タチアオイ(ホリホック)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

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植物名
タチアオイ(ホリホック)
学名

Althaea rosea

英名
Holly hock
和名
立葵
別名・流通名
ホリホック、アルセア
科名
アオイ科
属名
タチアオイ属
原産地
アジア

タチアオイ(ホリホック)の特徴

タチアオイ(ホリホック)は、初夏から夏にかけて2m近く伸びる花茎に穂状の花が開花します。丈夫な性質で、空き地や線路沿い、道路わきなどで見かけることも多い多年草です。(園芸品種の中には一年草のものもあります)

タチアオイ(ホリホック)の花は、下から上に咲きあがる性質で、最初の花が咲きだすのは梅雨入りの頃、頂点の花が咲くのが梅雨明けの頃と言われています。

ホリホック黒

多くの園芸品種があり、花色は赤、ピンク、黄色、白などの他、最近は黒、アプリコット、複色など種類がとても豊富です。本来は草丈の高い花ですが、最近は60~70cmほどの矮性種もあります。咲き方も一重、八重咲き種の他、花びらが多いピオニー咲き(芍薬のような咲き方)など新しい品種が次々と登場しています。

タチアオイ(ホリホック)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 1~2m
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 赤、ピンク、白、黄色、クリーム色、アプリコット、黒、複色
開花時期 6月~8月

タチアオイ(ホリホック)の花言葉

 

タチアオイ(ホリホック)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
開花

タチアオイ(ホリホック)の栽培環境

日当たり・置き場所

タチアオイ(ホリホック)は、日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

水はけの良い土が適しています。一般的な草花類が育っている土なら問題なく植え付け可能です。

鉢植えで育てる場合は、草花用の培養土が便利です。

タチアオイ(ホリホック)の育て方のポイント

水やり

乾燥気味の土を好みます。

地植えは、根付いてからの水やりの必要はありません。

鉢植えは、鉢の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷりと水やりをしましょう。

肥料

植え付け時に元肥として緩効性肥料を入れて植え付けます。たくさんの肥料を必要とする草花ではないため、追肥については生育に応じて与えるかを判断しましょう。

病害虫

ワタノメイガ
発見したら捕殺もしくは薬剤で駆除しましょう。

タチアオイ(ホリホック)の詳しい育て方

選び方

種と苗で流通しています。色や咲き方の種類が豊富なので好みのものを選びましょう。ホリホック、タチアオイという名の他、学名のアルセアという名でも販売されています。

草丈が品種に応じてかなり違います。栽培する場所に合った草丈の品種を選びましょう。

植え付け

春と秋が植え付け適時です。それぞれの品種の草丈に応じた場所に植え付けましょう。草丈が高いタイプのものは、鉢植えより地植え向きです。

植え付け後、たっぷりと水やりをし、根付くまでの間、水切れに注意しましょう。

剪定・切り戻し

咲き終わった花や枯れた葉をこまめに摘み取ると病気の予防になります。すべての花が終わった花茎は、株元で剪定しましょう。

植え替え・鉢替え

鉢植えは、1~2年に一度、一回り大きな鉢に植え替えましょう。そのタイミングで株分けをすることもできます。

ホリホック タチアオイ

梅雨入りの頃から梅雨明けまでが花の季節です。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種まきと株分けで増やすことができます。タチアオイ(ホリホック)はたくさんの品種があり、一年草タイプと多年草タイプがあります。多年草もさほど寿命が長くないため、種や株分けで更新していくとよいでしょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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