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オジギソウの育て方・栽培方法|植物図鑑

  • オジギソウ
植物名
オジギソウ
学名

Mimosa pudica

英名
Sensitive plant、Sleeping grass
和名
おじぎ草
科名
マメ科
属名
オジギソウ属
原産地
南アメリカ・ブラジル

オジギソウの特徴

オジギソウはマメ科の多年草。耐寒性が弱いため、日本では一年草として扱われていますが、沖縄や九州など、越冬して自生しているような地域もあります。葉に触れると、閉じて下を向く様子がおじぎをしているように見えるので、オジギソウと名付けられました。

オジギソウは、草丈30~50cm、暑さに強く、夏に大きく生育し、花を咲かせます。花はピンク色で、丸くふわふわとしたフォルムをしています。花の後にできる実は金平糖のようなフォルムで、サヤの中に種が入っています。葉は小葉が鳥の羽のように集まった羽状複葉で、指で触れたり、刺激を与えると閉じるという特徴があります。

オジギソウがおじぎをする理由は、動物や虫の食害から葉を守ったり、風や雨で弱るのを防いだり、夏の暑さに耐えるため、光合成の必要がない夜にできるだけ熱や水分の蒸発を防ぐなどの目的のためだといわれています。

オジギソウの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 30~50cm程度
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
花色 ピンク
開花時期 8月~9月

オジギソウの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
開花

オジギソウの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

保水性と排水性の良い土壌を好みます。

鉢植えは、市販の園芸用培養土で問題なく育てられます。

オジギソウの育て方のポイント

水やり

表土が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。

肥料

植え付け時に元肥を施せば、特に追肥の必要はありません。

病害虫

ハダニやコナジラミやカイガラムシの被害にあうことがあります。見つけ次第駆除してください。

オジギソウの詳しい育て方

選び方

葉の色つやが良いもの、下の方の葉が黄色くなっていないものが良い株です。

種まき

オジギソウの発芽温度は25℃です。気温が安定して25℃を超えるようになったら種まきします。発芽までは水を切らさないように管理し、本葉が2枚になったら鉢に植え替えましょう。

植え付け

植え付け適期は6月~7月です。日当たりと風通しの良い場所を選び、植え付け後は、根と土をなじませるように、たっぷりと水やりしましょう。

植え替え・鉢替え

オジギソウは日本では一年草扱いなので、植え替えはしません。越冬できたものは、5月~7月に一回り大きな鉢に植え替えましょう。

オジギソウ

オジギソウは、7月~8月に、ふわふわとしたピンク色の花を咲かせます。

冬越し

オジギソウは、日本では冬前までの一年草として扱われています。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種まきで増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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