そうめんかぼちゃ(金糸瓜)の食べ方|茹で方、茹で時間、保存法とレシピ
金子三保子
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産直野菜のお店や道の駅で見かける茹でると麺状になるユニークなかぼちゃ、そうめんかぼちゃ(金糸瓜)の食べ方やレシピをご紹介します。
目次
そうめんかぼちゃ(金糸瓜)の特徴
そうめんかぼちゃ(金糸瓜)は、観賞用だと「おもちゃかぼちゃ」、食用だと「ズッキーニ」などと同じペポカボチャの仲間です。そうめんかぼちゃ(金糸瓜)のユニークな点は、一般的なかぼちゃと違い、茹でると糸状になること。そのことから金糸瓜、そうめんかぼちゃという名前で出回っています。ちなみに英名は「Spaghetti squash」と呼ばれています。日本では素麺、欧米ではスパゲッティー、名前にお国柄が出て面白いですね。
流通は主に産直のお店が多いですが、最近はスーパーなどでもたまに見かけます。収穫期は夏ですが、保存性があるため年末くらいまで美味しくいただけます。
今回は11月に行ったファーマーズマーケットで、そうめんかぼちゃ(金糸瓜)を見つけたので買ってきました。しゃきしゃきとした歯ごたえで美味しいので見つけると買ってしまいます。茹で方と利用法をご紹介します。
そうめんかぼちゃ(金糸瓜)の食べ方|茹で方や茹で時間
2つにカットしたそうめんかぼちゃ(金糸瓜)。中は種がぎっしりと詰まっています。
そうめんかぼちゃ(金糸瓜)の茹で方
- ヘタを含めて左右を1~2cm切り落とす。
- 3~5cmくらいに切り分け、中の種を取り出す。
- 鍋を用意し、そうめんかぼちゃ(金糸瓜)がつかるくらいの水を入れて、沸騰したら10分前後茹でる。
- 竹串を挿して貫通したら、火を止めお湯を捨て冷水にさらす。
POINT!!
茹で時間が長すぎると、べちゃべちゃした仕上がりになり美味しくないのでご注意。
そうめんかぼちゃ(金糸瓜)の食べ方|ほぐし方と保存
冷めたそうめんかぼちゃ(金糸瓜)は、素手もしくはスプーンで皮からほぐし、皮は捨てます。上手に茹でれば、力を入れなくてもポロポロとほぐれて麺状になります。
完全にほぐれたら、再度冷水にさらしてから水気を絞って利用、または保存します。よく絞らないと味付けした際に水っぽさを感じるので、しっかりと水気を切ります。茹でたそうめんかぼちゃ(金糸瓜)は、保存容器に入れて冷蔵保存。1~3日で使い切りましょう。
そうめんかぼちゃ(金糸瓜)のレシピ
そうめんかぼちゃ(金糸瓜)の味は?
そうめんかぼちゃ(金糸瓜)は、かぼちゃのような甘みはなく淡泊な味わいです。
どうやって食べる?
そうめんかぼちゃ(金糸瓜)、紅芯大根、ディルのサラダ
味が淡泊なため、ソース、たれ、ドレッシングなどで味付けをして食べます。必要以上に茹でると煮崩れてしまうので、スープなどの煮込み料理には向きません。
暑い時期は冷やして、肌寒くなったら暖かい汁ものに具材として入れるのがおすすめです。
例えば……
・三杯酢とあえてさっぱりとした酢の物
・そばつゆで素麺風に
・お好みのドレッシングとあえてサラダに
・出来上がったスープやみそ汁に入れて
・中華風のスープに入れてラーメン風に
POINT!!
汁物に入れる際は、最後の仕上げに入れるのがポイントです。一緒に煮込むとしゃきしゃき感がなくなり、ドロドロになるので注意しましょう。
とってもユニークな野菜、そうめんかぼちゃ(金糸瓜)。見かけたら使ってみてくださいね。
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