フォルムが魅力的な多年草 | アーティチョーク

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金子三保子

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アーティチョーク

アーティチョークは、キク科チョウセンアザミ属の多年草。欧米では野菜として食べられています。

日本では野菜としての出回りは少ないですが、ここ数年、花市場には生花として入ってくるようになりました。ガーデニングにも取り入れている方も増えてきて、苗での流通もあります。

なんとも独特なフォルムが素敵で、インテリアショップのディスプレイなどにも使われているのを見かけます。多肉植物をはじめ、形がユニークなオブジェのような花材が最近人気です。

アーティチョーク

花?と思ってしまうかもしれませんが、これはつぼみ。このつぼみが割れて、アザミに似た花が開花します。

アーティチョークはドライフラワーにして楽しむこともできます。もしもつぼみの状態のドライフラワーが欲しいなら、水に生けていると花が開いてしまいます。購入後すぐに水から切って乾燥させた方がよいですよ。

品種もいくつかあって、大輪から小輪まで様々です。このつぼみの状態が花屋さんに出回るのは、5月の終わりごろから6月くらいまで。初夏だけお目にかかれる花材です。

▼アーティチョークについて詳しくご紹介しています。

 

アーティチョーク

管理のコツ:重さがある花なので、その重さに見合った花瓶をセレクト。

置き場所:冷房が直接当たらない風通しの良い場所

花瓶の水の量:少なめ(ただし水の量は日々チェック)

 

日々の暮らしに彩りを。お気に入りの花を探しに花屋さんへ立ち寄ってみませんか。

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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