「野鳥を呼ぶ庭」を作ろう。5つのポイント
LOVEGREEN編集部
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これからの季節、寒くなるにつれて野鳥との距離が近くなりますよね。都内にあるわが家では、毎年寒くなると庭の木にエサ台やフルーツなどを設置して、それを食べにくる鳥たちを見て癒されています。
実は、鳥が少ないと思いがちな都会こそ食料となるような植物や木の実は少なく、工夫次第で庭に鳥を呼ぶことができるんです!野鳥を呼ぶ庭づくりについて紹介します。
目次
- Point① エサ台にナッツやフルーツを置こう
- Point② 巣箱を設置しよう
- Point③ 木の実の成る木を植えよう
- Point④ 人の気配は近づけすぎない
- Point⑤ ヒヨドリなどの大きい鳥には要注意
Point① エサ台にナッツやフルーツを置こう
エサの少ない寒い時期に、鳥を呼ぶために最も大事なことは「見える場所にエサを置くこと」。
少し離れた場所にいても、あそこにエサがあるとわかるようにおいておくこと、それと続けることが重要です。はじめはなかなか来てくれないかもしれませんが、鳥たちも何度か来るうちに「ここにはエサがある」と学習します。
わが家ではみかんを半分に切ったものを庭の花桃の木の枝に刺しています。落葉樹なので冬には葉がなく、遠くからでもみかんのオレンジ色はよく見えるのでしょう。数日置いておくと、外側の皮と中の薄皮だけ残った状態になっています。
Point② 巣箱を設置しよう
巣箱を使う鳥は、もともと木の空洞などに巣をつくる鳥です。昔や軒下や瓦の隙間などに巣を作っていたようですが、近年の家の構造はそれが難しく、鳥たちは住宅難に。そんな鳥たちが巣箱を利用して巣を作ります。穴の大きさによっても利用する鳥が変わってきますよ。
猫などから避けるため、2メートル以上の高さに設置しましょう。
Point③ 木の実の成る木を植えよう
鳥にとって木は、エサにも棲み家にもなります。花や密を食べるということもありますが、やはり実のなる木は人気です。果肉だけ食べて種は捨てる場合もあれば、種が好物という場合もありますが、実の成る木を植えると鳥は来やすくなります。
Point④ 人の気配は近づけすぎない
野鳥など、小鳥は特に人の気配を苦手としています。ヒヨドリなどの大きい鳥は通行人がいたり車が通ったりしても逃げてはいきませんが、スズメやメジロなど小さい鳥はすぐに逃げてしまいます。小さいころ、鳥が来ると嬉しくて窓までだだだっと走っていってよく逃げられていました。
鳴き声が聞こえたからといって、近づいたり窓やカーテンを勢いよくあけたりして刺激を与えないように注意しましょう。そーっと近づいてある程度の距離から見るのが良いですよ。
Point⑤ ヒヨドリなどの大きい鳥には要注意
鳥の好みもあるとは思いますが、ヒヨドリには要注意!
みかんなどを置いておくと、一羽でほとんど食べきってしまいます。つつく力も強いため、よく地面にも落とされました。。また、大きい鳥は他の小さい鳥からすると怖い存在です。大きい鳥がいると近づこうとしないだけでなく、小鳥食べてる途中で大きい鳥が飛んでくると、小さい鳥は逃げて行ってしまいます。
鳥を呼べるかどうか、どんな鳥が来るかは環境によります。わが家では桃の木にみかんを刺していますが、スズメ、メジロ、ヒヨドリ、たまにシジュウカラが来ます。鳥がほとんど来なかった、という年もありますが、やってみないことには鳥は来ません。鳥が来てくれたらうれしいな~という気持ちでぜひチャレンジしてみてくださいね。
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