アリウム・リトルガーディアンとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
アリウム・リトルガーディアン
学名

Allium ‘Little Guardian’

別名・流通名
夏咲きアリウム
科名
ユリ科(ネギ科)
属名
アリウム属

アリウム・リトルガーディアンの特徴

アリウム・リトルガーディアンは、夏に花が咲く夏咲きアリウムです。アリウムは数多くの品種がある植物ですが、一般的な開花時期は春~初夏なのに対して、リトルガーディアンは暑さに強く、夏に花が咲くのが特徴です。最近、リトルガーディアンの他に、いくつかの夏咲き品種が登場しています。

その中でもアリウム・リトルガーディアンは、草丈15~20cmのコンパクトな品種です。花はハーブのチャイブに似た雰囲気ですが、チャイブよりもう少し大きいサイズです。庭や花壇のフロントに植栽すると見栄えがし、鉢植え栽培にも適しています。

一輪一輪の花が長持ちするのも特徴のひとつです。夏の強い日差しにも負けず葉が生い茂り、花も長持ちします。小ぶりな花は様々な夏の宿根草と相性が良く、夏の庭や花壇のアクセントとして活躍する存在です。

一般的なアリウムは、初夏の花が終わると秋は落葉していますが、アリウム・リトルガーディアンは秋も葉を保ち、冬に近づくにつれて落葉します。球根は植えっぱなしで管理することができます。

アリウム・リトルガーディアンの詳細情報

園芸分類 球根
草丈・樹高 15~20cm
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 ピンク
開花時期 8月~9月

アリウム・リトルガーディアンの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花

アリウム・リトルガーディアンの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりが良い場所から半日陰程度まで植栽可能です。アリウム・リトルガーディアンは、耐暑性のあるアリウムですが、夏に強い西日が当たる場所への植え付けは避けましょう。

用土

有機質が多く水はけの良い土を好みます。鉢植えの場合は、 草花用の培養土でも問題なく育ちます。

アリウム・リトルガーディアンの育て方のポイント

水やり

地植えは、植え付け直後に水やりをする以外はほとんど必要ありません。

鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりとを目安に与えます。完全に水切れを起こすと花が咲かなくなるので注意しましょう。花後は、葉が緑のうちは水やりを行います。

肥料

他の草花が咲いている土ならば、地植えはほぼ不要です。

鉢植は春と秋に緩効性肥料を与えましょう。

病害虫

特別な病害虫の害はありません。

アリウム・リトルガーディアンの詳しい育て方

選び方

今のところ、球根を植え付けた芽出し苗での流通が多いようです。葉に痛みがない苗を選びましょう。

植え付け

アリウム・リトルガーディアンは、アリウムの中でも小型品種です。鉢植えや花壇のフロント、木の株元などに植え付けるのに適しています。

植えっぱなしで管理できるので、地植えの場合は一年を通じて、日当たりが良く水はけの良い場所に植え付けましょう。

アリウム・リトル ガーディアン

アリウム・リトルガーディアンは夏に開花します。花が終わったら花茎のみ株元でカットしましょう。

収穫

花持ちが良いので切り花としても楽しむことができます。

夏越し

夏に強いので特別な夏越しの必要はありませんが、西日が強く当たる場所への植栽は避けましょう。鉢植えは適度な日当たりの場所へ鉢を移動します。

冬越し

耐寒性があるため、特別な冬越しの必要はありません。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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