桜の花言葉|花の特徴、花言葉の由来、種類
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桜の花言葉、花の特徴、花言葉の由来、種類についてご紹介。桜は春の風物詩。人々を魅了してやまない日本の花。
目次
桜の花言葉
桜の花言葉は「精神の美」「優雅な女性」
うっとりするほど優美に咲く姿、あっという間にはかなく潔く散っていく姿、桜のそんな姿を象徴するような美しい花言葉です。
桜の種類別の花言葉
八重桜の花言葉
八重桜の花言葉は「おしとやか」「豊かな教養」
寒緋桜の花言葉
寒緋桜の花言葉は「あでやかな美人」
河津桜の花言葉
河津桜の花言葉は「初恋」「純潔」
桜の英語の花言葉
桜には、複数の英語の花言葉があります。
「a good educations(良い教育)」
「ascetic beauty(禁欲的な美しさ)」
「feminine beauty(女性的な美しさ)」
「gentle(穏やか)」
「honor of graceful resignation(潔い辞意)」
「insincenity(不真面目)」
「kind(親切)」
「peace(平和)」
「spiritual beauty(精神的な美しさ)」
「transience of life(人生のはかなさ)」
「transience(はかなさ)」
桜とは|花の特徴、花言葉の由来
桜は、バラ科サクラ属の落葉低木か高木。少し前までの見解では、桜はスモモ属に含まれると考えられていましたが、現在では美しい花を観賞するいわゆる「桜」は、サクラ属に分類されています。
桜は、日本の春を代表するような花木です。春に、枝いっぱいに花を咲かせる様子は美しく圧倒的で、見るものを魅了します。街路樹や公園など、身近な場所で見かける染井吉野という品種は、江戸彼岸と大島桜の交雑種だといわれています。今では花見といえば染井吉野ですが、昔の花見は山桜だったそうです。染井吉野は、葉が出るよりも先に花が咲くため、満開の時には枝が花で覆われたように見えるのも魅力の一つです。
桜の花言葉「精神の美」は、染井吉野や山桜の花があっという間に、潔く散っていく様子にちなみます。もう一つの桜の花言葉「優雅な女性」は、桜の花を咲かせる姿から連想されたといわれています。
桜は英語で何という?
桜の英語を紹介します。
- cherry blossoms
- sakura
「cherry blossoms」は、桜の種類全般の花を意味する言葉です。「sakura」は、日本の桜を意味しています。特に日本の桜について特化して表現したいときに使用されます。
桜の種類
日本の野生の桜は9種類、交雑種も含め自生している桜は100種類以上、さらに園芸種を合わせると300種以上もあるといわれています。
身近な場所で見かける桜の種類を紹介します。
染井吉野
染井吉野は、もっとも身近な場所で見かける品種。若木のうちからよく花を咲かせ、大きくなることから、戦後、盛んに植えられたといわれています。
大島桜
大島桜は、伊豆諸島で見つかった桜で、霞桜から変異したものだと考えられています。 花と同時に出てくる葉にも芳香があり、桜餅を包むのに使用されていることでも有名です。
山桜
山桜は、日本の南のほうに自生しています。花と葉が同時に出てくるのが特徴です。染井吉野が現れる前は、花見といえば山桜だったそうです。
丁字桜
丁字桜は、日本の固有種で本州のあちこちに自生しています。小ぶりな花を下向きに咲かせます。
豆桜
豆桜は、本州中部の太平洋側に自生しています。直径2cmほどの小さな花を咲かせます。
十月桜
十月桜は、小彼岸桜から作られた園芸品種です。春と秋、1年で2回咲くのが最大の特徴です。
寒緋桜
寒緋桜は、桜では珍しい赤に近い濃いピンクと釣鐘形の花が特徴です。沖縄や鹿児島では自生している姿も見かけます。早咲きの桜です。
河津桜
河津桜は、明るいピンクの花を咲かせる早咲きの桜です。静岡県の河津町で発見された自然交雑種です。花径は直径3~4cmほど。明るいピンク色でふっくらとした花びらが特徴です。早咲きの桜です。
陽光桜
陽光桜は、明るいピンク色の花を咲かせる桜です。河津桜とよく似ていますが、陽光桜の方が少し遅れて咲きます。さらに花径4~5cmと大きいのが特徴です。
小彼岸桜
小彼岸桜は、豆桜と江戸彼岸の交雑種だと考えられています。お彼岸の頃に花を咲かせること、花が小ぶりであることが名前の由来です。花径2cm程度の花を密に咲かせます。
枝垂れ桜
枝垂れ桜は、糸桜の別名です。多くの桜の品種に枝垂れ型はありますが、一般的に枝垂れ桜というのは、この糸桜のことを指します。江戸彼岸の変種であると考えられています。
西洋実桜
西洋実桜は、サクランボの実る桜です。
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