小さくてかわいい♪球根付きの切り花、オーニソガラム

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金子三保子

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オーニソガラム・ホワイトトロフィー

トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは球根付きの切り花のオーニソガラム・ホワイトトロフィー。

切り花のオーニソガラムは、サンデルシーやアラビカムなど品種がたくさんあって、いずれも草丈が50cm以上のものが多いのですが、今日ご紹介するホワイトトロフィーは、手のひらに収まる小さなオーニソガラム。

オーニソガラム・ホワイトトロフィー

球根の大きさは、ムスカリや原種チューリップくらいの小さなサイズで、開花前の草丈は10cm弱。小さな器に一輪で飾って、開花していく様子を楽しんだり、いろいろな球根付きの花とモス(苔)を組み合わせて、球根花のお庭のような雰囲気のアレンジの素材としても使われます。

 

オーニソガラム・ホワイトトロフィー

球根花の魅力は、生けてからも草丈が伸びて、育てている感覚を味わえること。今回のホワイトトロフィーもつぼみから満開時になるにつれ、3倍ほど丈が伸びました。

 

オーニソガラム・ホワイトトロフィー

1つの球根から複数の花が咲き、花は下から上に向かって咲き進みます。最初に咲いた花が終わったら、ひとつひとつ取り去ると、最後まで美しい見た目を保ちます。

 

オーニソガラム・ホワイトトロフィー

球根付きの切り花なので、シンプルに飾るときは球根が見えるガラスの器がおすすめ。小さなコップやおちょこサイズのグラスでもよいですね。

器に入れる水の量はごくごく少量、根の先が水につかる程度で構いません。水の量が多すぎると、球根が腐ったり、カビが生えたりするので注意しましょう。飾る場所は気温が低めの部屋の方が長持ちします。

以前からムスカリ、原種チューリップ、水仙、ヒヤシンスが球根付きの切り花として流通していましたが、最近は種類が増えて、オーニソガラムをはじめ、フリチラリア、クロッカス、プスキニアなど、いろいろな球根花が流通しています。

実際の開花時期より少し早い冬~早春の花屋さんに並びます。小さなサイズのものが多いので、花屋さんで目を凝らして探してみてください。

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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