11月27日の誕生花|葉牡丹(ハボタン)
LOVEGREEN編集部
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11月27日の誕生花は「葉牡丹(ハボタン)」です。「葉牡丹(ハボタン)」について、花言葉や種類、花の特徴や花言葉の由来など気になる情報をご紹介!
11月27日の誕生花
11月27日の誕生花は「葉牡丹(ハボタン)」
葉牡丹(ハボタン)の花言葉は「祝福」「愛を包む」
葉牡丹(ハボタン)について |基本情報
科・属 | アブラナ科・アブラナ属 |
和名 | 葉牡丹 |
英名 | Flowering kale |
学名 | Brassica oleracea |
原産地 | ヨーロッパ |
開花期 | 3月~5月 |
葉牡丹(ハボタン)とは|花の特徴と花言葉の由来
葉牡丹(ハボタン)は、葉の形が牡丹(ボタン)のようでもあり、見た目や葉に触れた感触はキャベツにも似ています。非結球ケールから品種改良されたアブラナ科の観賞用植物で、お正月の縁起物としても親しまれています。葉の形がボタンに似ていることから「葉牡丹」と名付けられたそうですが、別名「ハナキャベツ」とも呼ばれています。
円形状の葉が幾重にも重なっていて、ふちをギザギザや丸でかたどっています。ヨーロッパから渡来したときには食用でしたが、その後は観賞用として改良されました。江戸時代から栽培されている「古典園芸植物」のひとつとされています。
昔は大株のタイプが多かったですが、最近は小型の品種改良が進み、様々な種類が豊富に出回り、ちりめん葉、アンティークカラー、黒葉、葉に光沢がある品種など続々と登場しています。種類によっては丈が100cmを超すものまであります。
丈夫で育てやすく寒さに強いことから、秋から春の寄せ植えやハンギングバスケット、花壇植えに使う花苗として大活躍します。本来は多年草ですが、日本の高温多湿が苦手なため、秋に植え付けて春に茎が伸びて花が咲いたら引き抜く一年草扱いをされることが多いです。花が咲いた後、茎をカットして脇芽を伸ばすと踊り葉牡丹ができます。
葉牡丹(ハボタン)は、春が近くなり気温が上がるにつれ中心の葉が盛り上がってきます。通常3月~4月頃になるととう立ちが始まり、伸びきった中心には菜の花のような黄色い花が咲きます。葉牡丹は野菜には分類されませんが、葉物野菜のようにとう立ちをします。
葉牡丹(ハボタン)の花言葉「祝福」「愛を包む」は、紅白の色合いがお祝いのイメージであることや、葉が何枚も重なってふんわりと包まれている様子からつけられたのではと言われています。
葉牡丹(ハボタン)の種類
葉牡丹(ハボタン)の種類には葉が丸いものや切れ目が入っている「切れ葉」、葉のふちがちりめん状に縮れている縮れ葉などがあります。雪の結晶のように葉に深く切れ込みが入り、葉脈部分しかないように見える品種などもあります。葉の色は外側が白や濃い緑色から始まり、内側になるにつれ緑→白→ピンクとなっていくのが一般的です。緑と濃い紫色だけの品種や白と緑だけの品種、黒葉の品種などもあり、カラーバリエーションは豊かです。
葉牡丹(ハボタン)は食べられる?
キャベツに似た見た目の葉牡丹(ハボタン)。色がきれいで一見食べられそうな見た目をしていますが、葉牡丹(ハボタン)は食べることができません。厳密にいうと、アブラナ科なので農薬を使わないで育てていれば食べることはできますが、一般的に売られているものは綺麗な見た目になるように農薬を使っているものが多いようです。農薬不使用で育てたものであっても、観賞用に品種改良されているため、食べても硬くておいしくないようです。
葉牡丹(ハボタン)を使った寄せ植え
葉牡丹(ハボタン)は秋から冬の間はほとんど生長しないため、秋に寄せ植えを作るとしばらく作ったときと同じ形状で美しく保てます。春になると、花茎が伸びて黄色い花が咲くので寄せ植えの雰囲気が変わります。
▼葉牡丹(ハボタン)を使った寄せ植えはこちら
葉牡丹(ハボタン)をふんだんに使ったリースは、秋冬の庭をぱっと明るい雰囲気に演出してくれます。
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