスの育て方をご紹介します。
目次
アスパラガスとは
アスパラガスの偽葉
アスパラガスは若茎を食用にする植物です。茎についている「はかま」と呼ばれる三角形のものが本当の葉です。この葉は退化しているので茎をのばしても葉が大きくなることなく、葉のように見えるものは「偽葉(仮葉)」と呼ばれ、細かく分枝した枝になります。
アスパラガスの基本情報
科・属 | キジカクシ(ユリ)科クサスギカズラ属 |
英名 | Asparagus |
学名 | Asparagus officinalis L. |
原産地 | 地中海東部 |
出回り時期 | 4月~5月 |
育てやすさ | ★★☆☆☆ |
観葉植物としても人気のアスパラガス栽培
アスパラガスは観葉植物としても人気の植物ですが、今回私が育てる野菜のアスパラガスとは違う種類ですが、乾燥に強く、日向から半日陰まで順応できる育てやすい観葉植物です。
観葉植物のアスパラガスの育て方
室内の安定した温度ですと、1年を通して茎葉が育ちます。その際気を付けなければならないのが、以下の2点です。
・根腐れさせない水やり。
・カイガラムシの発生。
日頃のお手入れ
葉が黄色くなったら根元から切ります。新芽の勢いがなくなりそうでしたら、植物活性剤などで発根を促し活力アップさせてください。
風通しが悪いと白い綿毛のようなカイガラムシが発生しやすくなります。室内の換気を良くして通気性に努めてください。
室内ではたくさん水をやるよりも乾燥気味で管理し、霧吹きで水分を与えてみずみずしいアスパラガスの茎葉にしてあげましょう。
アスパラガスの育て方
さて、これから育てる食べられる野菜のアスパラガスは、なんと100均で販売されていました。
3月に植え付けて再来年には…
こうなることを目指して、育ててみます♪
一番いい方法は畑など地植えすることだと思いますが、今回はベランダでも栽培できるようにプランターでアスパラガスを育てたいと思います。
アスパラガスの好む環境
アスパラガスは日当たりを好みますが、3時間程度の日当たりでも十分育ちます。しかも、生育適温は15~20℃で比較的冷涼な気候が適しているので、日当たりに自信がないベランダでも十分チャレンジ可能です!
アスパラガスの苗の用意
購入したアスパラガスです。こんなゴボウの細いような根からたくさんアスパラガスが出てくるのですね。
アスパラガスは、酸性の土壌を嫌います(ph6.0~6.5位に調整)。
通常は1年目で種をまき、1~2年は収穫せずに株を育てて、3年目に出た芽から収穫することが出来るようになります。
今回購入したアスパラガスですと、来年から少しずつ収穫できるようになります。そこから10年ほど連続で収穫することが可能で、地植えならほったらかしでも春になると収穫できる素敵な野菜というわけです。
今回はプランター栽培ですので、しっかりお手入れしながら育てたいと思います。
アスパラガスの土の準備
・排水性に優れている。
・酸性を嫌うため、ph6.0~6.5の土壌を目指す。
・肥沃な土壌。
この3点に注意して土を用意します。
私が今回用意した土は、黒土・排水性のために日向石(中粒)・アルカリ土壌に改良してくれるもみ殻くんたんです。肥料は有機肥料を原料にした顆粒状のものを用意しました。もちろん野菜用の培養土でかまいません。
アスパラガスのプランター用意
プランターの場合は深さ30cm以上のものを選びましょう。鉢底にネットを敷いて、軽石を鉢底が隠れる程度に置きます。
アスパラガスは排水性の良い土壌にすることが大切です。根腐れさせることのないように気を付けましょう。
根が広がるように植え付け、よく根と土が活着するようにおさえておきましょう。
苗は芽が3cm隠れるほどの深植えにし、植え付け後は十分に水やりを行います。
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