日本にもターシャの庭があった!?「ターシャの庭in Gifu」を見に行こう♪

古幡真恵

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世界的に有名なガーデナー、人形・絵本作家でありスローライフを実践していたターシャ・テューダーは、2015年に生誕100年を迎えターシャを記念した展覧会も開催され、多くの方がターシャの世界観にふれました。

その最後の集大成が

映画「ターシャ・テューダー 静かな水の物語」

~足りないものを嘆くのではなく、全てを受け止め感謝する、静かな水のようにありたい~

ターシャを季節の流れとともにフィルムに収めた映画が現在公開中(地域によっては公開予定)です。

▼ターシャの映画のことならコチラ

4/15公開!ターシャ・テューダー~静かな水の物語

「ターシャの庭in Gifu」

そんなターシャの想いを引き継ぐように、日本にも「ターシャの庭」があるのをご存知ですか?

2005年に岐阜県可児市にある花フェスタ記念公園を会場に開催された県主催のイベント「花フェスタ2005」の際、県民参加企画として、ターシャファンの発案を元に、会期中限定の庭が整備されました。
期間終了後、庭に携わった方々の熱い思いを受けて存続することとなり、市民グループの手によって管理運営が行われています。

今回はターシャへの憧れから岐阜県可児市の公園に「ターシャの庭」を造り、管理運営をされている市民グループの代表で「ターシャの庭」を日々管理されている伊藤左紀子さんと、花フェスタ記念公園の管理事務所の方にお話をお伺いしました。

 

2005年の花フェスタで「ターシャの庭」を実現させようと思った経緯をお教えください。

日本で初めてターシャ展をプロデュースした伊藤元雄さんに相談し、彼とNHKの協力で公園内にある「花のミュージアム」を会場に、自然と共生する絵本作家「ターシャ・テューダー展」を開催しました。

2005年に岐阜県のイベント「花フェスタ2005ぎふ」の企画である県民協働事業のひとつとして立ち上げた「庭園愛好家グループ」として、世界のバラ園内500坪に、アメリカバーモント州ブラッテンボローの30万坪の森の中、18世紀のエコロジカルな自給自足の暮らしを実践、自然と共生する絵本作家ターシャ・テューダーへの憧れを込めた「ターシャの庭」を、2年間にわたる試行錯誤と活動により再現し公開することになりました。

画像:花フェスタ記念公園運営管理グループ

 

2005年の花フェスタの「ターシャの庭」を作る際のエピソード、開催当時のお客様の反応はいかがでしたか?

「花フェスタ2005ぎふ」開催中であり凄い人出で、展示したターシャの原画、美しいターシャの庭のパネル、ターシャ手作りのドレスや愛用した品々は、お客様の関心を集め、ターシャのビデオを見るコーナーはいつも満席で、ターシャ関連本も飛ぶように売れ大盛況でした。

画像:花フェスタ記念公園運営管理グループ

 

その後、2005年8月31日に初めてNHKが「ターシャ・テューダー四季の庭」をテレビ放送したことで、ターシャの第2次ブームが始まり、「ターシャの庭」に訪れたお客様から春に開催したターシャ・テューダー展は、その放送を見た人が驚いた様子でこの岐阜のターシャの庭をご覧になっていたことが印象的でした。

画像:花フェスタ記念公園運営管理グループ

 

開催後「ターシャの庭」を存続させようと思ったきっかけをお教えください。

イベント期間中限定の庭として作ったもので終了後は原状に戻すのが開催条件でしたが、苦労して作った庭への思い入れから、10年後を見たいという願いを抱いたことがきっかけです。

画像:花フェスタ記念公園運営管理グループ

 

ターシャの生き方から教えてもらったことで一番大切にしていることは何ですか?

ターシャの信条であり、憧れだった思想家ヘンリー・ディビット・ソローの言葉

「夢に向かって自信をもって進み 思い描いた人生を生きようと努力するなら思わぬ成功を手にするだろう」

この言葉を目標に私も55歳の時にターシャの庭を実現する夢を叶えることができました。

画像:花フェスタ記念公園運営管理グループ

 

12年という長い間「ターシャの庭in Gifu」を見つめ続けて今思うことはどんなことでしょうか?

12年間維持運営を続け思うことは「夢は心から願えば叶えられる」ことは本当だけれど、その後には責任が伴うことを実感しています。

ターシャの言う「思うとおりに歩めばいいのよ」とは、そういう意味を含んだうえでの言葉です。多くの才能を持ち、なかでもガーデニングがいちばん大好きだったターシャが、最後に「結局、ガーデニングは草取りだったわ」と言ったことが現実的で最も実感するところです。本当に草取りなしでガーデニングは成り立ちません。

画像:花フェスタ記念公園運営管理グループ

 

ターシャ・テューダー本人に了解をもらっているお庭

改めてここでお伝えしたいことは、伊藤左紀子さんはじめ市民グループの皆さんが管理されているこの「ターシャの庭in Gifu」は“自称”ターシャの庭ではありません。

伊藤さんたちは、2005年9月ターシャに依頼すべく、県知事の親書を携えて自らアメリカバーモントに行き交流し、以来ターシャが亡くなった2008年まで4回、バーモントを訪れています。

2016年には、ターシャ関係のコレクションを多数保有する伊藤元雄さんから借りうけた60点を「ターシャの家(ミニギャラリー兼グッズショップ)」に展示しており、名実ともに日本のターシャの庭として充実しているお庭です。

こうして現在も「ターシャの庭」のボランティアとして維持運営管理しながら、全国から訪れるターシャファンと交流活動をしているそうです。

伊藤左紀子さんの関わったターシャ関連イベント

・2007年2月

JR高島屋「ターシャ・テューダーの世界展」会場をプロデュース

・2007年4月

花フェスタ記念公園の花のミュージアムで「ターシャ展」を開催、会場内にターシャの庭イメージガーデニング設営

ターシャのお孫さん二人を日本に招待して講演会と交流会を開催、お孫さんを伴い、岐阜県知事を表敬訪問

・2015年

「花フェスタ2015」では会場内にターシャの庭を設営、「ターシャ展」を開催

 

現在、メンテナンスをするボランティアの方は4名。ターシャの庭の再現の際には、100種以上に上る植物やガーデニング用品を市民グループの方自らが用意され、現在も公園管理事務所のサポートはあるものの、基本的にボランティアにより運営されているそうです。

「ターシャの庭in Gifu」は、花フェスタ記念公園の一角にあります。素晴らしいお庭を眺め、憧れのスローライフを実践していたターシャの面影とともに、実際にターシャの想いを引き継がれている方たちの想いの詰まったお庭を今もこうして訪れることができます。

市民グループの皆さま、公園管理事務所の皆さま、ご協力くださりありがとうございました。

画像:花フェスタ記念公園運営管理グループ

▼市民グループ「ターシャの庭in Gifu」の代表である伊藤左紀子さんのウェブサイトならコチラ

http://www3.plala.or.jp/gardengifu/

「ターシャの庭in Gifu」のある、全国有数のバラの公園として知られる花フェスタ記念公園では、6月18日まで「春のバラまつり」を開催中です。

皆さんも是非「ターシャの庭in Gifu」とともに訪れてみてはいかがでしょうか。

▼「ターシャの庭in Gifu」がある花フェスタ記念公園のことならコチラ

http://www.hanafes.jp/hanafes/

▼ターシャのお庭のことならコチラ

 

ターシャが愛した1年で特別な“輝きの庭”に咲いている花

 

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古幡真恵
古幡真恵

結婚・出産そして育児をしながら、学童保育所で食育を2年間指導後、農業研究センターで大豆と稲の研究作物栽培及び実験業務に従事。屋上ガーデン・屋上菜園の管理業務、エディブルフラワー店勤務を経て、現在はLOVEGREEN編集部とBotapii編集部のアシスタントとして、初心者からでも手を出しやすい家庭菜園やエディブルフラワーの記事、sanagardenコンテンツを配信。

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