透かしほおずきを使って。ほおずきランプの作り方
山田智美
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幻想的で優しい灯りの、ほおずきランプをご覧になったことはありますか?夏の余韻を感じさせるような透かしほおずきを使って、ほおずきランプを手作りしてみましょう。晩夏のノスタルジアを感じさせる透かしほおずきランプ。とっても簡単な作り方のご紹介です。
目次
ほおずき基本情報
- 学名:Physalis alkekengi
- 科名:ナス科ホオズキ属
- 分類:多年草
ほおずきは、特徴的な実が可愛らしいナス科の多年草です。この提灯のように見えるものはガクで、中にミニトマトに似た実が入っています。ほおずきもトマトもナス科ですから、見た目が似ているのも納得です。
ほおずきランプを作ってみよう!
ほおずきは、水に浸けておくとガクの組織が腐って溶け、葉脈だけがきれいに残る特性があります。このほおずきの特性を活かして、葉脈だけの状態にしたものを「透かしほおずき」や「網ほおずき」と呼びます。
この透かしほおずきをランプシェードにして、可愛いほおずきランプを作ってみましょう。
透かしほおずきの作り方
まずは透かしほおずきを作りましょう。葉脈から透けるように、まあるいオレンジ色の果実が見えている可愛いほおずきのドライフラワーです。ほおずきを1週間から10日間水に浸けて置くだけ。あとは水から取り出して、ガクの組織を洗い流すだけです。この透かしほおずきの状態で飾っても十分に楽しめます。
透かしほおずきの作り方については別記事で詳しくご紹介しておりますので、こちらをご覧ください。
▼詳しい透かしほおずきの作り方はこちら
ほおずきの果実を取り外す
透かしほおずきが出来上がったら、ほおずきの果実を取り出します。そのままでも十分に可愛らしいのですが、ほおずきランプにするためには果実にちょっと出て行ってもらわないといけません。
ほおずきの葉脈にそうっとハサミで2㎝くらいの切れ込みを入れます。切れ込みからハサミを中に入れて、果実を芯からちょきんと切り取ります。この時、葉脈のなかで果実がころんと転がった姿も可愛らしいので、写真に残しておくことをおすすめします。
葉脈に開けた2㎝の隙間から、果実をそうっと取り出したら、ほおずきランプシェードの出来上がりです。写真のほおずきは葉脈に黒いシミがありますが、漂白剤に浸けておくことできれいに消えます。
\次はいよいよほおずきランプの作り方!/
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