菊の花言葉|花の特徴や花言葉の由来、種類
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菊の花言葉、花の特徴や花言葉の由来、種類をご紹介。菊は古くから愛され親しまれてきた日本の花。
目次
菊の花言葉
菊の花言葉は「高貴」「高尚」
菊の色別の花言葉
白色の菊の花言葉は「真実」
ピンク色の菊の花言葉は「甘い夢」
黄色の菊の花言葉は「敗れた恋」
菊とは|花の特徴や花言葉の由来
菊は、皇室の紋にも使われている日本を象徴する花のひとつです。古くに薬草として中国から渡来したのが始まりで、不老長寿や若返りの妙薬として珍重されていました。その後、花の美しさが人気となり、たくさんの園芸品種が作出され、今でも愛され続けている花です。
菊の花言葉の由来
菊は、竹、梅、蘭と並んで四君子と呼ばれ愛されてきました。四君子とは、竹、梅、菊、蘭の4種を草花のなかの君子と称えた言葉です。君子とは徳が高く品格のある人という意味。菊は四君子に含まれるほど、美しく尊い花として扱われていました。菊の花言葉は「高貴」「高尚」は、菊が高貴な花として愛されてきた歴史に由来するようです。
菊の花の時期
菊は、切り花として通年流通する花材で、冠婚葬祭からフラワーギフト、日常の花として浸透していますが、地植えの開花時期は秋の9月~11月です。
重陽の節句、別名「菊の節句」
9月9日は重陽の節句です。重陽の節句は、1月7日の人日(じんじつ)の節句(七草粥を食べる日)、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句と並んで江戸幕府で定めた五節句の中のひとつなのですが、現在ではあまり知られていないのが現状です。
節句にはそれぞれ植物が飾られたり用いられます。桃の節句はいわずもがな桃の花。端午の節句は菖蒲湯に入ると健康になると言われています。そして、重陽の節句では菊の花を用い、飾って愛でたり、菊の花を浮かべたお酒飲んだりします。そのため重陽の節句は、別名「菊の節句」とも言われています。
菊をマムと言う理由
切り花として流通する際、菊は「マム」と呼ばれることがあります。これは、学名のChrysanthemum(クリサンセマム)の略称です。切り花のマムを大きく分けると2つに分けられ、1本の茎に1つの花が咲くものをマム、1本の茎に複数の花が咲いているものはスプレーマムと呼ばれています。
菊の種類
菊は中国から日本に渡来し、江戸時代に入って人気が出て、多くの園芸品種が作出されました。これらを「古典菊」と呼び、「江戸菊」「嵯峨菊」「美濃菊」など地名を冠してカテゴリー分けされています。
スプレーマム、ピンポンマムなど、イギリスを中心に欧米で生み出された小輪でたくさんの花をつける菊は「洋菊」と呼ばれています。咲き方や、花びらの形状は様々。最近は、花壇や寄せ植え向きの菊もあり、ポットマムやガーデンマムの名前で流通しています。
どちらも品種改良が繰り返されていて、たくさんの種類があります。菊の花色は、黄色や白、ピンク、オレンジ、赤、緑、紫などがあります。
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