エアプランツの仲間? 綺麗な模様のフリーセアを育ててみよう!
LOVEGREEN編集部
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フリーセアは熱帯アメリカに分布しているパイナップルの仲間です。葉の間に水を溜めるタンク系と樹皮などに着生するエアータイプがありあます。
ホヘンベルギアやビルベルギアと違い、比較的安価に入手でき、葉の模様が様々で密かに人気を博している種類です。
今回はそんなフリーセアの管理方法をご紹介します!
フリーセアってなに?
フリーセア(Vriesea)はブロメリア科フリーセア属に分類されるパイナップルの仲間です。
また、エアプランツに近縁で草姿がよく似ています。タンク系は軟葉で縞模様やドットが入るなど、バラエティに富んでいます。
画像は葉が赤くなり独特の模様が入るフリーセア・レッドチェストナットです。
コチラは最大1m以上になるフリーセア・ギガンティア・ノバです。
タンク系フリーセアの管理方法
タンク系フリーセアは基本的にタンク系エアプランツと同じ管理で大丈夫です。
ヤシ殻を砕いたベラボンなどで植えられて販売されている場合がありますが、室内に取り込んだ時や梅雨の時期にカビが発生する可能性があるのでおススメではないです。
比較的大型になるフリーセアが多く、鉢のサイズもそれなりになるので、軽石を使い、表面を水苔で覆う程度で充分だと思います。
タンク系フリーセアの植え付け方法
では、実際にタンク系フリーセアを植えてみましょう。
まず、植木鉢に軽石を敷きます。素焼き鉢よりもプラスチック製の鉢の方が湿度を保てるので向いています。
次に、植えたいタンク系フリーセアを入れます。このとき根がベラボンなどに活着している場合がありますが、無理に剝がそうとしなくて大丈夫です。
株が動かないよう丁寧に株元の少し下まで軽石を入れていきます。
軽石を入れたら水で戻した水苔を敷いていきます。このときに水苔が柔らかすぎると腐る原因になるので、脱水をしっかり行いましょう。
最後に直射日光の当たらない場所に移動させ、葉の間に水を溜めれば完成です。
水やりについて
タンク系フリーセアの水やりはタンク系エアプランツと同じで大丈夫です。
常に葉と葉の間に水が溜まっているようにし、毎日~2、3日に1度溜まっている水を交換するイメージで水やりを行います。
冬場は溜まっている水を抜き、週に1度たっぷりと水やりをしてください。
エアータイプのフリーセアの管理方法
エアータイプのフリーセアは、エアータイプのエアプランツと同じ育て方で大丈夫です。
エアータイプのフリーセアの活着方法
エアータイプのフリーセアはエアプランツと同じ方法で大丈夫です。
エアプランツの水苔植えの方法はコチラです。
エアプランツの軽石植えの方法はコチラです。
エアプランツのコルク活着の方法はコチラです。
水やりについて
水やりもエアータイプのエアプランツと同じで大丈夫です。冬は1週間に1度たっぷりと水やりをし、それ以外の季節では毎日~2,3日に1度たっぷりと水やりをします。
屋外管理するときの遮光率
フリーセアを屋外管理するときは30~50%の遮光率がある遮光ネットや寒冷紗を使用してください。エアプランツ同様に直射日光に晒すと葉焼けする可能性があります。
遮光ネットや寒冷紗は百均でも購入することができます。
気温
フリーセアは最低気温10℃を下回らないように管理してください。夏場も40℃を越えなければ大丈夫なことが多いです。
肥料について
フリーセアも他の植物と同様に、肥料を与えると元気に育ってくれます。肥料のやり方はエアプランツと同じで大丈夫です。
エアプランツの肥料のやり方はコチラです。
以上でフリーセアの基本的な育て方は終わりです!
いかがでしたでしょうか。葉の模様や色のバラエティに富んでいるタンク系フリーセア、これを機に育ててみませんか?
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