12月11日の誕生花|ヒヤシンス

LOVEGREEN編集部
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12月11日の誕生花は「ヒヤシンス」です。「ヒヤシンス」について、花言葉や基本情報、色別の花言葉、豆知識など気になる情報をご紹介!
12月11日の誕生花
12月11日の誕生花は「ヒヤシンス」。
「ヒヤシンス」の花言葉は「スポーツ」「ゲーム」「悲哀」。
ヒヤシンスについて
科・属 | ユリ科・ヒアシンス属 |
和名 | 風信子 |
英名 | Common hyacinth, garden hyacinth |
学名 | Hyacinthaceae |
原産地 | 北アフリカ 地中海沿岸 |
開花期 | 2月~4月 |
ヒヤシンスの特徴
ヒヤシンスは太い茎の先に総状に花をつけ、花は上半が六裂し、くるりと反り返ります。香りがとても良く、見た目も香りも楽しめる花です。また、ヒヤシンスは球根植物なので根の観察が出来る水耕栽培などにも向き、インテリアとしても人気です。ヒヤシンスの球根は9月~10月に販売されるので水耕栽培を試してみたい方は、早めに球根を用意しましょう。
ヒヤシンスの種類
ヒヤシンスの花色は白、赤、黄などが定番で人気があります。そのほか、ピンクや紫、青、オレンジ、紅色などもあり、色の濃さなども少しづつ異なるものがあり、とても幅広い展開になっています。
ヒヤシンスの色別の花言葉
ヒヤシンス全般の花言葉は「スポーツ」「ゲーム」「悲哀」。
赤いヒヤシンスの花言葉は「嫉妬」。
白のヒヤシンスの花言葉は「控えめな愛らしさ」。
紫のヒヤシンスの花言葉は「悲しみ」。
青いヒヤシンスの花言葉は「変わらぬ愛」。
黄色のヒヤシンスの花言葉は「あなたとなら幸せ」。
ピンクのヒヤシンスの花言葉は「淑やかな可愛らしさ」。
ヒヤシンスにまつわるギリシャ神話
ヒヤシンスの「悲哀」という花言葉は、ギリシャ神話のヒヤキントスという美少年の悲劇的な話からつけられています。
ヒヤキントスはアポロンにとても愛されていましたが、西風の神ゼフィルスは二人の仲を嫉妬していました。ある日アポロンとヒヤキントスが円盤投げをしていると、ゼフィルスが思いがけない強風を吹かせ、方向が狂った円盤はヒヤキントスの額に命中。彼はそのまま息途絶えてしまいました。このヒヤキントスの血から咲き出したのが、ヒヤシンスと言われています。
▼ヒヤシンスの育て方など詳しい情報はこちら
ヒヤシンス
- ヒヤシンスは秋植え春咲きの球根植物です。ヒヤシンスは小さな花を花茎に連なるように咲かせます。ヒヤシンスにはダッチ系とローマン系があり、ダッチ系は花数も多く豪華です。私たちが日頃見ているヒヤシンスの多くはダッチ系ヒヤシンスです。ヒヤシンスの一番の魅力は、花色のバリエーションの豊富さと強く甘い香りでしょう。 ヒヤシンスは庭植えや鉢植えなど土壌で育てることも、土を使わずに水耕栽培(水栽培)でも育てる事も出来ます。球根は通常、一球から一つの花を咲かせますが、最近は品種改良が進み一球から数本の花芽を出し咲かせる品種もあります。球根の表皮は花色によって違い、表皮の色でおおよその花の色が分かります。 庭植えのヒヤシンスは数年植えっぱなしでも花を咲かせます。但し、球根に蓄えられている養分が減って行くにつれて花も小さくなっていきます。毎年ヒヤシンスの花を楽しみたければ、花後、葉を残して花茎を付け根から切り戻します。その後緩効性肥料を与え、残った葉が茶色く枯れたようになるまで光合成をさせます。こうすることで球根に養分が蓄えられ、翌年も花を楽しめるようになります。葉が茶色くなった頃に球根を掘り上げて次の秋の植え付けまで休ませることで、球根を良い状態で保存しておけます。
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