鎌倉に紫陽花(あじさい)を見に行こう!一度は足を運びたいスポット4選

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画像提供:明月院

梅雨のお花といえば、紫陽花(あじさい)。紫陽花の名所といえば、神奈川県の鎌倉が有名ですよね。とくに鎌倉の由緒あるお寺と紫陽花の織り成す風景は、何度見に行ってもよいものです。

今回は、ぜひ足を運びたい鎌倉の紫陽花の名所をご紹介します。今まさに見ごろを迎えようとしている紫陽花の花。ちょっと足をのばして、素敵な紫陽花のある景色に会いに行きませんか?

目次

アジサイとは?

明月院(めいげついん)

長谷寺(はせでら)

東慶寺(とうけいじ)

北鎌倉古民家ミュージアム

 

アジサイとは?

 植物名  アジサイ(あじさい・紫陽花)
 学名  Hydrangea macrophylla
 英名  Hydrangea
 科名  アジサイ科
 属名  アジサイ属
 原産地  日本

アジサイは、もともとはガクあじさいが日本原産の植物でしたが、西洋にわたり、西洋あじさいとして人気が出て、日本に逆輸入されてきました。最近は、西洋あじさい、ガクあじさいともに、品種、形、色の種類も豊富にあり、次々に新品種がつくりだされています。鉢花、切り花、ドライフラワーとしても人気が高いです。

通常のアジサイの他に、秋色アジサイと呼ばれるアジサイもあります。秋色アジサイとは品種名ではなく、通常のアジサイの開花時期である初夏に咲いた花が、気温の変化などによって、時間をかけてアンティークカラーの色あいに変化した状態のことを「秋色アジサイ」と言います。

最近は、新しく品種改良されてできたアジサイの中には、きれいな秋色に変化するように作られている品種も出てきました。西安(シーアン)やマジカル系など、年々色々な品種が出回っています。

 

明月院(めいげついん)

鎌倉の紫陽花の名所といえば、やっぱり明月院!とても有名なお寺ですのでご存知の方も多いと思います。明月院の紫陽花はそのほぼ95パーセントがヒメアジサイという品種です。明月院の紫陽花は青一色で統一され、「明月院ブルー」と呼ばれ親しまれています。

画像提供:明月院

 

明月院の紫陽花情報

株数 2,500株
駐車場 なし
トイレ・売店など

トイレあり

売店あり(御守等の授与のみ)


▼じつは紫陽花だけでなく、春先にはシダレザクラ・レンギョウ・ボケ・モモ、冬にはスイセン・ツバキ・ロウバイなど四季折々の花を楽しむことのできるスポットです。

画像提供:明月院

 

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明月院

  • 最寄駅 : JR横須賀線北鎌倉駅
  • アクセス : JR横須賀線北鎌倉駅より徒歩10分
  • 住所 : 神奈川県鎌倉市山ノ内189

明月院は、平治の乱で戦死し首藤刑部大輔俊道の菩提を弔うため、永暦元年(1160年)、俊道の子、山ノ内經俊により創建された明月庵が起源です。
現在は花の寺として有名で、春先にはシダレザクラ、レンギョウ、ボケ、モモ、冬はスイセン、ツバキ、ロウバイなど四季折々の花が咲きます。特に初夏は、参道から境内に至るまでを覆うアジサイが見事です。

※拝観料
500円(小・中学生300円)

 

長谷寺(はせでら)

長谷寺は明月院につづき、鎌倉のお寺のなかでもとくに有名な紫陽花スポットです。見どころはその品種の多さ。『明月院ブルー』と呼ばれる明月院の紫陽花とは違って、赤~青の様々な色形の紫陽花を楽しむことができます。

画像提供:長谷寺

 

長谷寺の紫陽花情報

品種数 40種以上
株数 約2,500株
駐車場 あり
トイレ・売店など トイレ・売店あり

 

画像提供:長谷寺

 

画像提供:長谷寺

 

あじさいの小路をのぼっていくと、由比ヶ浜を見渡すことのできるポイントに着きます。紫陽花と海を同時に見ることができるなんて、いかにも鎌倉らしい贅沢な風景ですよね。

画像提供:長谷寺

 

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長谷寺

  • 最寄駅 : 江ノ電「長谷駅」
  • アクセス : 【電車利用】● JR 横須賀線、鎌倉駅下車 →バス「長谷観音」下車、徒歩5分  または →江ノ電「長谷駅」下車、徒歩5分  ●小田急線、藤沢駅下車 →江ノ電「長谷駅」より徒歩5分 【自動車利用】横浜横須賀道から朝比奈I.C.下車 県道204号にて30分
  • 住所 : 神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2

拝観料(個人)
大人300円
小学生100円

 

東慶寺(とうけいじ)

東慶寺はかつて女性の側から離婚できなかった時代に、「駆け込み寺」として女性を救済してくれていたそうです。今では紫陽花のほかにも、梅など四季折々に花を楽しめるお寺となっています。

画像提供:東慶寺

 

▼おすすめのビューポイントは、山門の階段脇(写真)を含む参道。溢れんばかりの紫陽花が迎えてくれます。

画像提供:東慶寺

 

東慶寺の紫陽花情報

品種数 約5種
株数 約350株
駐車場 なし
トイレ・売店など トイレ・売店あり

 

画像提供:東慶寺

 

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東慶寺

  • 最寄駅 : JR横須賀線 北鎌倉駅
  • アクセス : JR横須賀線 北鎌倉駅から徒歩4分
  • 住所 : 神奈川県鎌倉市山ノ内1367

東慶寺は今から約720年前、弘安8年(1285)に北条時宗夫人の覚山志道尼が開創いたしました。
封建時代、女性の側から離婚できなかった時代に、当寺に駆け込めば離縁できる女人救済の寺として明治に至るまで600年の永きにわたり、縁切りの寺法を引き継いできました。
現在では、かつての尼寺の風情を残す境地に、四季折々の花々が参拝客をお迎えしています。

拝観料
大人200円
小・中学生100円

 

北鎌倉古民家ミュージアム

鎌倉の紫陽花といえばお寺で見るものと思っていませんか?

北鎌倉古民家ミュージアムは築100年以上にもなるという古民家を利用した展示スペースで、常設展や企画展で様々な展示を楽しめるスポットです。屋外には、あじさいの回廊があり、梅雨どきにはたくさんの種類の紫陽花の花を見ることができます。

画像提供:北鎌倉古民家ミュージアム

 

北鎌倉古民家ミュージアムの紫陽花情報

 品種数  約100種
 株数  約300株
 駐車場  なし
トイレ・売店など  館内にあり 

 

▼紫陽花の時期には展示もあじさい展となります。珍しいタイプの紫陽花の名所かもしれません。

画像提供:北鎌倉古民家ミュージアム

 

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北鎌倉古民家ミュージアム

  • 最寄駅 : JR北鎌倉駅
  • アクセス : JR北鎌倉駅より徒歩2分
  • 住所 : 神奈川県鎌倉市山ノ内392-1

北鎌倉古民家ミュージアムは築100年以上になる古民家を利用した展示スペースです。

入館料:一般  500円
中高生 300円
小学生 200円

 

いかがでしたか?

梅雨の鎌倉には、独特の風情があると思います。この季節、紫陽花を見に鎌倉へお出かけしてみてはいかがでしょうか。

 

▼アジサイの育て方や飾り方はこちら!

 

 

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