花が咲く生垣一覧|白や黄などの花色に分けて画像付きで紹介
更新
公開

生け垣だって花を楽しみたいという方のために、花が咲く生垣を一覧で紹介します。白や黄色、ピンク、赤といった花の色で分けているので、気になる種類が見つかるかもしれません。
目次
白い花が咲く生垣
アセビ

- 樹高:1~5m
- 開花時期:2月~4月
- 花色:白、赤、ピンク
アセビは、光沢のある葉が特徴のツツジ科の常緑低木。かんざしのように枝垂れる花がかわいらしい庭木です。花にはほんのりと芳香があります。
アベリア

- 樹高:0.5~2m
- 花色:白、ピンク
- 開花時期:5月~初冬
アベリアは、スイカズラ科の半常緑低木。一般的には常緑ですが、寒冷地では落葉することもあります。開花期が長く、ほぼ四季咲きで花が楽しめ、丈夫で育てやすいのが魅力です。初夏には蜜を求めて蝶が遊びに来る姿を見かけます。
ドウダンツツジ

- 樹高:2~5m
- 開花時期:4月~5月
- 花色:白
ドウダンツツジは、ツツジ科の落葉低木。冬には葉がなくなりますが、細かく分枝する性質を活かして、昔から生垣として利用されてきた庭木です。春にはスズランのようなベル型の花が枝いっぱいに咲き、秋には紅葉が楽しめます。
シャリンバイ

- 樹高:1~5m
- 開花時期:5月~6月
- 花色:白、ピンク
シャリンバイは、ウメに似た花を咲かせるバラ科の常緑低木。初夏に白やピンクの花を咲かせ、秋には黒い実をつけます。
マートル

- 樹高:1~3m
- 開花時期:5月~6月
- 花色:白
マートルは、葉に爽やかな芳香のあるフトモモ科の常緑低木。花付きが良いのが特徴で、初夏には枝を覆い隠すように真っ白な花がたくさん咲きます。
常緑ヤマボウシ

- 樹高:3~5m
- 開花時期:6月〜8月
- 花色:白、クリーム
常緑ヤマボウシは、ヤマボウシの中でも常緑の品種。耐寒性が弱いため、寒冷地での栽培には向かないとされています。初夏から夏に白やクリーム色の花を咲かせ、秋にオレンジ色の実をつけます。
フェイジョア

- 樹高:5~6m
- 開花時期:7月~8月
- 花色:白、ピンク
フェイジョアは、フトモモ科の常緑高木。本来は高木ですが、強い刈り込みに耐え、樹高を1m程度にまで抑えられることから、生け垣として使用されています。夏に咲く花は、肉厚な花びらと、中心から飛び出した赤い雄しべが特徴的です。
クチナシ

- 樹高:0.5~2m
- 開花時期:6月~7月
- 花色:白
クチナシは、香りの良い花で有名なアカネ科の常緑低木。初夏に咲く花には甘く濃厚な香りがあり、その香りは夜に強くなるといわれています。豪華な八重咲きの園芸種も人気があります。
ギンモクセイ

- 樹高:3~10m
- 開花時期:9月~10月
- 花色:白色、淡黄色、黄色、黄橙色
ギンモクセイは、キンモクセイと同じく秋に香りの良い花を咲かせるモクセイ科の常緑高木。花色は、白のほかに淡い黄色やオレンジがかった黄色など、白だけではありません。ギンモクセイの香りはキンモクセイほど強くはないため、顔を近づけて確認すると楽しめます。
黄色やオレンジの花が咲く生け垣
キンモクセイ

- 樹高:3~10m
- 開花時期:9月~10月
- 花色:オレンジ
キンモクセイは、秋に圧倒的な芳香を漂わせるモクセイ科の常緑高木。甘い香りは風に乗って遠くまで運ばれることから「九里香」や「千里香」という別名を持ちます。日本の秋を代表する花木です。
マホニア コンフューサ

- 樹高:1~2m
- 開花時期:10月~12月
- 花色:黄色
マホニア コンフューサは、細い葉を密度高く茂らせるメギ科の常緑低木。秋から冬にかけて黄色の花を咲かせます。日当たりが悪い場所でもよく育つため、シェードガーデンの生け垣で活躍します。
ピンクや紫の花が咲く生垣
ウエストリンギア

- 樹高:0.5~1.5m
- 開花時期:四季咲き
- 花色:薄紫、ピンク
ウエストリンギアは、別名オーストラリアンローズマリーともいうシソ科の常緑低木。環境が合えば四季咲きで、薄紫やピンクの小花を咲かせます。花数はあまり多くありませんが、葉や樹形が美しく、生け垣や庭木として人気があります。
ジンチョウゲ

- 樹高:1~1.5m
- 開花時期:3月~4月
- 花色:白、淡紅色
ジンチョウゲは、早春に香りの良い花を咲かせるジンチョウゲ科の常緑低木。ジンチョウゲの芳香で、春の訪れを実感する人も多いようです。花は外側がピンクで中が白い品種と、外も内も白い品種があります。
ベニバナトキワマンサク

- 樹高:3~5m
- 開花時期:4月~5月
- 花色:白、ピンク
ベニバナトキワマンサクは、丸みを帯びた小葉と春に咲くリボンを裂いたような花が印象的なマンサク科の常緑高木。花付きが良く、開花期は一面花で埋め尽くされるくらいたくさんの花を咲かせます。
カラタネオガタマ

- 樹高:3~5m
- 開花時期:4月~5月
- 花色:クリーム色、ピンク、紫など
カラタネオガタマは、春に香りの良い花を咲かせるモクレン科の常緑低木。南国の果物を思わせるような甘い香りを周囲一帯に漂わせます。適度に風と光を通す、圧迫感のない生け垣として人気があります。
赤い花の生垣
ツツジ、サツキ

- 樹高:0.5~3m
- 開花時期:4月~5月
- 花色:赤、赤紫、紫、ピンク、オレンジ、白
ツツジ、サツキは、春に花を咲かせるツツジ科の常緑低木から高木。サツキは、ツツジの品種の一つです。強い刈り込みに耐え、丈夫で育てやすいことから、生け垣として人気があります。
ブラシノキ(カリステモン)

- 樹高:2~5m
- 開花時期:5月~6月(品種によって一季咲き、二季咲き、四季咲きがある)
- 花色:赤、白、ピンク、パープル
ブラシノキは、名前の通り独特のフォルムの花を咲かせるフトモモ科の常緑樹。初夏に咲く花は、大きく印象的で、道行く人の目を奪います。
ボケ

- 樹高:2~3m
- 開花時期:11月~5月
- 花色:赤、白、ピンク、オレンジ、淡黄白色、複色
ボケは、バラ科の落葉低木。落葉樹ですが、枝にトゲがあることから、防犯の役割を果たすことから、昔から生け垣として利用されてきました。秋から真冬を休み、春まで花を咲かせるため、冬のお庭を賑やかにしてくれる生け垣です。
ツバキ

- 樹高:3~15m
- 開花時期:11月~12月、2月~4月
- 花色:赤、ピンク、白、複色
ツバキは、寒い時期に花を咲かせるツバキ科の常緑高木。真冬を少し休んで、秋から春まで花を咲かせます。昔から改良が重ねられ、一重咲きから八重咲き、花色も赤やピンク、白、複色など、品種が多いのが特徴です。花が少なくなる寒い季節に豪華な花でお庭を賑やかにしてくれます。
生け垣は、お庭の中から楽しめ、通りを歩く人の目も楽しませる庭木。花の咲く生垣で、四季の移ろいを感じてみませんか。
▼編集部のおすすめ









































