花の寄せ植えレッスン!|秋風を楽しむ寄せ植え

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PROFILE

樺澤智江 さん

日本ハンギングバスケット協会公認講師、日本家庭菜園普及協会グリーンアドバイザー
ハンギングバスケットやコンテナガーデンの各種コンクルールに於いてグランプリ、他受賞多数

撮影協力:VERDESTE(渋谷園芸)

秋風を楽しむ寄せ植え

風に揺れるグラスや実、セピア系の植物など、秋を演出する植物を楽しむ寄せ植え作り。可愛らしいジュズサンゴの枝が奥ゆきのある寄せ植え演出。どの角度からも綺麗に見えるよう植物の配置バランスに注意しながら仕上げます。

 

秋に楽しめる「トウガラシ」いろいろ!

トウガラシと聞くとピリリと辛い薬味のイメージでしょうか。食用ではなく、観賞用トウガラシはいろいろな品種があります。愛らしい花も楽しめます。実をつけるために花ガラ摘みはせずそのままに。色の変化を楽しんだ後、シワが出始めたら終わりの合図です。ハサミで丁寧に摘み取ってあげましょう。

 

ブラックパール
葉も茎も黒!実は熟すと赤く色づき、大人っぽい雰囲気。

 

クリスタルキャンドル
赤、紫、オレンジのカラフルでポップな色合いがキュート。

 

ホットポップスパープル花
まるでキャンディのようにまん丸な実がつく。花も可愛らしい。

 

寄せ植えの作り方

今回はグラスを中心に置き、実のなる植物をポイントにピックアップ。シックな色の植物をベースに、濃い色をプラスすることで寄せ植えに締まりがでます。

今回の鉢花

 

寄せ植えの作り方

1. 今回は植え替え時に手間がかからないよう、鉢底石ネットを使用します。鉢底石をネットに入れ半分に折り準備をします。鉢底石ネットは折った方を下にして鉢に入れてください。

 

2. 植え付ける前に、ポットの状態でレイアウトを確認。どの角度からでも綺麗に見えるよう配置します。

 

3. グラスを囲むようにジュズサンゴを配置。枝は四方に広がるように意識します。

 

4. 根が張っている植物は根鉢を崩しますが、トウガラシとセロシアは移植が苦手。根を痛めないよう優しく植えつけましょう。

 

5. コリウス、コプロスマを周りに植えていきます。

 

6. バランスを整え、土を入れたら完成です。

 

管理ポイント

今回作ったような、四方から見て楽しむデザインの場合、週1回程度鉢を回してあげると、まんべんなく日差しを当てることができます!

 

秋を演出する植物を選ぶポイント

POINT1.

実のついた植物を選ぶ

赤、オレンジ、茶色、黒など実の色の変化にも注目します。

POINT2. 

細長い葉のグラス類を選ぶ

イネ科やカヤツリグサ科を中心とし、葉の形や色を楽しむ植物をグラスと言います。線が細く風に揺れるグラスを選ぶとより秋らしくなります。

POINT3. 

セピアカラーを基調とした植物

銅葉などシックなセピア色をベースにした植物を選ぶことで秋色を演出することができます。

 

アルテルナンテラのアレンジ

秋のアレンジとして、アルテルナンテラもおすすめです。葉色がカラフルで美しく、カラーリーフとして寄せ植えにもピッタリ。ほふく性や木立ち性のものなど形を意識して選んでみても◎

 

コタキナバル

 

マーブルクイーン

 

秋らしさをプラスした寄せ植えを是非楽しんでくださいね。

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