ダイニングに花を飾る習慣をもっと普及させたい。
LOVEGREEN編集部
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-プロフィール
■名前:Natsuki Ueda
■年齢:30歳
■職業:フローリスト/フードアナリスト
■出身:大阪府
■居住地:大阪府
■ボタニカル歴:4年ぐらい
-自己紹介
大阪の花屋で働きながら、フードアナリストとして「食卓に花を」というコンセプトでダイニングに花を飾る習慣をもっと普及させたいなと思い、活動しています。
食卓に花のある風景を写真に撮り、instagram(@natsuki.gram)などのSNSで紹介、発信しています。
食卓に花を飾るというライフスタイルの提案は、私自身も気付かされることが多くて。
心に時間に余裕があるから花を飾るのではなく、花を飾ることで生まれる、いつもとは違う時間や食卓風景…
そんな新しい発見や気付きは日々のちょっとしたスパイスになると思っています。
私は食卓に花を飾ることを始めてから、早起きしてきちんと朝食を作ることが増えました。
お花との色合いやバランスを意識してメニューを考えたり…
そんな時間を少し愛しく思い、1日をスタートさせることで、心のデトックスにもなるような気がします。
-植物や花との出会い、好きになったきっかけを教えてください
母が花屋を営んでいることもあり、子供の頃から花に触れる機会は多かったですね。
玄関や食卓には季節の花が飾られていました。
けれど忙しい母はアレンジメントをする訳ではなく、同じ種類の花をバサッと何十本も大きな花器に入れるだけなんです。笑
生花店ならではですよね。
でも、そんな無造作でラフな生け方、飾り方が私は今でも一番好きかもしれません。
-思い出に残る植物や花があれば教えてください
友人の結婚式の時にプレゼントした、「ウェディング」という名前の赤に近いピンク色のバラですね。
“Happy Wedding”とカードを差して…
喜んでくれた友人の顔はとても思い出に残るものとなりました。
-自宅で育てている植物や花について教えてください
今、自宅ではウンベラータやウェディングベール、小さな鉢でサンセベリアや多肉植物を、ベランダではオリーブやラベンダー、ローズマリー、クリスマスローズなどなど…
室内外を問わず、気になったものを育てています。
旅行が趣味で家をあけることも多いので、どうしても育てやすくて強いものが条件になってしまいますが。笑
-いまお気に入りの植物や花を教えてください
昔はあまり興味がなかったのですが、最近「蘭」が好きになりました。
特に「華麗なるギャッツビー」という映画、そしてDiorのファッションショーで飾られていた蘭は圧巻で、それを見てからは自宅にコチョウランやシンビジュウムを飾ることが増えました。
あの上品で高貴な雰囲気は他の花にはない美しさがあると思います。
年齢を重ねるにつれ、蘭の持つその美しさは女性として憧れるようにもなりました。
-普段のボタニカルライフを教えてください
やっぱり朝起きて、水やりと新芽・お花のチェックですね。
夏場は特に生花は痛みが早いので、こまめに水替えや切り戻しをしたりします。
-よく行くショップやおススメのショップを教えてください
芦屋のブロタールさん(http://brotar.jp/)は、珍しいお花や存在感のあるお花が多かったり、ディスプレイが訪れるたびに違っていて…
「日常に花のある生活を」というテーマ通り、つい通いたくなる、楽しいお店です。
ワークショップやレッスン、イベントなどもされていて、その活動も異業種とのコラボレーションだったりと魅力的なものが多いです。
-もらいたい花束について教えてください
その季節に合った、その時期ならではのお花は嬉しいですね。
例えば、ミモザの日にミモザのブーケ、スズランの日にスズランのブーケなど…
派手ではないけれど、気持ちが伝わるプレゼントはもらうと、とても嬉しいものです。
フランスにはそういった相手を思いやる「花を贈る日」があって、羨ましいです。
日本でも、もっともっと花を贈る機会や習慣が増えればいいなと願ってやみません。
そうすれば、もっと日本の女性もお花をもらえるのに…!笑
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