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「ふ」からはじまる植物1-20件 / 全97件

ブッシュバジル

  • ブッシュバジルは、スイートバジルの葉を小さくしたような小葉のバジルです。スイートバジルほど草丈は高くはならず、こんもりとした矮性種です。香りは極端な違いはありませんが、スイートバジルよりはやや強めです。 使い方は一般的なバジルと同様です。爽やかな香りが食欲をそそり、生ではもちろんのこと、ジェノべーゼソースやパスタ、ピザの彩りなど様々な料理に利用できます。葉が小さいので料理や飾りつけに、葉をちぎらずそのまま利用できるのが利点です。

ブッドレア・フラワーパワー

  • ブッドレア・フラワーパワーは、夏から秋にかけての長期間、小さな花が集まって円錐状の花を咲かせる落葉低木です。香りと蜜に誘われ蝶が集まることから、欧米では「バタフライブッシュ」の名でも呼ばれています。 ブッドレアにはたくさんの園芸品種がありますが、フラワーパワーは花の色が複色なのが大きな特徴です。小さな花が集まった花穂は下から上に向かって咲き進み、ラベンダー色やピンク、オレンジに色が変化します。カラフルな花に対して葉はシルバーがかった上品な色で、花と葉の色あいも美しい印象です。基本種のブッドレアよりはコンパクトな樹形で、強剪定をして低めに仕立てることも可能です。

フヨウ(芙蓉)

  • フヨウ(芙蓉)は、アオイ科の落葉低木。夏に大輪の華やかな花を枝一面に咲かせ、夏の花の代表のような存在です。10~15cm程度の大輪の花が8月~10月に開花します。フヨウ(芙蓉)のひとつひとつの花は一日花で、朝に開花し夕方にはしぼみますが、夏から秋までたくさんの花が次から次へと開花します。 花とともに目立つのが手のひらのような形の大きな葉です。葉の色は明るい緑色、樹形は放射状に株立ち状に伸びやかに広がるため、柔らかな雰囲気です。

フォプティス・スティローサ

  • フォプティス・スティローサは、春から初夏に球状のピンクの小さな花が株一面に開花するアカネ科の宿根草です。 乾燥に強く生育旺盛で、環境に合うところに植え付けると茎が分枝しながらマット状にどんどん広がるため、グランドカバーやロックガーデンなどに適しています。ライムグリーン色の葉は、足元を明るい雰囲気にしてくれます。性質を生かして、寄せ植えやハンギングの素材として使うこともできます。   飛び出したような長いしべがかわいらしく、小さな花が球状に集まって開花します。高温多湿が苦手なので、蒸れないように気をつければ丈夫で扱いやすい草花です。

ブルースター(オキシペタラム)

  • ブルースターは、南米原産で暑さに強く、初夏から秋まで咲く丈夫な多年草。暖地では戸外で冬越しできます。 花径は3cmほどで、青色の5枚の花びらが星のように見えることからブルースターという名前がついています。咲き始めは水色、咲き終わりに近づくにつれて青が濃くなります。花束やアレンジメント、花壇用の苗、寄せ植えなどのアクセントに使われます。どちらかというと、苗ものより切り花の方が流通量が多い花です。西洋では男の子の誕生を祝うときにブルースターが贈られているそうですが、日本ではウェディングにもよく使われています。 葉は長い楕円形で、葉や茎に短くて白いうぶ毛がはえています。茎を切ると断面から白い乳液が出てきます。肌の弱い方はかぶれることがあるので、触れたらしっかり手を洗いましょう。 ブルースターという名前は一般的に園芸で呼ばれている名前であり、正式な和名は「瑠璃唐綿(ルリトウワタ)」といいます。英語では一般に「Tweedia」と呼ばれ、ブルースターと呼ばれることは稀です。  

ブルーベリー

  • ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属に分類される北アメリカ原産の落葉低木で、種類は200~300種あると言われています。初夏に白やピンクの花が咲き、7月~8月頃に紫色の小さな実が収穫できます。秋には美しい紅葉も楽しめ、寒さに強く丈夫な樹木であることから、庭木としても人気があります。低木なので鉢植えにしてベランダなどでも十分に収穫が楽しめます。地植えにすると大きく育って収穫量も増えます。虫が付きにくく無農薬栽培がしやすいことも魅力のひとつです。 ブルーベリーは1品種の苗木でも結実しなくはないですが、たくさん収穫したい場合は同一系統の2品種を植えるとよいでしょう。実が黒みがかった紫色になると食べ頃です。収穫期の実はやわらかいので、下から手を添えてやさしく摘み取りましょう。

プチヴェール

  • プチヴェールは、1990年に静岡県磐田市で誕生した芽キャベツとケールを交配させて作られた日本生まれの新しい野菜です。結球しない芽キャベツのようで、葉の形がフリルになった特徴のある姿をしています。 プチヴェールは、本葉からわき芽まで食べることができ、半年という長期間収穫できます。青汁に用いられるケールと芽キャベツを掛け合わせているため、その栄養価はとても高く、しかもケールの苦みはかなり抑えられており、茹でて食べると甘くておいしい、これから注目の野菜です。 適切な時期に植え付け、秋のうちに株を大きく育てることができると、本葉の横幅が1m近くなることもあります。   株の大きさによって収穫できるわき芽の数に違いがでるため、植え付け時期はとても大切です。   わき芽の色は、気温によって違いがあります。気温が低い冬の間は色が濃くなったり、赤みが強くなります。

プスキニア

  • プスキニアは、早春に可愛らしい小さな花を咲かせる球根植物です。いくつかの種類がありますが、日本では、プスキニア・スキロイデスの変種のリバノチカという品種で、「プスキニア・リバノチカ」という名で球根や芽出し球根が流通しています。 プスキニアの花色は、白や白い花弁に淡いブルーの筋が入るタイプがあり、色合いは個体差があります。一輪に10個ほどの花がつき、花は下から上へと咲き進みます。シラーを小型にしたような雰囲気で、白い花弁にブルーの筋が入る見た目からストライプド・シラーの別名があります。 草丈10~15cmほどで、庭や花壇への植え付けの他、寄せ植えなどに利用されています。派手さはありませんが、小さくて可愛らしい花は春を知らせてくれる存在になります。性質は丈夫で、環境に合えば植えっぱなしにでき、こぼれ種で増えることもあります。

フェンネル

  • フェンネルは、草丈が1m以上になる大型の多年草で、別名をウイキョウといいます。葉、花、茎、種をハーブとして古くから世界各地で栽培・利用されてきました。 日本には平安時代に中国から伝わったといわれています。葉は糸状でアスパラガスの葉のように細かく分かれ、折ると香りが立ち、魚料理などに利用されます。茎は直立して分枝し、頂部にはせり科独特の傘を開いたような小さな黄色い花を初夏に多数咲かせます。 長さ8mmほどの長い楕円形の果実を完熟手前で収穫したものは料理だけでなく消化促進のための生薬にも使われます。フェンネルシード(種)は実際は果実で、種はさらに中に入っています。

ブラシノキ(カリステモン)

  • ブラシノキは、オージープランツと呼ばれるオーストラリア原産の植物で、フトモモ科の常緑の花木です。金宝樹や学名のカリステモンという名でも流通しています。赤やピンク、白のブラシのようなユニークな形の花が5月~6月に開花し、開花時はとてもインパクトがあります。英名では瓶を洗うブラシに似ていることから、ボトルブラッシュ(Bottlebrush)と呼ばれています。 花はブラシの形の花序に多数つき、一輪を形成しています。赤や白の部分は花糸と呼ばれる長い雄しべで、その基部に本来の花びらが5枚とガクがあり、開花するとまもなく下に落ちます。 暑さに強く手入れが簡単、害虫がつきにくい、華やかなか見た目などの理由で、最近はシンボルツリーに選ばれることも多く、花は切り花やドライフラワーとしても流通しています。

フィカス・プミラ

  • フィカス・プミラは、付着根を出してよじ登るつる性のフィカスです。木や岩、塀、壁などにも這ってぐんぐん生長します。その性質をいかして針金などで造った鉢物仕立てやハンギングバスケット、寄せ植えのアクセントにも使われます。緑葉のタイプに加え、緑の地に白い斑が入る斑入りタイプが観賞用に人気があります。 日なたから半日陰、湿気のある用土を好みます。多少の耐陰性はあるので、室内の明るい場所でも育てられますが、あまり暗い場所だと徒長したり弱々しくなります。一方、真夏の直射日光では葉焼けを起こして葉の状態が悪くなります。真夏は半日陰になるような場所に植えるのがよいでしょう。 地植えにすると木化して根が太くなり、塀をよじ登って覆いつくしてしまいます。こまめに切り戻しを行わないと育ちすぎてしまうので注意が必要です。

ブラックベリー

  • ブラックベリーは、初夏に黒い実をつける落葉性のつる植物です。生食できる他、ジャムなどに加工するのにも向いています。性質がとても強く、病害虫の心配も少ないことから、無農薬でも簡単に育てられ家庭で育てるのに向いています。 ブラックベリーは品種が多品種あり、もともとはトゲがある植物ですが、最近流通している品種はトゲなし品種が一般的で、誘引なども簡単にできるようになりました。地植えの他、鉢植えでも栽培可能です。

フクシア

  • フクシアは中南米などを原産とする、常緑または落葉低木です。たくさんの園芸品種が開発され、花の色や形、咲き方(一重咲き・八重咲き)、葉のつき方、性質が異なります。多くは、ガクが反り返り、釣鐘のような花が下向きに垂れ下がって咲きます。数本の雄しべが花より外側に出ていて、さらに長い雌しべが真ん中にあるのが特徴的です。その独特な花姿が美しく、貴婦人のイヤリングと呼ばれることもあります。花色は、ピンク、赤、白、紫、オレンジ、複色など様々です。寄せ植えやハンギングバスケットにもよく使われます。 花期は春から秋までと長いのですが、暑さに弱く、涼しくて湿り気のある環境を好むため、夏越しが難しい植物と言われます。夏は涼しい半日陰で管理しましょう。木漏れ日の当たるシェードガーデンで育てるのにぴったりの花です。夏に強い性質に改良された品種も出てきています。 また、寒さに弱いので一年草扱いされることも多い植物です。翌年も花を咲かせたい場合は、基本的に秋に肌寒くなってきたら室内の明るい場所に取り込んで冬越しさせましょう。東京以西の温暖地では霜に当たらなければ屋外で冬越し可能な品種も出てきています。

ティランジア・フィリフォリア

  • フィリフォリアはメキシコ~コスタリカの標高100~1000mに分布しているティランジアです。種小名は糸のような葉という意味で、とても細い葉が特徴です。 フックシーなどに似ていますが、フィリフォリアの方は緑葉で葉がさらに細く長いです。分枝する花序は充分な日光が当たると濃い紫色に染まり、淡い紫色の花を咲かせます。 全体的に繊細さがあるため、パルダリウムなどに使用してもよいでしょう。乾燥すると葉先が枯れこみやすいので、空中湿度を保つことがきれいに育てるポイントです。

ブッドレア・グロボーサ

  • ブッドレア・グロボーサは、初夏に丸いオレンジ色の花を咲かせるブッドレアの原種で、チリ原産の耐寒性落葉低木です。温暖地では冬も常緑を保ちます。 通常のブッドレアは円錐状の花を咲かせますが、ブッドレア・グロボーサの花は、オレンジ色の小さなボール状の形をしています。開花中は、オレンジ色の球状の花が華やかで目を引き、庭のオーナメンタル的な存在になります。 他のブッドレア同様、花には香りがあり、近づくとほんのりと良い香りがします。ブッドレアの葉の色は品種によってさまざまですが、ブッドレア・グロボーサの葉は明るい緑色で、オレンジと明るい緑の色合いがあたりを華やかに演出してくれます。 通常のブッドレア同様、生長力が強いため、あっという間に大きくなります。新枝咲きなので、切らずに大きくすることも、毎年株元で剪定して大型の宿根草風に仕立てることも可能です。花のサイズは、株の樹齢や剪定の仕方で大きさが変わります。

プリムラ・ビアリー

  • プリムラ・ビアリーは、中国原産のサクラソウ科の多年草です。他のサクラソウと違い、花は穂状の形態で小さな花が下から上に向かって咲き進みます。その咲き方から和名では「穂咲桜草」と呼ばれています。赤く見える部分は萼で、開花すると淡いピンクの花が咲き、ガクと花の色あいが目を引くユニークな見た目をしています。 本来は多年草ですが、夏の暑さに弱いため、暖地では一年草として扱われることもあります。

コニファー・ブルーアイス

  • 園芸用に用いられるヒノキやマツなどの針葉樹の総称をコニファーと呼びます。ブルーアイスは品種名で、薄皮アリゾナ糸杉の栽培品種です。コニファーの中でもブルーアイスはシルバーリーフと呼ばれる銀色を帯びた葉が美しく、人気のコニファーのひとつです。 自然樹形が円錐形のため、クリスマスの頃にそのままクリスマスツリーのディスプレイに使えるような鉢もの、リースやスワッグなどの花材として枝ものが流通します。 芽吹き始めのシルバーグリーンの色が特に美しく、次第に落ち着いた色に変化していきます。透け感のあるシルバーリーフが印象的なブルーアイスは香りが強く、葉に触れるとなんとも言えない爽やかな森の香りも人気の理由のひとつです。 耐寒性、耐暑性もある程度あり、北限は南東北地方くらいまでなら栽培可能です。性質は丈夫ですが若干根が浅いため、強風には弱い欠点があります。添え木を立てるなどの工夫をしながら風当たりが強い場所を避けて植栽するとよいでしょう。

プテリス

  • プテリスは涼し気な美しい葉が特徴的な観葉植物。シダの仲間で、日本にもオオバノイノモトソウなどが自生しています。葉色は明るいグリーン、濃いグリーン、白の斑入りなど様々あり、葉の形も豊富です。 観葉植物として人気が高いプテリスですが、暖かい季節であれば屋外で育てることもできます。直射日光に当たると葉焼けしてしまうので、明るい日陰で管理します。日陰や半日陰の庭に植えたり、寄せ植えやハンギングバスケットにも使えます。寒さに弱く霜に当たると株が傷んでしまうので、周年楽しむためには寒くなる前に室内に取り込む必要があります。

ブロッコリー

  • ブロッコリーはアブラナ科のケールの仲間です。そのため、ケールやその仲間であるカリフラワーなどと、幼苗の形がとても良く似ています。 このケールから、突然変異や品種改良を経て、花の蕾を食用に改良したのがブロッコリーや茎ブロッコリー、カリフラワーになります。 ブロッコリーは野菜ではありますが、花蕾(からい)を食べるため「エディブルフラワー」ということもできます。 ブロッコリーの花蕾(からい)は、モコモコとした濃い緑色をしています。花蕾のため収穫をせずに育て続けると、黄色やクリーム色の花をたくさんつけます。 ブロッコリーは古代ローマ時代から親しまれていた野菜ですが、15世紀くらいになってようやく栽培されるようになりました。日本に来たのは明治の初期で、第二次世界大戦後に本格的に栽培されはじめ、1980年頃から普及しました。

フランネルフラワー

  • フランネルフラワーは、花や葉が柔らかい毛織物のようにふわふわした感触の多年草。花や葉、茎に細かい毛がびっしりと生えていて、まるでネルシャツの素材であるフランネルを触った時の感触に似ていることから、フランネルフラワーの名がつきました。 フランネルフラワーは、オーストラリアの山岳地帯の森林や、沿岸部の砂地に自生しています。ユニークな花と草姿から長年に渡り、世界で栽培されてきました。 フランネルフラワーは、日本ではもともと輸入の切り花の流通があり、その白い花の清楚なイメージで花嫁さんのブーケなどにも使われてきたのですが、近年日本で品種改良が進み、鉢植えのフランネルフラワーも出回るようになりました。 フランネルフラワーの花の色は白や複色。葉の色はシルバーグリーンです。フランネルフラワーと同じように毛織物のフランネルに似た手ざわりの葉をしているフランネルソウがありよく間違われますが、フランネルソウはナデシコ科の全く別の植物です。 フランネルフラワーは、暑さ、寒さにやや弱い性質で、高温多湿の環境が苦手。酸性の土を好むので、植え付ける用土にも少し注意するとよく育ちます。

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