「プロトリーフガーデンアイランド玉川店」垂井愛さん 植物を通じて人を笑顔に
とまつあつこ
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ニコニコと優しい笑顔が素敵な園芸店スタッフの垂井愛さん。今回、垂井さんが勤務しているプロトリーフガーデンアイランド玉川店を訪れ、垂井さんが植物に関わるお仕事をすることになったきっかけや、いつものお仕事の様子、垂井さんおすすめの園芸店や公園などについてもたっぷりインタビューしてきました。
目次
- プロフィール
- いつものお仕事を教えてください。
- 植物に関わるお仕事をしたいと思った、することになったきっかけを教えてください。
- 植物に関わるお仕事のやりがいを教えてください。
- 植物に関わるお仕事の中で、一番好きな仕事と一番大変な仕事を教えてください。
- 垂井さんが寄せ植えやハンギングバスケットを作る時のポイントやこだわりを教えてください。
- 垂井さんの寄せ植えやハンギングバスケットのレッスンについて教えてください。
- 思い出に残っているレッスンやお仕事がありましたら教えてください。
- ご自宅で育てているお気に入りの植物がありましたら教えてください。
- よく行くショップやおすすめのショップ(園芸店やお花屋さん)がありましたら教えてください。
- 植物がきれいなお気に入りの公園がありましたら教えてください。
- 植物に関わるお気に入りの本がありましたら教えてください。
- 植物以外の趣味がありましたら教えてください。
- 垂井さんが今後取り組んでいきたいことや夢を教えてください。
- 最後に一言お願いします。
プロフィール
- 名前: 垂井愛(たるいあい)
- 職業: 園芸店スタッフ
- 出身地: 横浜市
- 居住地: 世田谷区
- ボタニカル歴: 植物を育て始めて16年
- 資格:グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター
いつものお仕事を教えてください。
プロトリーフガーデンアイランド玉川店に勤務し、寄せ植えやハンギングバスケットの制作、ワークショップの開催、植物の手入れや陳列、お店のInstagramの情報更新などをしています。
植物に関わるお仕事をしたいと思った、することになったきっかけを教えてください。
もともとは、客室乗務員の仕事をしていました。その後、育児中にガーデニングにはまり、公園の草花をきれいにするボランティア活動にも参加して朝から晩まで植物とともに明け暮れていました。そんなに好きなら仕事にならないかと、子供が小学生になった頃、求人もしていない園芸店に履歴書を持参して直談判して採用してもらったんです(笑)。採用してもらったからには早く一人前にならなくちゃと、知識をつけるために本を読みあさったり、ハンギングバスケットを習いに行ったり、とにかく必死に頑張りました。
実は、福島在住だった祖父が大の花好きでいつも地元の舞木駅に花を植えて飾っていて、テレビの取材が来たりするほどだったんです。その娘で私のおばにあたる人は、福島のもりのかぜ・らぼという場所で、ガーデンデザインオフィスや園芸店、地域の人たちが集まれるイベントスペースやヴィ―ガンカフェを運営しています。そんな人達が身近にいた環境なので、植物に関わる仕事をすることになったのは今思うと自然だったのかなと思います。
公園のボランティア活動に参加し始めたのも、地方で地域に貢献している親戚の姿を見て、自分も東京で何かできないかなと思ったのがきっかけでもあったと思います。
植物に関わるお仕事のやりがいを教えてください。
ワークショップなどで、植物を通じてお客さんとふれあって関われることがとても楽しいです。お客さんと一緒に寄せ植えやハンギングバスケットを作って、その後「あの花がよく咲いたよ。」とか、「ありがとう。」の言葉をもらえると本当に嬉しくてやりがいを感じます。
植物に関わるお仕事の中で、一番好きな仕事と一番大変な仕事を教えてください。
植物を手入れしている時間が好きです。よくお客さんに「雨が降っていたり暑い日とか、大変ね。」と言ってもらうのですが、全く大変と思ったことはないんですよ(笑)。
植物は手入れ次第で病気になるならないが変わるので、一生懸命手入れして暑さや雨風から植物を守ってあげた結果、きれいに花が咲いてお客さんに「いいお花がそろっているわね。」と言ってもらえたり、お客さんが嬉しそうに買って行く姿を見ることが一番嬉しいんです。
垂井さんが寄せ植えやハンギングバスケットを作る時のポイントやこだわりを教えてください。
Photo by:垂井愛
お店の商品なので、誰が見てもきれいだな。お客さんが買いたいな。と、思うような寄せ植えやハンギングバスケットを作ることにこだわっています。
とても可愛い花なのに、合わせ方がわからないことで売れ行きがいまいちな時があるのですが、そんな時は、その花を積極的に使って可愛い寄せ植えを作り、お客さんにその花に興味を持ってもらえるようにしています。また、新しい鉢などが入荷してくると、どの花を合わせたらこの鉢が引き立ち、買いたいと思ってもらえるかな。と常に考えています。
Photo by:垂井愛
自分が作りたいだけの作品ではなく、お客さんに喜ばれるような商品を作るのが自分の役目かなと思っています。
お店の寄せ植えコーナーは、洋服屋さんでいえばマネキンやディスプレー、洋服のコーディネートや新作紹介のイメージで作ってるんですよ(笑)。お客さんがいつ見ても新しい商品でコーディネートされていて、「この花欲しいわ。」と言ってもらえるようなものにしたいと心がけています。
▼垂井愛さんに教わった寄せ植え記事はこちら
垂井さんの寄せ植えやハンギングバスケットのレッスンについて教えてください。
写真提供:垂井愛
プロトリーフガーデンアイランド玉川店で、月に2~4回くらいワークショップを開催しています。30代から60代くらいの幅広い年齢層の方が来てくださっています。お子さんが幼稚園に行っている間にママ友グループでいらっしゃる方や、親子でいらしてる方も多いですよ。気軽な感じで楽しく来ていただきたいと思っています。鉢を持ち込みOKにする時もありますし、同じ花でも種類や色が選べるようにしたり、それぞれのオリジナリティを出して作ってもらえたらと工夫しています。自分の作品のここが気に入っているんだ♪。というポイントを持って欲しいなと思っています。寄せ植えやハンギングバスケットを初めて作る方もたくさん来ていますよ。
思い出に残っているレッスンやお仕事がありましたら教えてください。
Photo by:垂井愛
ワークショップをスタートした頃は、周知もされていなくてお客さんが一人しかいない時もあったんです。でも、そのお客さんが私を不憫に思ってくれて(笑)、お家に寄せ植えを置くスペースが無いのに作りに来てくれたり、お友達を呼んで来てくれたり、私のことを逆に盛り上げてくださったんです。おかげで徐々に人が人を呼んできてくれて、リピーターのお客さんも増えました。
これからも多くの方に参加して欲しいので、常に新しいことをやっていきたいと思っています。
\まだまだ聞いちゃいます!垂井愛さんインタビュー後半へ/
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