ルーペで発見、ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)の小さくて美しい世界
峰亜由美
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今回の小さくて美しい世界は河原や路地裏などで広がり金平糖みたいな可愛らしい花を咲かせる、ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)です。
挿し木等でも増える生命力の強い草花の花の形や葉の形をご紹介いたします。
目次
ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)ってどんな植物
■和名 ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)
■学名 persicaria capitata
■タデ科タデ属
■開花時期 3月~5月
■原産地 ヒマラヤ
■多年草
ヒマラヤ原産の多年草の植物です。日本へは明治時代に園芸種として渡来してきました。
花はピンク色で1㎜弱の花が球状に集まって1㎝程の金平糖のような可愛らしい形をしています。
草丈は4㎝~8㎝位の長さになり、ほふく性で地を這うように広がって行きます。
日向を好み、よく育ちますが木陰の湿気が多い場所でも上手く育てる事が出来ます。
丈夫で繁殖力が強く育てやすい植物です。グランドカバーとしても適していて、河原の堤防や路地の隙間に広がっているヒメツルソバもあります。
切った花は水の中で発根し水栽培や挿し木等でも増やす事が出来ます。
花言葉は「愛らしい」「気が利く」「思いがけない出会い」です。
ルーペは100均でも準備できる折りたたみ式ルーペなどもありますよ。
小さな花が集まる集合体
一つ一つの花は1㎜に満たない花が集合して球体に花が集まっています。その姿はまん丸で金平糖みたいに可愛らしいお花です。
葉はオシャレな赤いふちどり
葉はオシャレな赤いふちどり。葉の中央に赤い色素の柄が入っています。
葉をよく見るとまだらに透明な産毛が生えています。葉の縁は鮮やかな赤色。
植物もじっくりみてみる面白いもの。晴れた日はルーペを持って小さな世界を探しに公園に出かけると新しい発見がありそうです。
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