12月11日の誕生花|ヒヤシンス
LOVEGREEN編集部
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12月11日の誕生花は「ヒヤシンス」です。「ヒヤシンス」について、花言葉や基本情報、色別の花言葉、豆知識など気になる情報をご紹介!
12月11日の誕生花
12月11日の誕生花は「ヒヤシンス」
「ヒヤシンス」の花言葉は「スポーツ」「ゲーム」「悲哀」「悲しみを超えた愛」
赤いヒヤシンスの花言葉は「嫉妬」
白のヒヤシンスの花言葉は「控えめな愛らしさ」
紫のヒヤシンスの花言葉は「悲しみ」
青いヒヤシンスの花言葉は「変わらぬ愛」
黄色のヒヤシンスの花言葉は「あなたとなら幸せ」
ピンクのヒヤシンスの花言葉は「淑やかな可愛らしさ」
ヒヤシンスについて
科・属 | キジカクシ科・ヒアシンス属 |
和名 | 風信子 |
英名 | Common hyacinth, garden hyacinth |
学名 | Hyacinthaceae |
原産地 | 北アフリカ 地中海沿岸 |
開花期 | 3月~4月 |
ヒヤシンスの特徴
ヒヤシンスは秋植え春咲きの球根植物で、小さな花を花茎に連なるように咲かせます。日本には、江戸末期の1863年に渡来しました。
ダッチ系とローマン系があり、ダッチ系は花数も多く豪華です。私たちが日頃見ているヒヤシンスの多くはダッチ系ヒヤシンスです。
ヒヤシンスの一番の魅力は、花色のバリエーションの豊富さと甘い香り。球根の表皮は花色によって違い、表皮の色でおおよその花の色がわかります。庭植えや鉢植えなど土壌で育てる以外に、土を使わずに水耕栽培(水栽培)で育てることも出来るため、インテリア感覚で栽培する方も多い植物です。
ヒヤシンスの芽出し球根を使った寄せ植え
芽出し球根とは、ポットに球根を植え付けて、つぼみが押しあがってきた頃に流通する状態のことを言い、春の草花やムスカリなどの春の球根花との寄せ植えの素材として人気です。また、すでにつぼみが押しあがっている苗なら、室内で楽しむこともできます。
ヒヤシンスの花言葉は、ギリシャ神話のヒヤキントスという美少年の悲劇的な話からつけられています。
ヒヤキントスは太陽の神アポロンにとても愛されていましたが、西風の神ゼフィルスは二人の仲を嫉妬していました。ある日アポロンとヒヤキントスが円盤投げをしていると、ゼフィルスが思いがけない強風を吹かせ、方向が狂った円盤はヒヤキントスの額に命中。彼はそのまま息途絶えてしまいました。このヒヤキントスの血から咲き出したのが、ヒヤシンスと言われています。
ヒヤシンスの種類
ダッチ系ヒヤシンス
1本の花茎に小花を縦に連ねるように咲かせます。花数が多く、単体でも見応えがあります。主にオランダで品種改良が重ねられたので、ダッチ系と呼ばれるようになりました。花色も白や紫の他に、ピンク、クリーム色など色のバリエーションが豊富です。私たちが日頃「ヒヤシンス」と呼んでいる花の多くは、ダッチ系ヒヤシンスです。
ローマン系ヒヤシンス
ローマン系ヒヤシンスはダッチ系に比べると、花数少なく草丈も短い、草花のような趣の花を咲かせる種類です。香りもヒヤシンス独特の芳香がします。植えっぱなしで分球して増えていくので、手間をかけなくても毎年花を楽しめます。
切り花でも人気のヒヤシンス
ヒヤシンスは切り花としても人気。自然の中で開花するのは春ですが、切り花のヒヤシンスの出回り時期は、年末~3月までです。花がいっぺんに開かず、下から順に咲き進むため、花持ちの良い切り花です。
花の色
ヒヤシンスの花の色は、赤、ピンク、オレンジ、アプリコット、青、紫、黄色、白などカラーバリエーションが豊富です。次々と新品種が作出され、淡い色からダーク系まで色のトーンも様々です。
生け方のポイント
ヒヤシンスは、いきなり茎をたくさん切ると、葉っぱが全部取れてしまいます。最初は茎を数ミリカットして生けて、葉っぱ付きのヒヤシンスを楽しみましょう。
ヒヤシンスは水分たっぷりで重さがある花です。花瓶に入れる水の量は少なめが適当ですが、花瓶の丈が低すぎると花の重みに茎が耐えられず折れてしまいます。重みに耐えられるような花瓶を選びましょう。
最近人気!球根付きのヒヤシンス
最近よく見かけるのが「球根つきの切り花」。球根から根が出て、花がついている状態で出荷され、根が切られている切り花より育てている感覚を味わえます。
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