芝刈り機の種類と特徴を比較!購入する時のポイント

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芝を張った後しっかり育って一安心したのも束の間…グングン生育して今度はお庭の芝生が伸び放題になり、挙げ句の果てには芝生の生育も悪くなってしまいます。

みなさんの想像以上に「芝刈り」は芝の生育にとって大切な作業になるんです。

芝刈り機はプロ仕様からご家庭の芝刈り対応までネットで調べてみても、いろいろあって何を選んでいいか迷ってしまいますね。

今回は手動式、電動式、エンジン式芝刈り機について簡単に特徴をご紹介したいと思います。皆さんのお庭の大きさや環境にあった芝刈り機のタイプを見つける参考にして下さい。

目次 

芝刈り機の種類と特徴

芝刈り機の比較

芝刈り機の種類と特徴

芝生を刈る時の道具として、昔ながらの草刈鎌(かま)を使い人間が草を刈ったり、人間が動力となって芝生を刈っていく手動式芝刈りと機械に芝を刈ってもらう電動式またはエンジン式芝刈り機があります。

また、機械に芝を刈ってもらう際に刈り刃の種類にも違いがあるため、どんな芝刈り機を購入したら良いのかを選ぶときのポイントの勉強をしましょう。

芝刈り機の種類

では、手動式、電動式、エンジン式それぞれのメリットとデメリットについてみていきましょう。

手動式芝刈り

手動式のメリット

・電気代もガソリン代もかからず、エコな芝刈りを可能にします。

・音も静かなので住宅街でも近隣の方に迷惑をかけません。

手動式のデメリット

・刃の取り換えが出来ない(ものが多い)ため、刃がだめになったら買い替えなければならない。

・刃が取り外せないタイプ(ものが多い)なのでメンテナンスがしづらい。

・長時間作業をすると体が疲れる重労働。

電動式芝刈り機

電動式のメリット

・刃が取り外せるものが多いので掃除がしやすい。

・動力が電気なので長時間作業にも耐えられる。

電動式のデメリット

・屋外に使えるコンセントか、長い延長コードが必要になります。

・充電式の場合、途中で作業が止まってしまう場合もある。

エンジン式芝刈り機

エンジン式のメリット

・パワー全開!スイスイ作業が進む。

・大きな敷地でも楽々作業ができる。

エンジン式のデメリット

・音がうるさいため住宅街での使用には不向き。

・燃料であるガソリンなどの保管が面倒。

刈刃の種類

刈刃の種類は大きく分けて3タイプあります。

ロータリー式

カッターが水平に回転するタイプで、丈の長い草にも対応できます。刃の交換やメンテナンスが簡単に出来るのも特徴の一つです。

リール式

仕上がりが美しいのはリール式です。芝を傷めず綺麗に仕上げることが出来ます。反面、葉を巻き込むようにカットするので、長く伸びた葉には適していません。

バリカン式

他にバリカンタイプというものがあり、芝の端の処理に大変役に立ちます。電動式の芝刈機になりますが、充電タイプのものが使いやすいです。最近ではハンディタイプと立って手で押すタイプにと1台で2役使用できるのでお勧めの芝刈り機の一つです。

 

芝刈り機の比較

今度は主な手動式・電動式・エンジン式の芝刈り機の製品の規格や性能を比較してみましょう。

手動式芝刈り

  刈り幅(cm)

刈り高(mm)

重さ(kg)

広範囲作業 細かい作業 労力 金額(円)
リール式 20〜30 10〜50 5〜10 × 10,000〜
鎌(かま) 自己調節 自己調節 軽量 × 500〜
はさみ 自己調節 自己調節 軽量 × ×

 1,000〜

リール式

刈り幅が20〜30cmほどで重さも5〜10kgほど、刈り高は商品によって異なりますが10〜50mmほど段階で高さを調節できるため、日本芝だけでなく西洋芝にも対応することができます。価格も様々ですが、1万円ほどから販売されています。

手動式の中では一番広範囲の作業に適しています。

ステンレスや鋼(はがね)などの素材により金額に差があり、500円位の低価格から販売されています。労力は熟練の差でかなり違いが出ます。

はさみ

最近でははさみタイプの物も1000〜4000円位のものが販売されています。建物と芝生の境目のような細かな箇所でも作業することができますが、広範囲になると手が疲れてしまいます。単独で購入というよりも、大きな芝刈り機と共に買い揃えたい商品です。

電気式・ガソリン式芝刈り機

  刈り幅(cm) 刈り高(mm) 重さ(kg) 広範囲作業 細かい作業 労力 金額(円)

ロータリー式

20〜40 10〜75 5〜20 × 1,000〜7,000

リール式

30前後 10〜50 10前後 × 20,000前後

バリカン式

16 15・20・25 1〜2前後 × 20,000前後

ガソリン

50前後 20〜101 25〜50前後 ×  5〜20万

電気式&ロータリー式

刈り幅が20〜40cm、充電機能がついているよりも延長コードを使って作業するタイプの方が多いようです。重さは5〜20kg弱位の幅があります。刈り高は10〜75mm位です。人気上位の機種でも1000〜70000円位までの金額の幅があります。

ロータリー式の特徴は刈り刃のメンテナンスが楽だという点です。

電気式&リール式

刈り幅が30cm前後のものが主流です。重さは10kg前後、ロータリー式と同じく充電機能がついているよりも延長コードを使って作業するタイプの方が人気です。刈り高は10〜50mm位です。ほとんどの商品の金額が20000円前後です。

リール式は芝生が美しく仕上がるところが人気の秘密です。

電気式&バリカン式

刈り幅は16cm、重さは1〜2kg前後、刈り高も15・20・25mmの3段階、金額は20000円前後、充電タイプの方が主流です。10㎡位の広さならこのタイプで十分です。

長時間や広範囲での作業は、芝を刈る時にレバーを握っていなければならないため手が疲れますのであまり向いていません。鎌(かま)やはさみの電動版という認識で購入した方が良いでしょう。

ガソリン式&(ロータリー式・リール式)

広範囲の芝刈り機タイプです。重さが25〜50kg前後の大型で、刈り幅も50cm前後、刈り高も20〜101mmと他の芝刈り機に比べても大量の芝生を刈り込むのに適しています。金額も5〜20万円位とお高めです。ガソリン式で乗車タイプのものは、座りながらの芝刈り作業のためとても楽チンです。

他の芝刈り機に比べ重量があり、動力も使い慣れないガソリンなので家庭用としては少々不向きかもしれません。

 

いかがでしたか?

ご自身に合う芝刈り機を選んで、ぜひ素敵なガーデニング生活を楽しんで下さいね♪

 

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